2つの銀河が正面衝突してできた「タフィー銀河」【今日の宇宙画像】

【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらの画像は、ハワイの「ジェミニ北望遠鏡」で取得したデータをもとに作成された「タフィー銀河(Taffy Galaxies)」です。

米国科学財団(NSF)の国立光学・赤外天文学研究所(NOIRLab)が2023年3月29日に公開したもので、soraeでは2023年4月5日の記事内で紹介しました。

  • Image Credit: Image Processing: M. Rodriguez (NSF’s NOIRLab), T.A. Rector (University of Alaska Anchorage/NSF’s NOIRLab), J. Miller (Gemini Observatory/NSF’s NOIRLab), M. Zamani (NSF’s NOIRLab) & D. de Martin (NSF’s NOIRLab); Acknowledgment: PI: A. S. Castelli (Universidad Nacional de la Plata)
  • sorae - 相互作用する銀河のペア「タフィー銀河」 ハワイの望遠鏡が撮影
  • NOIRLab - ‘Taffy Galaxies’ Collide, Leave Behind Bridge of Star-Forming Material

タフィー銀河とは、ペガスス座の方向約1億8000万光年先にある2つの銀河「UGC 12914」(左下)と「UGC 12915」(右上)を合わせた名称です。タフィーとは、砂糖やバターなどで作るお菓子を意味します。

NOIRLabによると、タフィー銀河は、2つの銀河が正面衝突してから2500万~3000万年経った姿だといい、衝突の影響でできた複雑な構造が引き伸ばされるタフィーのようだと解説しています。

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編集/sorae編集部

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