【西武】今季2度目の同一カード3連敗 4連敗で貯金2 武内自己最短5回途中最多7失点で2敗目 5回に打者一巡で4失点 7安打で零敗
■プロ野球 交流戦 広島 10-0 西武(8日・マツダスタジアム) 西武は広島に大敗を喫した。開幕カード以来となる今季2度目の同一カード3連敗となった。4連敗で29勝27敗となり、貯金は2に減った。先発の武内は自己最短の5回途中、ワーストとなる7失点(自責点6)で2敗目を喫した。5回に打者一巡で4点を失った。打線は7安打で完封負けを喫した。 スターティングメンバーには1番・西川、2番・滝澤、3番・源田、4番・ネビン、5番・長谷川、6番・山村、7番・古賀悠、8番・蛭間、9番・武内が入った。3番には今季初めて源田が入った。 先発は武内。ここまで3試合に登板して、1勝1敗、防御率3.38。前回5月29日の楽天戦(ベルーナドーム)では6回5失点のピッチングで1敗目を喫していた。 1回裏、2死からファビアンにレフトへの6号ソロホームランを浴び、1点を先制される。 2回表、相手先発の森から1死から長谷川がレフトへのツーベースヒットで出塁し、1死二塁のチャンスをつくる。山村は空振り三振、古賀悠は四球で2死一・二塁となる。しかし、蛭間は二ゴロで追いつくことはできなかった。 2回裏、先頭の5番・坂倉に右安打を許す。6番・末包は右安打で無死一・二塁のピンチを招く。7番・菊池は一飛に打ち取るも、8番・矢野は中安打で1死満塁のピンチを招く。しかし、9番・森は見逃し三振、1番・中村奨は一邪飛に打ち取る。 3回表、1死から西川がショートへの内野安打で出塁する。しかし、滝澤は三直、源田は二ゴロに倒れ、得点はならなかった。 4回表、2死から山村が右安打で出塁する。古賀悠はレフトへのツーベースヒットを放つも、一塁ランナーの山村が本塁でアウトとなり、得点はならなかった。 4回裏、2死から菊池に四球を与えると、菊池には二盗を決められ、2死二塁のピンチを招く。その後、矢野にライトへの1号2ランホームランを浴び、2点を追加され、0-3と点差を広げられる。 5回裏、先頭の中村奨にセンターへのツーベースヒットを浴び、無死二塁のピンチを招く。続く2番・小園には右安打を許し、無死一・三塁となる。暴投で無死二・三塁となると、ファビアンにセンターへのタイムリーヒットを浴び、2点を追加され、0-5となる。その後、坂倉にも右安打を許し、1死一・三塁とする。武内はここで降板する。4回1/3を投げて、89球、9被安打、3奪三振、1四死球、7点のピッチングだった。 2番手はE.ラミレス。末包にレフトへのタイムリーヒットを浴び、0-6となる。矢野にもセンターへのタイムリーヒットを浴び、0-7となる。 3番手は佐藤隼。坂倉に適時打を浴び、さらに2点を追加され、0-9となる。 8回表、外崎が中安打を放つも、西川は空振り三振、仲田は二併打に倒れ、得点をあげられなかった。 4番手は田村。先頭の大盛にライトへの1号ソロホームランを浴び、0-10となる。 9回表、森から得点をあげられず、ゲームセット。