【広島】ヤクルトに連敗 最多借金6で自力V消滅...玉村2回途中6失点 坂倉を途中交代 佐藤柳と中﨑も痛恨失点 林と二俣のアーチも及ばず

■プロ野球 ヤクルト8ー7広島 (20日 神宮) 広島はヤクルトに2連敗、38勝44敗5分けの今季ワースト借金6、首位・阪神が勝利したため87試合目にして自力Vが消滅した。初回に野間、坂倉の連続適時打などで3点を先制するも先発・玉村がオスナに3ランを被弾。2回に羽月の適時打で勝ち越すも玉村は2回にオスナに適時打、大盛の悪送球などで3失点し2回途中6失点で降板。プロ初救援の佐藤柳が澤井に適時打を許し、8回には中﨑がオスナに適時打を浴びた。林の2年ぶりのソロアーチ、二俣の2号ソロも及ばず。 野手オーダーは菊池、矢野、末包がベンチ。大盛が1番、羽月が2番セカンド、クリーンナップは小園、ファビアン、野間で組んで捕手・坂倉が6番、モンテロが7番、林が8番サードに入った。 ヤクルトの先発・中村優に1回1死から羽月が右安打、小園がレフト線にツーベースで1死二・三塁からファビアンの遊ゴロ間で1点を先制。さらに野間がライト線にタイムリーツーベース、坂倉がライトへタイムリーを飛ばし3ー0とした。 先発・玉村は今季14度目の登板、試合前まで4勝7敗、防御率3.57。前回の12日・中日戦(バンテリンドーム)は5回8安打5失点で負け投手。ヤクルトは今季2度目、前回の4月3日(神宮)は5回5安打2失点で負け投手だった。 玉村は1回、岩田と内山に安打を許し1死一・三塁とするとオスナにセンターバックスクリーンに5号3ランを放り込まれ、3ー3の同点に追いつかれる。 2回の攻撃で2死から大盛が左中間フェンス直撃ツーベース、羽月がセンターへタイムリーを運び、4ー3と勝ち越す。 だが玉村は2回1死から中村悠にツーベース、中村優にプロ初ヒットの左安打、岩田に死球で1死満塁から赤羽にセンターへ犠飛を打たれ、4ー4の同点に追いつかれる。内山に右安打で2死満塁となるとオスナにセンターへタイムリー、大盛が本塁へ悪送球し二走・岩田の帰還を許し、4ー6となった。 玉村は1回2/3を53球、7安打、1死球、1奪三振の6失点(自責5)で降板。代った松本が山田を一邪飛に打ち取った。 3回も松本が続投、捕手は石原に交代し澤井、伊藤、中村悠の下位打線を3人で抑える。 打線は3,4回と中村優に三者凡退、林は2打席連続三振に倒れた。4回、3番手・佐藤柳がプロ4度目の登板で初の救援、中村優、岩田、赤羽を三者連続三振に取った。 5回の攻撃で大盛が右安打、羽月は投ゴロも中村優が悪送球し無死一・二塁の好機に。小園は二飛、ファビアンが頭部死球で中村優は危険球退場。1死満塁で代った2番手・矢崎に対して野間はレフトへ犠飛を放ち、5ー6とする。 5回、佐藤柳は内山にツーベース、オスナと山田に連続四球で無死満塁とし澤井にレフト前にタイムリーを運ばれ、5ー7となる。 だが6回の攻撃で1死から林がヤクルト3番手・アビラからセンターバックスクリーンに2年ぶりのソロアーチを放り込み、6ー7と迫る。6回、4番手・島内が走者を出すも無失点に抑える。 7回の攻撃は先頭・羽月が四球、小園の犠打で1死二塁もファビアン、野間は凡打に倒れ同点に追いつけない。ファビアンは31打席連続ノーヒット。7回、5番手・森浦が1死から澤井にツーベースも伊藤、中村悠を連続空振り三振に斬った。 8回の攻撃はヤクルトのルーキー荘司に石原、代打・秋山、林と三者凡退に終わる。8回に6番手・中﨑が2死から赤羽と内山に連打され一・三塁からオスナにタイムリーツーベースを打たれ、6ー8となった。 9回に途中出場・二俣がレフトスタンドへ2号ソロを打ち込み、1死後には羽月が右安打、ファビアンが四球で2死一・二塁も最後は野間が空振り三振で1点差に迫るも力尽きた。

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