ロシア、ウクライナに大規模攻撃 西部の軍用飛行場標的

ウクライナ空軍は9日、ロシアが実施した無人機(ドローン)とミサイルによる大規模な攻撃で、ウクライナ西部の軍用飛行場などが被害を受けたと明らかにした。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)

[キーウ 9日 ロイター] - ウクライナ空軍は9日、 ロシアが 実施した 無人機(ドローン)とミサイルによる大規模な攻撃で、 ウクライナ西部の軍用飛行場などが被害を受けたと明らかにした。

ウクライナ空軍は、ロシア軍が発射した無人機479機のうち460機のほか、ミサイル20発のうち19発を撃墜したと発表。空軍報道官はウクライナ西部の軍用飛行場が主な標的だったとの見方を示した。ただ、被害の詳細については明らかにしていない。

ウクライナ当局によると、標的になった軍用飛行場はポーランドとの国境から約60キロの地点にある。ポーランド軍によると、ポーランド領空の安全確保のため9日早朝、ポーランドと同盟国の航空機が活動を開始していた。

ロシア国防省は今回の攻撃について、 ウクライナが今月初めにロシアの空軍基地を攻撃したことに対する報復の一環と表明。 「指定された施設全て」を攻撃したとした。

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