【中日】中田翔抹消に井上監督「2、3日使える感じがない。じゃあもう抹消て話です」/一問一答
中日が今季18度目の完封負けで5位に転落し、借金は再び10となった。巨人先発森田に7回2安打無失点と抑えられた。先発大野雄大投手(36)は5回7安打4失点で今季4敗目。3回2死三塁から泉口の二塁正面への緩いゴロを田中幹也内野手(24)がポロリ。先制の適時失策となると、キャベッジに左翼フェンス直撃の適時二塁打、続く岸田に5号2ランと一気に4点を失った。
試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。
-取れるところでアウトが…
「結局そういうことだね。だから、やっぱり取れるところで点を取れなかった、初回の(1死満塁)。で、逆に取れるアウト取れなかったっていうところで…。やっぱり1球の、ワンアウトの大切さで、もちろんバッターに対する1球で。カツーンとツーベースをキャベッジに打たれた、岸田にガバーンって(2ランを)いかれたっていうところが。そこで、ある意味も勝敗がグッとこう傾いたって感じかな」
-岡林の不振が
「もちろんそのあいつを今7番か、下げてっていうふうなことも考えながらでも、まだオレの中では外すつもりはないっていう。だからね、上林センター行け、ブライトはライト行けっていうのは簡単だけど、まあまあ、そこはかたくなにずっとオレも外さずに使ってきたっていうのは、あいつだけだから。あいつだけは、一応、オレの希望とあいつの我慢強さとっていうのは合致すれば、最後の、143試合は全部使うつもりでもいい」
-ずっと調子いい選手もいない
「でも、リードオフマンとして、例えばけが人がポロポロ出てきた時に上林が頑張ってくれた。そこでまた岡林とバヤシバヤシで引っ張ってくれたっていうのは事実だから。やっぱり後半に来て垂れてるようではあかんよと。後半の方が頑張りの印象っていうようなものが強くなるわけですし。数字だって結局ね、2割9分なんぼあったのが、今2割6分ぐらいに落ちるわけでしょ。3分落ちるとはよっぽどやと思うけど、もう一踏ん張りっていうところ。もう奮起をこっちは促すし、それに応えてもらうしかないよ」
-中田が登録抹消
「体調不良」
-ちょっと長引きそうか
「いや、ちょっと2、3日ちょっと使える感じがないなと思ったから。もう。じゃあもう抹消するよって話です」
-巨人森田は先発としては初対戦
「難しいよね、それは。初対戦っていうのはもうもちろんだし、じゃあチャビだけ初対戦かっつうのは違って、みんな初対戦なわけだから。でも、それはね、対策としてミーティングして『こうして、ああして』っていうことがあったとしても、真剣勝負になった時には、それを生かすか忘れるか、それを生かさないかっていうところは、もうその一瞬の勝負だからね。ただ、毎日試合があるっていうことを考えれば、もう、クヨクヨしててもしゃあないということです」
-初登板の吉田はこのまま中継ぎで
「ちょっと考えます。今回9連戦だったというところもあって、メヒ(メヒア)を先発持ってったり、中継ぎ入れたり、吉田を中継ぎに持ってったりしたんで、その辺もちょっと考えます」