新車102万円! トヨタが新「軽トラック」発表! "2人乗り×超タフ"が自慢な「最強の軽トラ」が大進化! 超豪華"エクストラ仕様"もある「新ピクシストラック」登場!
トヨタは軽トラック「ピクシストラック」の一部改良を発表し、販売を開始しました。
トヨタが新「軽トラック」発表!
2025年2月25日、トヨタは軽トラック「ピクシストラック」の一部改良を発表し、同日より販売を開始しました。
この“トヨタの軽トラ”とは一体どのような特徴を持っており、今回どんな改良が施されたのでしょうか。
初代ピクシストラックは2011年に誕生。
2014年にはフルモデルチェンジして2代目が登場し、現行モデルとして販売が続いています。
グレードは「スタンダード」「スタンダード“農用スペシャル”」「エクストラ」の、3グレード展開。
スタンダードは、その名の通り最安価のベースグレードですが、「電動式パワーステアリング」や「助手席用サンバイザー」「ラジオ」「エアコン」など必要不可欠のアイテムは標準装備となっています。
スタンダード“農用スペシャル”は、農業従事者に向けたグレードで、駆動方式は4輪駆動のみというタフな構成が特徴です。
くわえて、重い物を積載した際に車体後方の沈みを抑えて車両を安定させる「4枚リーフ式リアスプリング」を標準装備するほか、片側のタイヤが空転する“ぬかるみ”のような路面において反対側のタイヤにも駆動力を伝えて脱出を後押しする「スーパーデフロック」を搭載しています。
最上級グレードのエクストラは、オーナードライバーをターゲットとする、豪華な装備を取り揃えたグレード。
先述の2グレードの装備に加えて、メッキ仕様の「フロントグリル」が標準装備したほか、テールゲートを開いた際に水平に保つことで長い物を積む際に便利な「格納式テールゲートチェーン」や「リアウインドウスモークドガラス」「パワーウインドウ」「電動格納式ドアミラー」など、上質な外観とともに機能性を備えた快適装備を搭載しています。
この全グレードとも、ボディの塗装には「カチオン電着塗装」を採用しており、さらにアッパーボディの表面積100%に防錆鋼板を使用。
そのほか樹脂製の前面パーツを採用したり、フレームを含めた下回りの防錆対策も万全にすることで、漁港や豪雪地帯など過酷な環境における激しい使用環境にも長期間に渡って耐える、まさに「最強の軽トラ」と呼んでも過言でないタフさを実現しました。
さらに軽トラックの中でもトップクラスの乗降性を確保し、ドア開口部の広さが1080mm、ドア開度は67度、フロア高は415mm。
室内幅は1340mmあり、運転席は最大140mmのスライドができるため、体が大きなドライバーでも窮屈さを感じることがなく運転が可能です。
シート座面も工夫が見られ、摩擦の少ない部分に縫製位置がくるように配慮。頻繁に乗り降りを繰り返す軽トラックにふさわしい耐久性を実現しました。
パワートレインには、最高出力46馬力・最大トルク60Nmを発揮する660ccの直列3気筒エンジンを搭載しています。
そんなピクシストラックに今回一部改良が施され、「スマートアシスト」が全グレードで標準装備となり、“非装着車”の設定が無くなりました。
また、側面衝突の乗員保護基準に適合するために、インテリアのピラー部に樹脂ガーニッシュを追加したほか、コーナーセンサーのスイッチ変更とメーター表示の追加が行われています。
ボディカラーは全5色から選択可能となり、車両価格は102万8500円(スタンダード・2WD・5MT)から、140万8000円(エクストラ・4WD・CVT)となっています。
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ちなみにこのピクシストラックは、トヨタグループに属するダイハツの技術を基にしたモデルであり、製造もダイハツが担当。
ダイハツブランドでは「ハイゼットトラック」として展開される、OEM供給モデルです。