800mm望遠の世界で狙い撃つための照準器。“マイクロフォーサーズの価値”がよくわかるアイテムです

Image: 武者良太

肉眼でみたら米粒サイズのターゲット見逃しません

フルサイズ換算で、レンズの焦点距離が実質2倍となるマイクロフォーサーズ。広角が弱いってわけじゃないけど、個人的には望遠力を活かしてこそコイツの良さかなと思ってる。

たとえば800mmの領域で望遠シューティングをするとなると、他社だと特殊なモデル以外はレンズだけで2kg越えがあたりまえ。

でもOM SYSTEMの「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II」なら1kgちょっとです。ライトウェイトです。美しく、そしてスピーディに動き回る野鳥を捉えるのにもってこいだよね。

とはいえ野鳥撮影の世界において、レンズ&ボディを用意しただけでは歩留まりは改善しません。 スナイパー(狙撃手)としての役目と同時に、観測手(スポッター) としても働く必要がありますから。

両目シューティングするためのドットサイト

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OM SYSTEMの興味深いところは、スポッターアイテムとして写真撮影用ドットサイト照準器「EE-1」を用意しているところ。

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右目でカメラのファインダーを、左目でEE-1をのぞくようにセッティングすると、広い視野もズームアップした視野も両目で同時に見ることができるんだ。

両目を開いたまま一眼レフやミラーレスで撮影するというのは、実は昔っからあった技術です。スポーツカメラマンや、野鳥カメラマンにとっては当たり前。ポートレート撮影が主体の人物カメラマンもこのテクを使っている人が多いよね。

でも超望遠域で使いこなすのは難しい。習得するのにかなりの時間を必要としていました。

けれど! EE-1があれば! 左目で被写体を追いかけるのも一気に楽になる

他メーカーの野鳥カメラマンも愛用しているアクセサリー

Image: 武者良太

CP+ 2025のOMデジタルソリューションズブースでお話をきいたところ、オリンパス/OM SYSTEMのカメラだけじゃなく、他のカメラと合わせて使っているカメラマンもいるんだって。

実は、2015年からずっと販売されているロングセラーなアクセサリー。ロックオンでストラトスしたいみなさま、お一ついかがですか?

Source: OMデジタルソリューションズ

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