横浜FCがPK戦で町田撃破!GKメギオラーロが連続ストップの離れ業!!C大阪とのPOラウンドへ
ルヴァンカップ3回戦で、横浜FCがFC町田ゼルビアを1-1から突入したPK戦の末に下し、プレーオフラウンド進出を決めた。
プレーオフラウンドの第1戦は6月4日、第2戦は同8日で、横浜FCはセレッソ大阪と対戦する。横浜FCは第2戦をホームで戦う。若手が多く出場するルヴァン杯で、横浜FCは2回戦に続いて特別指定選手のDF細井響(新潟医療福祉大)を先発で起用。MF熊倉弘貴やFW駒沢直哉といったルーキーも積極起用した。
試合が始まると序盤に町田にアクシデントが襲う。DFドレシェヴィッチがドリブルで持ち上がろうとした際に足を痛めてしまう。前半9分にDF昌子源との交代を余儀なくされた。
しかし前半12分の先制点の場面に昌子が絡むことになる。CKのこぼれ球を拾った昌子が粘ってシュートを放つと、浮き球となってこぼれたボールをFW藤尾翔太がヘディングで決め切って、町田が先制に成功した。
1点リードで折り返した後半も町田はチャンスを作った。しかし7分に左クロスをダイレクトで合わせたDF林幸多郎のボレーは右ポストを直撃。途中出場のFW桑山侃士が26分に右クロスに飛び込んだヘッドも、右ポストに嫌われた。
すると後半39分だった。横浜FCはカウンターからFW櫻川ソロモンのスルーパスにFW小川慶治朗が反応。スピードに乗ったままエリア内に侵入すると、右足の鋭いシュートをゴール左隅に蹴り込んで、同点に追いつく得点を奪った。
そして試合は延長戦を戦っても決着がつかずに、勝ち上がりをPK戦で決めることになった。PK戦では先攻で蹴った町田のMF仙頭啓矢のシュートをGKフェリペ・メギオラーロが見事にストップ。さらに2人目の昌子のシュートもメギオラーロが左手に当てて弾き出す。
決着がついたのが4人目。町田は3人目のFWバスケス・バイロンは決めたが、4人目で蹴ったDF岡村大八が左に外して失敗。全員が決めていた横浜FCが勝ち上がりを決めた。
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