「課徴金25億ウォン未納」 滞納者ランキング1位・金建希夫人の母、韓国国内に不動産21物件所有していた

【TV朝鮮】(アンカー)

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の配偶者・金建希(キム・ゴンヒ)夫人の母親、崔殷淳(チェ・ウンスン)氏は課徴金25億ウォン(約2億6000万円)を滞納し、全国個人滞納者1位になりましたが、所有不動産は21物件もあります。このうち、ソウルの6階建てビルが強制処分手続きに入りました。イ・スンフン記者がお伝えします。

【グラフィック】金建希夫人の母が所有する21物件の場所

 (記者リポート)

 ソウル市江東区にある6階建てのビル。

 2016年末、金建希夫人の母親、崔殷淳氏が43億ウォン(約4億5000万円)で買いました。

 築30年を過ぎていますが、相場はさらに上がっています。

 (不動産関係者)

 「80億ウォン(約8億4000万円)から90億ウォン(約9億4000万円)の間。(崔殷淳氏所有のビルであることは)みんな知っています。(テナントは)入ってくる時にみんな知った上で入ってくるんですよ」

 京畿道城南市は崔殷淳氏所有のこのビルを韓国資産管理公社の公売を通じて強制売却することにしました。

 崔殷淳氏が課徴金25億ウォンを納付していないためです。

 (キム・ドンヨン京畿道知事)

 「納付の拒否や弁明は、われわれが差し押さえた不動産の公売を通じて必ずや決着をつけると申し上げます」

 崔殷淳氏は納付期限の最終日に課徴金を払うと言って口座番号を受け取りましたが、結局払いませんでした。

 (城南市の関係者)

 「滞納し、その猶予期間を与えたのに納付しないから公売を依頼したのです」

 崔殷淳氏は城南市中院区島村洞の土地を他人名義で購入して摘発され、5年前に中院区から課徴金27億ウォン(約2億8000万円)を賦課されました。

 このうち約2億ウォン(約2100万円)しか払っていませんが、崔殷淳氏はソウル市内のビルをはじめ、京畿道楊平郡、忠清道、江原道など全国21カ所に数百億ウォン(数十億円)相当の建物や土地を持っていることが分かっています。

 これらの不動産物件は現在、全て仮差し押さえされています。TV朝鮮、イ・スンフンがお伝えしました。

(2025年12月17日放送、TV朝鮮『ニュース9』より)

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>

関連記事: