三笘薫が逆転アシスト!! “背番号20”ミルナーの6季ぶり弾で反撃始めたブライトン、マンチェスター・C破って今季リーグ初勝利
逆転勝利を収めた
プレミアリーグは31日、各地で第3節を開催した。ブライトンはMFジェームズ・ミルナーのゴールで追いつくと、MF三笘薫のアシストから逆転ゴールが生まれてマンチェスター・シティに2-1の逆転勝利を収めた。今季リーグ戦初勝利となっている。
マンチェスター・Cは前半9分、MFオマル・マーモウシュのスルーパスでFWアーリング・ハーランドが最終ラインの背後に抜け出したが、DFヤン・ポール・ファン・ヘッケからプレスを受ける中で放ったシュートは勢いがなくGKバルト・フェルブルッヘンの正面に飛んだ。対するブライトンは同19分。カウンターからFWダニー・ウェルベックのパスで三笘が抜け出す。ペナルティエリア手前から右足を振り抜いたが、GKジェームズ・トラッフォードの好セーブに阻まれた。
前半25分にはマンチェスター・Cにチャンス。ハーランドがDFラヤン・アイト・ヌーリのクロスを頭で合わせてゴール右上隅を狙ったが、GKのパンチングに遭った。それでも同34分、マーモウシュがペナルティエリアに入るところ中央でFWオスカー・ボブのパスを受けると、混戦の状況でDFルイス・ダンクの股の間を抜くスルーパス。これをハーランドが合わせて先制に成功した。
先制したマンチェスター・Cは後半15分、マーモウシュの折り返しにボブが滑り込んだがミートできなかった。同17分にはブライトンがカウンターを発動。三笘が自陣からドリブルで持ち運び、MFヤンクバ・ミンテにスルーパス。ミンテはスピードに乗ったままボールを収めてシュートしたが、GKに触れられて枠の上に飛んだ。
そうして迎えた後半20分、ブライトンが右サイドからのFKを獲得すると、ファーサイドからダンクが放ったシュートがDFマテウス・ヌネスの腕にヒット。ダレン・イングランド主審はハンドの反則でPKと判定した。このチャンスでミルナーがGKの逆を突いてゴールネットを揺らし、同点とした。
リバプールでも活躍したミルナーは2019-20シーズン以来となる公式戦でのゴール。今季から背番号をオフシーズンに亡くなったディオゴ・ジョタさんの20番に変更してプレーしており、得点後にはジョタさんのテレビゲームパフォーマンスを披露して追悼した。なお『オプタ』によると、ミルナーは39歳239日でリーグ最年長PKゴールになったという。
三笘は後半34分にペナルティエリア左でボールを受け、相手と正対する中で右足を振ったがブロックされた。同38分にはミンテのパスを右足でフリックしてラストパスを狙うも味方には繋がらなかった。続く後半43分、右CKをダンクが頭で合わせると、ゴール前にこぼれたボールをファン・ヘッケが合わせたがGKのスーパーセーブに阻まれた。それでも同44分、FWジョルジニオ・ルターの落としを起点に三笘のダイレクトパスに抜け出したMFブラヤン・グルダがGKをかわし、劇的な逆転ゴール。三笘は今季初アシストとなり、今季リーグ戦初勝利に貢献した。
速攻劇的決勝弾⚡️#三笘薫 のスルーパスを受けた #グルダ華麗な切り返しでエリア内の相手を躱しきりボールをゴールに流し込む
プレミアリーグ 第3節#ブライトン v #マンチェスター・Chttps://t.co/I2DW4Z25g1 pic.twitter.com/4Pxq56a6y6