NCTユウタが神戸の始球式に、ストライクながら「60点」
13時間前
登板後の取材に応えるNCT ユウタ(6月1日・神戸市内)
(写真5枚)
韓国発のグローバルグループ・NCTのユウタが6月1日、「ほっともっとフィールド神戸」(神戸市須磨区)でおこなわれた「オリックス・バファローズ 対 埼玉西武ライオンズ」戦で、始球式に登場した。
大阪・門真市出身のNCT ユウタは、2016年に韓国でNCT127唯一の日本人メンバーとしてデビュー。映画やドラマにも出演し、2024年からはソロアーティストとしても本格始動。Instagramフォロワー数は、日本人男性タレントで1位の885万人(2025年6月1日現在)を誇る。
始球式をおこなったNCT ユウタ。冒頭挨拶では『韓国 KOREA DAY』にちなみ、韓国の魅力を語った(6月1日・神戸市内)提供:韓国観光公社この日は『#つながる、韓国 KOREA DAY』。特別始球式に、ユニフォームとジーンズ姿で手を振りながら颯爽と登場したユウタ。冒頭の挨拶で「日韓で活動させてもらっていて、日本はもちろん、これから韓国の素敵なところを紹介していけたら。4月から神戸空港とソウル・仁川空港の直行便が毎日出ていて、韓国には素敵な食べ物、きれいな場所がたくさんあるので、今年の夏は韓国旅行を検討してみてほしいなと思います」と呼びかけた。
「ほっともっとフィールド神戸」で始球式をおこなったNCT ユウタ(6月1日・神戸市内)提供:韓国観光公社その後、「がんばります!」と緊張した面持ちで気合いを入れ、5月14日にリリースしたソロ1stシングル『TWISTED PARADISE』が流れるなか、深々とお辞儀。
「プレイボール!」の声がかかると、真剣な眼差しで正面を見据え、力みのないフォームで投球は見事にキャッチャーミットへ。スタンドからは「おぉ〜」と歓声と拍手が沸き起こり、ストライクを見届けたユウタはぺこりとお辞儀、安堵した笑顔で両手をあげてガッツポーズをきめた。
登板後の取材では、始球式は緊張したと明かし、ユニフォームの背番号について「直感で19の数字が頭に浮かんで、僕は直感を大事にしているので」。見事なストライク投球ながら、出来ばえを問われると「これからの希望をこめて60点くらいにしときます」と謙虚に微笑んだ。
登板後の取材で、ピッチングを「60点」と振り返ったNCT ユウタ(6月1日・神戸市内)。5月から7月まで国内7都市でのトークショーを開催サッカー経験のあるユウタだが、「父が草野球をやっていて、小さい時によくピッチング練習をしていたので、それをちょっと思い出しましたね」と懐かしみ、「今回は本当に練習する時間がなかったんですけど、イメージトレーニングはしてました。今日は10球ぐらいしか投げてないです」と明かした。
『#つながる、韓国 KOREA DAY』として「韓国観光公社」PRブースが登場し、プレゼントの抽選会などが実施された(6月1日・神戸市内)提供:韓国観光公社最後には「こんな素敵なイベントに参加させてもらって、ありがとうございます」と挨拶。この日の球場では、今春の「大韓航空」神戸―ソウル(仁川)線の就航を記念して、「韓国観光公社 大阪支社」(大阪市中央区)がイベントを開催し、観光PRブースは多くの人で賑わいをみせた。
取材・文・写真(一部)/塩屋薫