24時間休みなく働く“人型ロボット” 中国の開発企業はなんと45万社…日本は遅れている現状も 「資金の集まる額が何桁も違う」

産業用ロボットでは世界一の日本。しかし、今最も注目されているのが「ヒト型のロボット」です。日本は遅れているというこの分野の最前線に迫ります。 【写真を見る】24時間休みなく働く“人型ロボット” 中国の開発企業はなんと45万社…日本は遅れている現状も 「資金の集まる額が何桁も違う」 2025年8月、中国・北京で開かれた「人型ロボット」のスポーツ大会。 サッカーでは、巧みにボールを蹴りながらゴールを目指しますが、つまずいた拍子に次々転倒。 1500メートル走では、人に衝突。そのまま走っていく場面も… そして、キックボクシングでは、パンチやキックを互いに繰り出し、ノックアウトと思いきや…もう一方も倒れました。 (観客) 「みんな転んでしまうのは笑えますね」 「ロボットの技術は、かなり進んでいると思いました」 笑いに包まれていた会場。しかし、日本としては実は笑ってはいられない現状があります。 ■中国のロボット開発企業は…45万社 すでに人型ロボットの「販売」も始まっている中国。簡単な作業であれば、現場への導入も進んでいます。 「こちらの人型ロボットは、薬をつかんで運んでいます」 自動車製造工場への試験的な導入が控えるこのロボットは、1体約2000万円。 (客) 「ハイテクなものは手が届かないと感じていたが、ロボットが身近なものになっていると感じた」 「このようなロボットを買い、研究や遊びを通して子どもの好奇心を育てたい」 製造現場での人手不足を背景に、人型ロボットを国家戦略に位置付けている中国。 今や開発企業は実に45万社。 ■「20年後には人型ロボットが100億体以上になるだろう」 アメリカでも。走るのはもちろん、台の上でジャンプして、宙返りを決めます。 そして訪れたのは… (小川健太記者) 「UFOみたいな建物に大きなスクリーン。存在感抜群です」 電気自動車メーカーのテスラがハリウッドに作った、レストラン「テスラ・ダイナー」。 ここでは、テスラが開発した人型ロボットが客から容器を受け取り、ポップコーンを入れて渡す。センサーやカメラ、さらにAIで周りの状況を判断し、どう動くかを自分で決めるロボットです。 (イーロン・マスクCEO) 「20年後には人型ロボットが100億体以上になるだろう」

CBCテレビ
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