トヨタ最新「クラウン“マジェスタ”」に反響集まる! 「V8が良かった」「復活して嬉しい」の声も! “約840万円×330馬力超え”のハイパワーモデルとなった「最上級モデル」サウジ仕様に熱視線!

 クラウン マジェスタが初めて登場したのは、1991年に発売された9代目クラウンの時です。

 このモデルは、クラウンの中でも特に高級感を追求した仕様として設定されました。

 初代マジェスタは、9代目クラウンと同時に発表され、特別な装備やエンジンを備えることで、単なる上位グレードを超えた独自の存在感を放っていました。

 一般的にはクラウンの最上級モデルと見なされがちですが、正確にはクラウンから派生した上級モデルという位置づけが適切です。

 このようなモデル構成が生まれた背景には、当時のトヨタのフラッグシップモデル「セルシオ」の存在が大きく関わっています。

 トヨタのラインナップでは、ショーファードリブン(運転手付きの高級車)として知られる「センチュリー」が頂点に君臨していましたが、それに次ぐ高級車としてクラウンが位置していました。

 しかし、セルシオが登場したことで、クラウンの地位が揺らぐ可能性が出てきたのです。

 こうした状況に対応するため、トヨタは新たな戦略を打ち出しました。

 1989年9月、8代目クラウンに新開発のV型8気筒4.0リッターエンジンを搭載し、最上級グレード「4000 ロイヤルサルーンG」を発売しました。

 そしてそのわずか1ヵ月後、同じエンジンを搭載したセルシオがデビューします。

 この流れによって、トヨタは「最高峰のエンジンを最初に採用したのはクラウンである」という点を強調し、国産高級車としてのクラウンの地位を守り抜いたのです。

 これについて、ネット上では「そこまでクラウンにこだわる理由がわからない」という声も一部で見られました。

 しかし、多くのファンは「トヨタがクラウンというブランドを大切にしている証拠だ」と好意的に受け止めています。

 実際に、SNSでも「クラウン マジェスタの復活を待っている」「あの独特の高級感が忘れられない」といった投稿が散見され、根強く支持されていることがうかがえます。

 しかし、時代が進むにつれてブランドのあり方も変わり、マジェスタの立ち位置にも影響を与えました。

 2013年に登場した13代目クラウンでは、マジェスタは「ロイヤル」や「アスリート」と並ぶ1つのモデルとして位置づけられ、独立性が薄れていきます。

 そして2018年の15代目クラウンのフルモデルチェンジを機に、ついにマジェスタの名前は日本国内から姿を消しました。

 この決定に、ネット上では「マジェスタがなくなって寂しい」「復活してほしい」と嘆く声が多数寄せられました。

 一方で、「時代の流れだから仕方ない」と冷静に受け入れる意見もあり、賛否が分かれる状況でした。

 確かに、マジェスタは多くの人にとって特別な存在でしたが、自動車業界全体が環境性能や新しい価値観を重視する方向にシフトする中で、その役割を終えたとも言えるでしょう。

 そんな中、マジェスタの名前が意外な形で復活したのがサウジアラビアです。

 現在、サウジアラビアで販売されているクラウンのグレード名として「Majesta」が採用されています。このモデルは、日本で展開されている「クラウン クロスオーバー」と基本設計を共有しており、内外装やパワートレインもほぼ同じです。

 ただし、現地のニーズに合わせて一部の装備や仕様が調整されています。

 具体的には、2.5リッターハイブリッド車には「Premium(プレミアム)」、344馬力を誇る2.4リッターターボハイブリッド車には「Majesta(マジェスタ)」というグレード名が付けられています。

 サウジアラビアでのクラウン マジェスタの価格は約21万1140サウジリヤル(約842万円)からとなっており、日本仕様の最上級グレード「RS」(670万円/消費税込)と比べると高額です。

 ただし、税制や市場環境の違いがあるため、単純な比較は難しいところです。

 この海外での復活について、ネット上では「マジェスタの名前がまた聞けて嬉しい」「日本でも復活してほしい」という声が上がっています。

 一方で、「サウジアラビア仕様ならではの特別感がいいね」と、現地向けの展開を肯定的に捉える意見や、「マジェスタを名乗るならV8エンジンが良かったなあ」など、歴代のパッケージを惜しむ声も見られました。

関連記事: