メッシら不在のアルゼンチン、アルマーダの“ゴラッソ”でウルグアイ撃破!南米予選首位固めに成功
【欧州・海外サッカー ニュース】2026年ワールドカップ南米予選が21日に行われ、ウルグアイ代表とアルゼンチン代表が対戦した。
2026年ワールドカップ南米予選が21日に行われ、ウルグアイ代表とアルゼンチン代表が対戦した。
前節終了時点で勝ち点20の2位につけていたウルグアイと、同25で首位を快走するアルゼンチン。南米予選を左右する大一番がエスタディオ・センテナリオで行われた。ウルグアイでは、ヌニェスやバルベルデらが先発入り。一方でメッシ&ラウタロ・マルティネスが不在のアルゼンチンでは、フリアン・アルバレスやマクアリスターらがスタメンに入っている。
試合は序盤から南米予選らしく球際での激しい攻防が続き、両チーム決定的なチャンスをなかなか作れない。ウルグアイは40分、ウルグアイはデ・アラスカエタに代えてデ・ラ・クルスを投入し、早い時間に交代カードを切った。一方のアルゼンチンは43分に決定機を作るが、シュートは体を張ったブロックに阻まれた。その直後にはヌニェスとロメロの競り合いをきっかけに両チームが衝突する場面もあったが、前半はスコアレスで折り返す。
後半はよりオープンな展開となり、両チームボックス内へ侵入する機会を増やしていくものの、決定機が作れない時間が続く。アルゼンチンは62分、ジュリアーノ・シメオネが決定機を迎えたが、シュートはGK正面へ。その直後にも決定機を作ったが、GKロシェが果敢な飛び出しで防いでいる。
互いにゴールを予感させる場面が続いた68分、ついに試合が動く。ボックスやや遠い位置で受けたアルマーダが右足を強振。強烈なシュートがネットに突き刺さった。見事なゴラッソで、アルゼンチンが先制に成功する。
失点したウルグアイは72分、バルベルデやヌニェスらを下げてアギーレやビニャスらを投入。勝負に出る。しかし攻めあぐねる時間が続き、アルゼンチンも激しい守備でピンチを許さない。後半アディショナルタイムにはニコ・ゴンザレスが一発退場となったが、1点を守りきったアルゼンチンが1-0でウルグアイを下した。
この結果、アルゼンチンが勝ち点を28まで伸ばし、2位エクアドルとの差を「6」まで広げることに成功。一方のウルグアイは、同20のままとなった。これで南米予選は2位エクアドル(勝ち点22)から6位コロンビア(勝ち点19)まで3ポイント差に5チームがひしめく大混戦となっている。