[アルビ試合後リポート]町田の粘り強いストロング崩せず悔しい戦いに…監督・選手に聞いた思い、ほぼ全部紹介 第6節アウェー町田戦

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 「新潟史上最高」を目指す2025年のアルビレックス新潟の戦いが始まりました。紙面でも熱戦の後の選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します! 

3月15日第6節アウェー町田戦後

新潟0ー1町田開幕6戦まだ勝てず…町田に0-1、先制許し攻めあぐねる

両監督会見のほか、DF堀米悠斗選手、DFジェイソンゲリア選手、MF新井泰貴選手、FW谷口海斗選手に話を聞きました!

◆去年のリベンジ…町田・黒田剛監督

(試合を振り返って)

お疲れ様です。今日は去年のリベンジと言いますか、去年屈辱的な敗戦もありましたので、その思いをですね、全面的に出していこうということは選手たちのやっぱり共通ワードでもありましたし、そこについてはすごく強い気持ちを持って試合に臨めたということが1つで、新潟さんの方で立ち上がり、3バックでくることも、ある程度想定をしながら、トレーニングをしてたこと、また4バックに変えてきても、それなりの対応をするということで、1週間トレーニングしてきたことが、慌てずしっかりと自分たちのリズムで今はできたなというところです。 で、ミラーゲームとなった前半は、対峙する選手たちに絶対に負けないということ、それから新潟の意図するサッカーっていうものをさせてしまったら、やっぱり我々良さもでないし、必ず後手を踏むということで、そのサッカーをさせないということが選手たちの中でもきちっと実行してくれた1つのポイントになりましたし、それが前半1対0で折り返したことに繋がったのかなと思います。欲を言うと、もうあとその2点、3点と取れるチャンスはあったんですけど、それはこれからの課題としてしっかりとトレーニングで落とし込んでいければなという風に思います。 後半、またシステムを4バックに戻し、彼らの移動する形、また慣れ親しんだシステムでやってきたことに対して、しっかりと我々もトレーニングをしてきたことを、きちっとはめる状況の中で、大きいチャンス的なところはそんなに多く作られることはなかったと思いますけども、昌子を中心にしっかり体を張って指導してくれた成果が、我々の最も理想とする1対0という勝利に結びついたのだと思います。 やっぱりクリーシートでいけるということは、我々の方程式の勝利の方程式の中ではやっぱり最高の結果でもありますし、この状況っていうものをしっかりと次の福岡戦にも反映させていければなという風に思います。

これだけのサポーターが集まってくれて、初勝利を届けることができたことをすごく嬉しく思いますし、声を出し続けてくれたファン、サポートのみなさんに感謝したいなという風に思います。

(今季クロスから4ゴール目、クロスに手応えは?)

そうですね。やはり中央は、かなり固められることも。中央とサイドしかありませんから、しっかりと相馬がしっかりと勝負をしてくれたということなんでしょうけど、しっかりと中にもいけるし、縦にもいけるしっていう強みがああいった形にも繋がってくると思いますし、西村が入り込むことが、やっぱり我々1つのパターン、得点パターンとして、しっかり確立していることだと思いますし、いいタイミングでの得点だったと思います。欲を言うとね、この前にキーパーと1対1がありましたので、それをしっかり決めて、完全なるストライカーになってほしいなっていう、そういう風に思います。

(先月のバレンタインデー、選手にチョコレートを贈っていたが、お返しは結果で帰ってきた?)

そもそも、もらった時に、そんなに「ありがとう」っていう選手がいなかったんで、あまり感謝はしてないと思いますけど…。きちっと背番号と名前の入ったね、私が作ったわけではありませんけども、プレゼントをして、男性からもらうのは初めてなんて、みんな喜んでくれましたけど。何はともあれね、選手からは勝ち点3をプレゼントしてくれたことがすごく嬉しいし、それから我々がかかげる1ターム6試合の勝ち点11で回っていくということ、これが今日の試合によって貯金1ということで達成できたことは、すごくやっぱりチームにとって大きいことでもありますので、次の福岡戦に向けてすごくいい流れを呼び込めたという風に思ってるので。すごくいいホワイトデーでした。

(3連勝と2試合連続の無失点、評価は?)

そうですね、初戦というか、1試合目からやれたり、やれなかったり、ちょっとまだまだディフェンスラインとしてはうまく、なんていうのかな、常に我々のコンセプトっていうものが浸透してない状況がやっぱり、あちこちに見受けられたというものを、映像やトレーニングをつ中心に彼らでしっかりと浸透させてこれたこと。東京ベルディとの試合で、ディフェンスラインが引いてしまったこと、背後を狙われる、ちょっとラインを上げきれなかったことに対する彼らの反省っていうものが、今回のような3連勝っていうところに出てるのかなっていう風にも思いますし、それによって自分たちの強みというものを改めて自覚できてるところ、そこが今の彼らの自信に繋がってるとこだと思いますので、すごく守備に関して、またクロスの守備に関しても、少しずつ、良くなってるなと思います。それが結果と出ればね、やっぱり我々のやってることが正解なんだっていうことを彼らも自覚できると思いますし、すごくやっぱりクリーシートっていうのは格別な勝利になるかなと感じます。

(西村の3ゴール、何か変化を感じるか)

そうですね、やはり常にやっぱりゴールを狙っている嗅覚、感覚っていうのは、本当にこう、目を見張るものもありますし、どっちかっていうとオセフンがかなり厳しいマークにあってしまうということも含めて言うと、彼がやっぱり不利になっていくっていうのは必然的かなっていう風にも感じますし。そういう意味では、オセフンを利用しながら彼が生きるというところ、その辺っていうのは、すごく相手にとっても嫌な存在だと思いますので、シャドーストライカーのような感じで、彼をあそこに配置してるっていうことは、今の町田にとってはすごく効果的な配置だなっていう風に感じます。

やっぱり”個”のところは強かった…新潟・樹森大介監督

(試合の総括からお願いします)

前半も決してめちゃめちゃ悪いわけではなかったんですけど、やっぱり攻撃のところでちょっとリズムができなかったっていう課題があって、後半はいつもの形に戻して、決してここ最近も攻撃のテンポとかリズムも悪くなかったので、戻して戦ったんですけど。町田の粘り強いストロングを崩せず、悔しい戦いになりました。

(システムを変えて臨んだ試合、後ろを多くした狙いと、町田相手に変えた理由は)

センターバックに怪我人が出ていて、そこのバランスのところで考えた時に3枚、相手の前線の3枚が強力だっていうところもありまして、3枚にしました。

(後半プレスのかけ方も変わったと思うが、指示は?)

プレスのかけ方はいつもの通りのかけ方なので、そこは多分ストレスはなかったと思います。

(前半、ボールの前進のさせ方など、どのような意図が)

ウィングのところでしっかり相手のウィングを引き出して、ハイサイドっていうところと、ライン間のギャップっていうところを想定していましたが、想定以上にマンマークのところで、そこを外しきれなかった。実際、後ろに重くなってしまったので、セカンドボールが拾えない状態が続いたので、ちょっと厳しいなっていう形で変えました。

(選手同士の距離感、ミスも多かったと感じるが)

そうですね。広げながらやりたいっていう中で、基本的に相手がマンツーマンで、強度のところに選手がストレスを感じた部分があると思うので、そこが外せないと、ちょっと窮屈に今日はしてたなっていう感じです。

(中断期間に入るが、立て直したい部分は)

今週も守備のところにフォーカスしてトレーニングしていたんですけど、もう1回守備をやりつつも攻撃の良かったところの修正と、基本的には守備のプレッシングのところとミドルからの修正っていうのをもう1回直してやれればなと思います。

(町田の堅守の印象は)

自分たちのストロングを出せば、もう少し外せると考えていました。ただ、後ろの3枚がしっかりしていて、そこで跳ね返されてしまったり、対応されてしまった、3枚の個の強さっていうのは、90分通して本当に強いなっていう、そこが崩せなかった、という思いです。

(組織と言うより個が強いという印象?)

組織の話で言うと、マンマークで来た中で、うちらが組織で外せるんじゃないか、コンビネーションで外せるんじゃないのか、という思いがあったんですけど、そこのところで言うと、やっぱり個のところは強かったなっていう印象。ただ、前線のところも、前からもしっかりセットされると、全選手が当てはめてくるので、そこを外すのは難しかった。

(今季J1デビューの選手が多い印象、メンタル的なアプローチなど、どのような試みをしているか)

日頃の練習からJ1の選手としっかりやっているので。ただ、慣れっていうのは確実に、特に若い選手が、今回出た森もそうですけど、確実に経験値ってのは大切になるのかなと思います。ただ、うちにはベテラン選手も多いので、彼らのサポートによって自信を持ってプレーできると思っているので、そこは1試合で別に評価されるわけではないので、これからしっかり経験値を積む上で良くなっていくと思います。

ミックスゾーン

※各社一緒に話を聞いた選手もいます。

◆皆、考え苦しんでいる…その時間を大切にしたい DF堀米悠斗

(まずは試合を振り返って)

自分たちのスタイルや監督が取り組もうとしているところに対して、疑いを持ってバラバラになってしまうのが1番避けたいことなので、そういう時にやっぱり監督を信じるということ。今日システム変えて、うまくいかなかったことありましたけど、それを自分にしっかりと矢印を向けて、また次の試合でチームが同じ方向に向いて戦えるように、あとは日々の練習に対する姿勢を失わないように、ここはいい伝統として、ここ数年チームにいた選手が残してくれたものだと、明るく真摯にサッカーに取り組み姿勢っていうのは変わらず持ち続けたいなと思います。

(監督が交代して混乱は?)

そんな混乱とかはないです。

(キャプテンとして、乗り越えていきたい部分は)

それぞれが、今どうしたら勝てるんだっていう風に考えて苦しんでると思うので、その時間を大切に。ここで、投げやりになってしまったら、全てが終わると思うので、その姿勢を失わないことだけかなと思います。

(今日のシステム、相手に取って奇策だったと思うが、自分たちもやりづらい部分も?)

そうですね、結果的にはそうなったかなと。守備で自分たちにマッチアップする相手を決めたいっていうような意図はあったとは思うんですけど、マッチアップした相手を決めたところで、前からプレスが決まらなかったところで蹴ってきたので、逆に自分たちの攻撃の時に捕まりやすくなったかなという印象。自分がちょっと降りて4バックにもどして、ズレをうもうとした時に、右サイドハーフにいるのが(藤原)奏哉だし、右サイドバックにいたのがジェイソン(ゲリア)だし、そこはいつもと違う配置だったので、そうなると(太田)修が中でプレーすることになるので、いつもと違う立ち位置で、やっぱりスムーズさは欠けたっていうのはあるかなと思います。

(守備より攻撃のリズムがうまくいかなかった?)

僕的にはそう捉えてます。守備に関しては、さっきも言ったように、自分たちがどうハメようと、もしくはハマらなくても、相手がやることっていうのは明確なんで、逆にハマった時の方が後ろが同数になって、オセフンのところで起点作られて押し込まれるって展開だったので、守備はかなり警戒して今週準備して、失点が続いてたので取り組んでましたけど、やっぱりそこにフォーカスするのはちょっと相手が特殊だったかなと。

(警戒していた相馬選手のクロス、対応は)

今年、やっぱりそこの質っていう部分はすごく重要だなっていう風に感じますし、続いてしまってはいますけど、クロス、中の対応はもちろんですけど、やっぱり上げさせないっていうところが、どっちかっていうと、分かりやすく、早く改善できそうかなっていう部分もある。今日はあんまり自分のサイドでっていうのは多くなかったですけど、やっぱり自分のサイドからやられてるシーンは今年もあるので、上げさせないって部分はより強く取り組みたい。

(今日の試合、気迫を感じた)

そうですね。もちろん勝ちたいっていう気持ちをしっかり表現したいし、何より普通にシンプルに勝ちたいので。あとは試合に出続けることによって、コンディション上がってるなっていう風に感じるので、なんとかそれを結果につなげられるように。

(試合前の表情がいつもより厳しい印象だったが)

いや、そんなことはないです。普通に勝ちたいっていう思いが出てるのかなと。

(次戦、ルヴァン・カップに向けて)

ルヴァンで勝たないとリーグにつながるものもないと思うので、しっかりと短い期間ですけど、みんながもう1回ゲームに向かう準備っていうのをして、いいタイミングでルヴァンに入って、しっかりとそこを活かして、チームとしていい流れで次のリーグ戦に向かっていきます。

◆距離感が改善ポイントの一つ 初スタメン・DFジェイソンゲリア

(初スタメン、意識したところは?)

自分自身、常に準備はしていて、ベンチに入る中でスターティングラインナップに並ぶか、ベンチで過ごすかは、基本的に変わりません。...

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