「運営上の都合」「心苦しい決断」Rakuten TV、SNSの不満の声を受けコメント 「購入」コンテンツの視聴期間が終了へ
楽天グループは、ストリーミングサービス「Rakuten TV」の購入コンテンツの販売・視聴を終了すると発表した。Rakuten TVで購入したコンテンツが視聴できる期間は2026年の12月までを予定しているという。 【映像】Rakuten TV、SNSの不満の声を受けコメント(全文) 利用規約には、購入コンテンツについても「予告なくコンテンツの配信・視聴を停止する場合がある」旨の記載はされていた。その一例として、「当社が本サービスの提供を終了した場合」があげられていた。 この販売・視聴終了を受け、SNSではさまざまな声が上がっている。 「購入したコンテンツはずっと視聴可能だと思っていた」 「円盤で購入する私は間違ってなかったな」 「電子書籍とかもサービス終了したらパニックになるだろうな…」(SNSの声) 今回の件について、番組では楽天の広報担当者に聞いた。 購入コンテンツの視聴停止に対する「残念」「ショック」という声については、「真摯に受け止めております。そのようなコメントは社内でも確認しておりまして、Rakuten TVとしても心苦しい決断」とコメント。 また、「人気コンテンツである『BL』『ブロマンス』『LGBTQ+』関連コンテンツについては、2026年度中に(新たな方法で)見られるように検討していて、リリースの通り案内をしている」という。 視聴制限を2026年12月(予定)とした理由に関しては「運営上の都合です」ということだった。 この件についてOTEMOTO創刊編集長の小林明子氏は「サービスが続くと思って購入された方は、見られなくなることでショックもあると思うが、これは楽天に限らず、どの媒体でも起こりうるリスク。そもそも昔使っていたDVDのようなものも、それを再生するものがなくなって見られなくなることもあり得る」とコメント。 その上で「コンテンツを作る側としては、コンテンツは資産として未来に残っていってほしいもので、それがあることによって時代の変化がわかるものなので、何らかの形で残していってほしいと思う」と語った。 (『わたしとニュース』より)
ABEMA TIMES編集部