三代目JSBメンバーの今市隆二さん、タクシー運転手と示談成立 暴行と脅迫で書類送検

「三代目 J SOUL BROTHERS」メンバーの今市隆二さんがタクシー運転手に暴行、脅迫を加えた疑いで書類送検された件をめぐり、8月28日に双方の間で示談が成立した。

被害者側となるタクシー運転手の代理人をつとめる弁護士らが同日、都内で会見を開いて明らかにした。

双方の代理人間の交渉により、今市さんが最終的に被害者に向けて殺すぞという趣旨の発言をしたことを認め、暴行と脅迫の事実について謝罪があったことから、運転手側が謝罪を受け入れ、示談成立に至ったという。

これにより、運転手は今市さんに対する被害届を取り下げた。今市さんの芸能活動の自粛や、グループメンバーとしての芸能活動休止は求めないという。

●運転手「アクリル板を突然殴られたときの衝撃と恐怖は物凄いものがあった」

会見では、被害者のタクシー乗務員のコメントが代読された。

当日、乗り込んできた客が今市さんだとすぐわかったという。かなりお酒に酔っていたと振り返る。

「運転中に耳元にアクリル板を突然殴られたときの衝撃と恐怖は物凄いものがありました。今まで経験したことのない衝撃と恐怖でした。」

「何をされるかわからないという恐怖だけでなく、『もし事故を起こしてしまったらどうしよう』『絶対事故を起こさせないように』ということだけを考えるようにしました。私にとっては、ただただ、恐怖の数十分が過ぎていきました」

会見に出席した運転手側の河西邦剛弁護士によれば、示談において解決金の支払いはあるが、金額については口外できない。今市さんからの謝罪は書面を通じてのものだ。

示談には含まれていないが、再犯防止の取り組みが期待されているという。

元検事の西山晴基弁護士は、「飲酒の事件で記憶曖昧になっている事件は多々ある。飲酒のしかたについて気をつけていくことが必要と思う」と述べた。

また、今市さん側の代理人弁護士からは、今後の「禁酒」の提案もあったという。

●これまでの経緯

今市さんの所属事務所「LDH」のこれまでの発表によれば、問題が起きたのは今年4月。酒に酔った今市さんがタクシー乗車中に、同乗の友人と口論となり、車内外で乱暴な言動をしたという。

今市さん側から謝罪を申し入れ、同月中にタクシー会社との間で示談は成立していたが、運転手側はこれまで今市さんからの謝罪と和解の申し入れを受け入れていなかった。

LDH側は「第三者である」乗務員に向けた乱暴な言動はなかったとする立場をとっていた一方で、運転手側は「今市氏から一方的に行為を受けた」としており、考えに相違がみられた。

この問題をうけ、LDHは今市さんに対して報酬返上と自宅謹慎処分としたという。10月のグループのライブに今市さんが参加しないことも明らかにされていた。

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