中国外相、ロシア外務次官と会談 ウクライナ危機協議
10月30日、ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官は、北京で中国の王毅外相と会談した。ロシア通信(RIA)が北京から報じた。2022年撮影(2024年 ロイター/Florence Lo)
[30日 ロイター] - 中国の王毅外相は30日、ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官と会談し、ウクライナ危機について協議した。王氏は両国の強固な関係を再確認した。
中国外務省が明らかにした。詳細な協議内容は公表していない。
王氏は「国際情勢の変化」に影響されない両国の強固な関係を再確認し「双方は様々な分野の協力やあらゆるレベルの交流を調整するため、共同で取り組みを進めるべきだ」と述べた。詳細は明らかにしなかった。
訪中は、ロシアのウクライナとの戦争が危険な新展開を見せる中で行われた。北朝鮮は兵士をロシアに派遣しており、北大西洋条約機構(NATO)と韓国は北朝鮮兵が近くロシア軍に合流する可能性があるとして警戒感を表明している。 もっと見る
ルデンコ氏は、2022年2月にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始した後、ロシアと北朝鮮との関係構築に関与。戦争初期にウクライナとの和平交渉に臨んだロシア代表団のメンバーでもあった。
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