イスラエルとレバノン、停戦45日延長で合意 6月に再協議=米国務省
Bhargav Acharya Katharine Jackson [ワシントン 15日 ロイター] - イスラエルとレバノンは15日、米国の仲介による2日間の協議を経て、停戦を45日間延長することで合意した。協議ではさらなる進展に向けた今後数週間の追加会合の開催でも合意した。 国務省のピゴット報道官はXへの投稿で「4月16日に始まった停戦は、さらなる進展を図るため、45日間延長される」と述べ、数十年にわたる両国間の紛争解決を目指す協議は「非常に生産的だった」と評価した。停戦は17日に期限を迎える予定だった。 イスラエルとレバノンは14日から2日間の日程で米ワシントンで3回目の協議を行った。国務省によると、次回の協議は6月2─3日に実施される。 米国主導のレバノン・イスラエル間の仲介は、米イラン紛争の終結を目指す外交と並行して進められている。イランは、レバノンでのイスラエルの戦争終結を、より広範な紛争に関する合意の条件の一つとしている。 レバノンの代表団はイラン支援下にあるレバノンの武装組織ヒズボラの反対にもかかわらず協議に出席しており、敵対行為の停止を優先課題としている。イスラエルは、レバノンとのより広範な和平合意の一環としてヒズボラの武装解除が必要だとしている。 数十年ぶりの最高レベルの接触となるワシントンでの協議は、安全保障・軍事当局者の参加にまで拡大した。ピゴット報道官はXで、5月29日に国防総省で新たな「安全保障トラック」の交渉が開始されるほか、国務省が6月2─3日に両者を再び招集すると表明。「これらの協議が両国間の恒久的な平和、互いの主権と領土の一体性の完全な承認、そして共有する国境沿いの真の安全保障の確立に向けて前進することを期待する」と述べた。 レバノンとイスラエルの代表団はともに協議について前向きな声明を発表した。 レバノンの代表団は声明で、停戦の勢いを恒久的な和平合意につなげたいとの意向を示した。「停戦の延長と米国が仲介する安全保障トラックの設立は、国民に不可欠な猶予をもたらし、国家機関を強化し、持続的な安定に向けた政治的道筋を前進させるものだ」と述べた。 イスラエルのライター駐米大使は、協議は「率直かつ建設的だった」とし、「浮き沈みはあるだろうが、成功の可能性は大きい。交渉を通じて最も重要なのは、国民と兵士の安全だ」とXに投稿した。