浜辺美波&目黒蓮、初共演&W主演!葬儀プランナー描く小説「ほどなく、お別れです」映画化|シネマトゥデイ
俳優の浜辺美波とアイドルグループ・Snow Man の目黒蓮が、長月天音の小説を映画化する『ほどなく、お別れです』でダブル主演を務め、初共演することが明らかになった。浜辺演じる葬儀会社にインターンとして就職した新人葬祭プランナーと、目黒演じる指導係の葬祭プランナーがタッグを組み、最高の葬儀を目指すストーリー。監督を映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022)、『知らないカノジョ』(公開中)などの三木孝浩が務める。2026年2月公開。
原作は、小学館文庫小説賞の大賞受賞作で長月天音のデビュー作「ほどなく、お別れです」から始まるシリーズ。原作者自身が夫の5年にわたる闘病生活の末に死別し、同じように悲しい想いをしている人を救いたい、自身も書くことで救われるかもしれない、という想いで2年の歳月をかけて執筆した。葬祭プランナーとは、遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、全ての手配と進行(葬儀の段取り、会場設営、式の進行など)を執り行う仕事。映画版では、就職活動全敗のさなか「坂東会館」にインターンとして就職した清水美空(しみず・みそら/浜辺)が、毒舌で人遣いの粗い漆原礼二(うるしばら・れいじ/目黒)の指導にくじけそうになりながらも、彼の遺族や故人にとことん寄り添う心遣いや所作、そして出棺のときに優しく「ほどなく、お別れです」と告げる姿にいつしか憧れを抱くようになり、その言葉に込められた本当の意味を知っていく。
ADVERTISEMENT撮影時期は、2024年2月中旬~3月下旬。浜辺は出演にあたり「監督とはデビュー当時から映画やMVなどで何作もご一緒させていただいておりますが、とても心が温かい方で、監督の優しさに包まれてこの作品はできているのだなと思いました。また、目黒さんとは初共演でしたが、現場にいらっしゃる姿が紳士で、佇まいから誠実さが伝わってくる方でした。上司と部下という役柄もあり、あまり会話をする機会はありませんでしたが、現場でずっと見守って下さり安心感がありました。口数は少ないけれど心は温かくて漆原さんにぴったり。今回、ご一緒できて良かったです」とコメント。
目黒は、三木監督、浜辺いずれも初タッグとなり「三木監督とは初めてご一緒させていただきましたが、とても穏やかな方で、現場では監督の空気感に支えられていたなと思います。集中したいときも、言葉で意思疎通をするというより、監督がつくってくれる雰囲気の中でのびのびと演じさせてもらえました。同じく初共演の浜辺さんは、監督としっかりコミュニケーションをとり丁寧に役を作っていく方だなという印象で、とても共感できましたし、浜辺さんのおかげで、漆原と美空の関係性がしっかりつくれたのではないかと思います」と撮影を振り返っている。
ADVERTISEMENT 原作書影 「小学館文庫」脚本は、連続テレビ小説「ひよっこ」(2017)や現在月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」が放送中の脚本家・岡田惠和監修のもと、ドラマ「ライオンのおやつ」(2021)「テッパチ!」(2022)などの本田隆朗が務める。なお、プロデューサーの一人である春名慶は「喪われた命を見送る物語ですが、悲しい結末は用意していません」としている。
浜辺美波、目黒蓮、三木孝浩監督、原作者・長月天音、プロデューサーの春名慶・稲垣優のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
浜辺美波
私は、“死”というものに演技でしかしっかりと向き合ったことがなく、最初にオファーをいただいた際は演じられるか少し不安でしたが、三木監督には事前に『ご遺族や故人様に向き合ったときの気持ちを大事にしてほしい』というお手紙をいただいたため、あえて意識はせず、自分の感情を大切に演じました。監督とはデビュー当時から映画や MV などで何作もご一緒させていただいておりますが、とても心が温かい方で、監督の優しさに包まれてこの作品はできているのだなと思いました。また、目黒さんとは初共演でしたが、現場にいらっしゃる姿が紳士で、佇まいから誠実さが伝わってくる方でした。上司と部下という役柄もあり、あまり会話をする機会はありませんでしたが、現場でずっと見守って下さり安心感がありました。口数は少ないけれど心は温かくて漆原さんにぴったり。今回、ご一緒できて良かったです。“お別れ”というのはどうしても避けられない、身近で、一番悲しいものだと思いますが、同時に、前向きで温かいものでもあると思います。周りの人を大切にしたいと感じる作品になっていると思います。ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
目黒蓮
事前に原作を拝読しましたが、“お別れ”をテーマに描かれているため悲しいなと思う一方で、希望がもてる部分もあり、「お別れはしたけれど、この先、いつかまた会えるかもしれない」という考えはとても素敵だなと思いました。三木監督とは初めてご一緒させていただきましたが、とても穏やかな方で、現場では監督の空気感に支えられていたなと思います。集中したいときも、言葉で意思疎通をするというより、監督がつくってくれる雰囲気の中でのびのびと演じさせてもらえました。同じく初共演の浜辺さんは、監督としっかりコミュニケーションをとり丁寧に役を作っていく方だなという印象で、とても共感できましたし、浜辺さんのおかげで、漆原と美空の関係性がしっかりつくれたのではないかと思います。今作は、お葬式を通じて、非日常に感じてしまいがちな大切な人との別れを最も現実的なものに感じさせてくれる作品です。日々過ごしているこの時間でさえも、大切でもう帰ってこない時間。映画の「ここに注目してください」というより、観終わったあとに、自分自身の先の人生に注目してもらえたらと思います。きっと、人に対する接し方など、何かが変わると思います。
三木孝浩監督
本作『ほどなく、お別れです』の中で描かれる死は誰しもに起こり得る身近な人、愛する人とのお別れです。何十年先かもしれないし明日かもしれない。でもその時が訪れた時、自分は悔いなくその人を見送れるだろうか。原作小説を読ませていただいた時、普段忌むべきものとして無意識に遠ざけてしまってる死にこそ寄り添う大切さを感じさせてくれました。ラテン語でメメントモリ=「死を想え」という言葉があります。死を意識することで今ある生をより大切にできるという意味ですが、この言葉は、自分だけでなく周りの人の死についても当てはまる気がします。今回、キャストだけでなくスタッフみんながかつて経験した別れそしていつか来る別れを想いながら撮影にのぞんで出来た大切な映画です。観ていただく観客の皆さんにもそれぞれにメメントモリを感じてもらえる作品になっていたら嬉しいです。
長月天音(原作者)
デビュー作の映画化、これほど嬉しいことはありません。浜辺さんと目黒さん、今をときめく魅力あふれるお二人に、美空と漆原を演じていただけるなんて夢のようです。撮影見学時に感じた張りつめた雰囲気は、厳かな葬儀場の空気に通じるものがありました。本作の見どころでもある葬儀シーンは今から楽しみであり、監督やスタッフの方々にとても丁寧に作っていただいているのを実感しました。誰もが避けられない大切な人との別れ。原作では伝えきれなかった部分にまで踏み込んでくださった素晴らしい脚本で、より多くの方にお届けできることを幸せに思います。
春名慶(プロデューサー)
喪われた命を見送る物語ですが、悲しい結末は用意していません。「死の事実は変わらない。けど受け止め方は変えられる」2019 年の年初に読んだ本作のテーマに感銘を受け、映画にしようと三木監督を誘いました。一心に葬祭に向き合う師弟のタッグを、たおやかに描いて欲しいと岡田さんに脚本をお願いしました。「大切な人を亡くしても、遺族は生きていかなければならない」葬儀でどう気持ちを整理し区切りをつければ、未来へ歩むことができるのか。美空は漆原と一緒にその答えを見つけていきます。死の悲しみを、死者への慈しみに変える。ふたりが導き出す奇蹟のような「見送る時間」をぜひ劇場で体感してください。念のため、タオルかハンカチ持参でお願いします。
稲垣優(プロデューサー)
本作を実写映画化するにあたり、実際に葬祭プランナーの方々にも沢山お話をお伺いし、作品作りに活かしてまいりました。その時に皆様に対して感じたことは、ご遺族や故人の方に寄り添う誠実さ、そして葬祭プランナーという職業に誇りを持ち、日々前向きにお仕事に臨まれる真摯な姿でした。キャスティングについても、この「誠実さ」と「真摯さ」を嘘無く表現できる方に演じていただきたいと思っていた時に、真っ先に頭に浮かんだのは浜辺美波さん、目黒蓮さんのお二人でした。そして、撮影を通してその予感は全く間違っていなかったことを実感しました。これまで多くの映画やドラマに出演されているお二人ですが、本作でしか観ることのできない浜辺さん、目黒さんの新たな魅力を楽しんでいただけたらと思います。そして観客の皆様にとって、この映画をご覧いただくことで「自分の大切な人を見送るとはどういうことか」を、美空と漆原を通して考える機会になっていただけたら嬉しく思います。
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 2
田中圭主演、三谷幸喜が脚本と監督を務めるWOWOWオリジナルドラマ「ドラマW 三谷幸喜『おい、太宰』」(6月29日午後10:00~放送・配信)に、太宰治役の松山ケンイチをはじめ、小池栄子、宮澤エマ、梶原善が出演することが発表された。
本作は、かつて三谷が手掛けた「short cut」(2011)、「大空港2013」(2013)に続く、完全ワンシーンワンカットドラマシリーズの第3弾。太宰治を敬愛する男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディとなり、三谷作品初主演となる田中が、約100分間にわたるワンカット撮影で主人公・小室健作役を演じた。
ADVERTISEMENT小池が太宰に惚れ込んでいる恋人・矢部トミ子役、宮澤が健作の妻・小室美代子役、梶原善が健作と出会う漁師・打雷次郎役、さらに、太宰の同郷・青森県出身の松山が太宰治役を務める。膨大なセリフに加え、約100分間一度もカメラが止まらないというNGが許されない極限の緊張感。梶原は、次郎の双子の兄・四郎、父親の四郎次郎も合わせて1人3役を演じているといい、その熱演に注目だ。三谷幸喜、追加キャストのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
<三谷幸喜(脚本と監督)コメント> ・「short cut」「大空港2013」に続く、完全ワンシーンワンカットドラマ第3弾となる本作への思い
2011年の第1弾「short cut」から14年が経ちました。その間にワンシーンワンカットの長回しの作品が海外でも たくさん生まれ、1つのジャンルとして定着してきました。その中で僕が考える理想的なワンシーンワンカットは舞台と映像の面白さのいいとこ取り。演劇的ですが演劇では絶対できない面白さがあり、こういうドラマは他にはありません。役者さんの素晴らしさ、奇跡のような瞬間を見ることができます。シリーズ3本目にして、ようやく何か1つの到達点に来たかなと感じています。
ADVERTISEMENT・キャストの皆さんの魅力
田中さんはこの作品をやるために生まれてきたんじゃないかというぐらいに素晴らしかったです。100分ほぼずっと走り回る役で相当疲れているはずですが、そういった姿を見せることがなかった。膨大な台詞も完璧でしたし、ものすごく頼りになる俳優さんです。 小池さんは画に入った瞬間に不思議と格調というか全体が締まるんです。昔の日本映画を見ているような感じがして、本当に素敵な女優さん。小池さんでなければ成立しないような、すごく面白い場面が多々ありますので、そこは見どころです。 宮澤さんは追い詰められると底知れぬパワーが出るんです。彼女がどんどん海に入っていくシーンがあるんですけど、びしょびしょになりながら絶叫してはじけた感じというのは、面白さとおかしさと何か悲しさみたいなものもありました。 梶原善はシリーズ3本全部に出ています。これはある意味、梶原善のシリーズだと言ってもいいぐらい。今回は1人3役をやるんですが、早着替えもあり、本人も本当にくたくたになっていました。上手く3役を演じていて見ごたえがあります。
松山さんは太宰治に思い入れがすごく強い方だったので、方言にもこだわり、最終的には身も心も太宰になりきっていました。太宰はかっこいい人という印象があるかもしれないですが、松山さんはハンサムだけどひょうきんでお茶目、すごく人間的な太宰治を演じてくれました。
ADVERTISEMENT<小池栄子(矢部トミ子役)コメント> 三谷さんのワンカットシリーズには出たいな。けど大変そう。でもいつか出たいな。と思っていたので、オファーを受けた時は嬉しさとドキドキとがありました。皆で舞台のように稽古し、撮影は1日1回! スタッフと共に気持ちを一つにし集中して挑む。何が起こるか分からない、アドレナリン出まくりで中毒性があり楽しかったです。芝居は何があっても止めない。という基本に立ち返る事ができ、素晴らしい体験でした!
<宮澤エマ(小室美代子役)コメント> 今まで参加させて頂いたどの三谷作品でも創造力と瞬発力を試されていると感じましたが、「おい、太宰」の撮影は更に集中力と対応力も求められる経験したことのない緊張と戦う現場でした。 稽古で作り上げた土台はあったものの、実際のロケーションでの撮影は日々変わる潮の満ち引きや天候との調整、その都度変わらざるを得ないタイミングやアクシデント(そして三谷さんの閃き)に全員で臨機応変に力を合わせて作り上げていくプロセスでした。私が演じた美代子も稽古場から自然の中に解き放たれて日毎にスパークして行き、最終的には稽古場と全く別人になった気がします。
ワンカットだと忘れてしまうカメラワークのその後ろで汗水流しながら全力で走り、隠れ、着替える姿を見て欲しいと思ってしまうほどカメラの裏側にもたくさんのドラマがありました。そんな裏側にも思いを馳せながら観ていただければ面白さも更に倍増するかと思います。
ADVERTISEMENT<梶原善(打雷次郎・打雷四郎・打雷四郎次郎役)コメント> またまたまた、ワンシーンワンカットドラマのお話を頂いた、3回目である。今度はどんな話になるのかと思ってワクワクした。ワンシーンワンカットでやると思うとワクワクします「始まったら止められない“やっちまえ”」って。 がしかし今回は正直、今までで一番大変だったかも・・・ それは潮の満ち引きが大いに関係してくるから。 潮が満ちて引くといろいろと状況が変わる。 現場の状況、スタート時間、となると僕の起きる時間などなど。もっともっといろいろと大変だったと思う。スタッフ皆様、本当におつかれ様でした。 その苦労のおかげで凄いおもしろい作品になったのではないかと!
どうぞお楽しみ下さい。
<松山ケンイチ(太宰治役)コメント> ワンカット長回しは本番中に全く関係ない現地の人が入ってきても 俳優の誰かが放屁してもそれを踏まえて続けていかなければいけないので 本番中に何が起こるのかという楽しい緊張感がありました。 仕事でまた再会できた方もいて嬉しかったですし、今回初めてご一緒させていただいた方とも素敵な時間を過ごせたように思います。
撮影場所となった伊豆の景色も素晴らしく、その穏やかでゆったりとした景色も楽しんでもらえると思います。
» 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 3
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のならず者たちがチームを結成する新作映画『サンダーボルツ*』。A24を彷彿させるアートな映像美、『トイ・ストーリー3』から影響を受けた“泣ける映画”として公開前から注目されていた本作は、その期待を裏切ることなく、愛すべきアンチヒーローたちの再起をダークかつドラマティックに活写した一本だ。
【動画】史上最強の敵セントリー襲来!『サンダーボルツ*』新予告
サンダーボルツ*のメンバーは、心の傷を抱えたアウトサイダーたちだ。元ウィドウのエレーナは姉・ナターシャを失くした喪失感にさいなまれ、キャプテン・アメリカの称号を剥奪されたジョン・ウォーカーは夫婦関係が破綻している。本作は、彼らの痛み、弱さ、再生への渇望を、過去のMCU作品が描かなかった生々しさで、痛切に描き出す。複雑な人間ドラマを視覚的に描写した「BEEF/ビーフ ~逆上~」のジェイク・シュライアー監督が、本作でも手腕を発揮し、過去と向き合うサンダーボルツ*を意外性ある視覚描写で楽しませてくれる。
ADVERTISEMENT不完全な6人のメンバーは、序盤こそ殺し合い&騙し合いを繰り広げるが、徐々に仲間意識を見出し、サンダーボルツ*として機能していく。ダークな世界観であるため、メンバー同士のジョークは切れ味が鋭く、アベンジャーズにはない緊張感がたまらない。中でも、ロシア産スーパーソルジャーのレッド・ガーディアンはコメディーリリーフに徹しており、随所で輝きを放つ。チームを導く“先輩”バッキー・バーンズとの絶妙に噛み合ってないやり取りも新鮮でたまらない。
物語の主軸となるエレーナ - (C) 2025 MARVEL『サンダーボルツ*』は各メンバーそれぞれスポットが当てられるが、物語の主軸はエレーナと言えるだろう。スパイ養成機関「レッド・ルーム」時代のトラウマ、拭えない心の傷と向き合い、もがきながらも“真のヒーロー”へと成長していく。フローレンス・ピューの熱演は涙腺を刺激し、エレーナがハマり役であることを改めて証明してみせる。
ADVERTISEMENT謎多き敵・セントリーはネタバレ要素が多いため、詳細には書けないが、予告編の「アベンジャーズ全員よりも強い」という言葉が決して誇張ではないことをすぐに実感するだろう。ニューヨークを舞台にしたサンダーボルツ*とセントリーの対決は、『アベンジャーズ』のNY決戦とは異なり、意外性ある展開が待ち受ける。絶望の淵でサンダーボルツ*が手を取り合う姿は、『トイ・ストーリー3』のクライマックスを彷彿とさせ、胸を熱くさせる。
サンダーボルツ*の物語は、まだ始まったばかり。『アベンジャーズ』シリーズ最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』(2026年5月全米公開)への出演が決定し、今後のMCUを大きく左右する存在となるだろう。本作は『ドゥームズデイ(原題)』の序章としても機能し、アベンジャーズとの本格共演に向けて、期待をさらに増幅させる。マーベル映画のお約束、「エンドロール後まで席を立つな」は、本作もその鉄則を裏切らない。(編集部・倉本拓弥)
映画『サンダーボルツ*』は5月2日(金)全国公開
「サンダーボルツ*」新予告|アベンジャーズを超越する史上最強の敵〈セントリー〉、襲来!|5月2日(金)日米同時公開! » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 4
『スター・ウォーズ』実写ドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2で主人公キャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナが、千葉・幕張メッセで開催された公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」の会場で応じたアラン・テュディック(K-2SO役)の来日インタビュー中、苦楽を共にした“相棒”に粋なサプライズを行った。
【インタビュー動画】「キャシアン・アンドー」主要キャスト&クリエイターを日本で直撃!
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)の前日譚として、同作で活躍した反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーの知られざる過去を描いてきた本作。完結編となるシーズン2(全12話)では、『ローグ・ワン』の冒頭に直結する4年間の物語が明かされる。
ADVERTISEMENT『ローグ・ワン』公開から約10年、キャシアンと向き合ってきたディエゴは「この10年間でいろんなことが起きました。『ローグ・ワン』を撮影していた当時は、こんな展開になるなんて思ってもいなかったですし、計画すらなかった」と感慨深げに振り返る。
シーズン2でのキャシアン・アンドー - (C)2025 Lucasfilm Ltd.「『ローグ・ワン』の時点で旅は終わりだと思ったんです。そこから『キャシアン・アンドー』につながり、6年にわたってこの作品に関わってきました。尊敬する人たちと一緒に仕事ができて、本当に多くを学びました。今では心から大切に思える仲間たちと一緒に、自分が観客としても観たいと思える物語を紡いできました。このシリーズのように、興味深くて複雑なストーリーを求めていたのです。革命を描く物語として、ドラマシリーズというフォーマットは最適解です。なぜなら、一つのコミュニティー、たくさんのキャラクターを描く物語だから。そして、この形式なら、彼らのことをじっくり深く知ることができる。そういった意味でも、本当に素晴らしい体験でした」
ADVERTISEMENTシーズン2には、『ローグ・ワン』で活躍したキャシアンの相棒K-2SOも登場する。シリーズ復帰を果たしたアランは、「K-2SOは『ローグ・ワン』の主要キャラクターですし、時系列的に見ても、いずれ自分も『キャシアン・アンドー』に出るはずだと期待していました。実際にそうなって、すごくワクワクしました」と語り、「またディエゴと一緒に撮影できたのはすごくうれしかった。ロンドンに戻って、モーションキャプチャーのスーツを着て、スティルト(竹馬)を使ってK-2SOを再び演じるのも楽しかったです」とディエゴとの再会を喜んだ。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ディズニープラスにて見放題独占配信中 - (C)2025 Lucasfilm Ltd.帝国軍が開発した監視用ロボットだったK-2SOは、反乱軍によって再プログラムされた。シーズン2では、キャシアンとK-2SOの出会い、最初のミッションが描かれるわけだが、ディエゴは「ネタバレなので詳細は言えないです」と言葉を濁しつつ、「『ローグ・ワン』を観た人ならわかるように、K-2SOはもともと再プログラムされた帝国軍の監視用ドロイドです。それが今やキャシアンの親友であり、心強い仲間になってるわけです。今回はその関係がどこから始まったのか、どう出会ったのか、そしてK-2SOになる前のドロイドがどんな存在だったのかを目撃することになります」と予告。アランも「みなさんにK-2SOの過去を見てもらえるのが楽しみです。今の彼をより深く理解してもらえると思います」と期待を寄せた。
ADVERTISEMENTディエゴは「スター・ウォーズ セレブレーション」で行われたパネルディスカッションで、シーズン2を観た後に『ローグ・ワン』を観返すと「まったく違う映画のように感じる」と語っていた。「キャシアンが『僕は反乱軍のために酷いことをしてきた』と言った時、それがどういう意味なのか、今ならわかる気がします。キャシアンと共に冒険してきたからこそ、そのセリフが響きます。彼が何度引き金を引いてきたのか、みなさんも『キャシアン・アンドー』で目撃しているわけですから。その記憶すべてが、あのセリフに重みを与えるんです。彼が何を犠牲にしてきたのか、それがどういう意味を持っているのか、今ならわかります」とその言葉の意味を補足する。
「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2キービジュアル - (C)2025 Lucasfilm Ltd.「『ローグ・ワン』は“出来事”を描いた映画で、キャラクターについては謎が多かった。でも『キャシアン・アンドー』は、彼らの背景を掘り下げてくれる。このシリーズは映画を補完する役割も担っていて、観る人の視点を変えてくれると思います。彼らの背景を知ってるからこそ、『ローグ・ワン』がより感動的になります」
ADVERTISEMENTアランもディエゴの言葉に共感し、「たとえば『ローグ・ワン』でモン・モスマが登場するのは一瞬だけ。でも『キャシアン・アンドー』では主要キャラクターなんです。だからモン・モスマがなぜ重要なのか、なぜみんなが彼女の言葉に耳を傾けるのか、しっかり理解できるようになります」と説明していた。
最後は2人で熱いハグ!そんなアランは、K-2SOの単独スピンオフにも前向きで、『K2-Fast K2-Furious/アンドー・ストーリー』とパロディータイトルまで考えているが、ディエゴは「残念だけど、これでラストだと思う」と残念そうに伝える。すると、「その代わりに、君にプレゼントを持ってきたんだ」と会場限定で販売されていたキャシアンの浮世絵Tシャツを、アランにサプライズで手渡し。「え、何これ?」と驚いたアランは、「(スピンオフよりも)こっちの方がうれしいよ。君の写真付きだし。なんて不思議なプレゼントだ」と笑顔で返した。
ADVERTISEMENTさらにディエゴは「すでに別のデザインも君の家宛に送っているよ。家に飾るようなやつとか。私の出演作のやつもまとめてあるんだ。私に会えなくなっても、私のこれまでのキャリアをいつでも振り返ることができるさ」とアランに伝えると、「ありがとう。君のバックストーリーも知れるし、作品の見え方が変わるね」とニッコリ。10年来の相棒に感謝の贈り物を渡したディエゴは、インタビュー終了後、アランと熱い抱擁を交わしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
ドラマ「キャシアン・アンドー」シーズン2はディズニープラスにて毎週水曜日に独占配信中
『スター・ウォーズ』は日本で撮影できる!?超豪華キャストを直撃!「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2単独インタビュー » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
Page 5
今田美桜が主演を務める連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)は、5月1日に第5週「人生は喜ばせごっこ」第24回が放送。あらすじを紹介する。
【画像】一縷の望みをかけて試験に挑む嵩(北村匠海)…第24回
縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ子(志田彩良)は薙刀の腕を上げていた。週末も稽古をしていたという彼女に、のぶは圧倒される。
ADVERTISEMENT年が明け、嵩(北村匠海)の受験の日。家族の応援と草吉(阿部サダヲ)の合格あんぱんを受け取った嵩は、夢に向かって出発する。二校のうち一校が呆気なく散った嵩は、一縷の望みをかけ、東京高等芸術学校の試験に臨む。
朝ドラ112作目の「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルとしたオリジナルストーリー。脚本は、「花子とアン」(2014)以来2度目の朝ドラ脚本となる中園ミホが手掛け、激動の時代を生きた二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語をフィクションとして描く。
暢さんをモデルとしたヒロイン・朝田のぶを、「おかえりモネ」(2021)以来2度目の朝ドラ出演で初主演を務める今田が演じ、やなせさんがモデルの柳井嵩役を北村匠海が務める。RADWIMPSの主題歌「賜物」がドラマを彩り、語りを林田理沙アナウンサーが担当する。(清水一)
※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。