「iPhone Air=失敗作」は本当か?15万9800円払って確かめてみた

モノラルスピーカーに関しては、確かに物足りない。ただ、本体のスピーカーの使用機会が自宅でダラダラしながら動画を見る時くらいしか無く、正直どうでもいい。音質を重視する人にとっては減点要素だが、少なくとも私にとっては大きな問題にはならなかった。

問題はカメラだ。特にこれまでProモデルを使用していた人にはiPhone Airはオススメできない。望遠カメラや超広角カメラが搭載されていないので、人によってはiPhone 15 proやiPhone 14 pro以下という評価をしても仕方がないのかもしれない。最新モデルなのにカメラ性能が数年前のProモデル以下というのは、あまり印象は良くないだろう。 もちろん、iPhone Airのカメラにも褒められる点があり、それがフロントカメラ(インカメラ)だ。 iPhone Airのフロントカメラは、iPhone 17シリーズと同じものが搭載されており、iPhone史上最高スペックのカメラとなっている。 従来の12MP(1200万画素)から大きく進化した18MP(1800万画素)、新機能のセンターフロントカメラなど自撮りを中心に使う分にはiPhone 17 Proと遜色はない。

購入して実際に使ってみた感想、iPhone Airはフラッグシップモデルに比べたら至らない点は多々あるものの、かなり好きなスマホだ。 年々、スマホは多くの人にとってはオーバースペック気味になってきている。カメラや本体サイズが不必要なほどに大型化してストレスを感じている人も多いのではないだろうか。そういう意味では、iPhone SEシリーズの後継機にふさわしいのはiPhone 16eではなくiPhone Airなのかもしれない。こだわらなければ十分なスペックがあり、何より手にした時の軽さやストレスの無さはiPhone SEを彷彿とさせる。 個人的には失敗作とは程遠い、完成度の高いスマホだと評価する。 しかしながら、個人的な評価とビジネス的な評価は別だ。 私が感じたようにiPhone Airが「スペックを大きく求めないが、使いやすいスマホがほしい」層に受け入れてもらうためには、さらに何かを削ってでもiPhone 17以下の価格にすべきだったのだろう。 単体で見れば素晴らしい。それだけにiPhone 17が12万9,800円、iPhone Airが15万9,800円。この価格設定があまりにも惜しい。 取材・文/峯亮佑 関連記事:@DIME(https://dime.jp/genre/2045770/)

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