「ハリウッドが破壊される」外国映画100%トランプ関税 「フォースと共に」仮装連発
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関税で世界を混乱させているアメリカのトランプ大統領が、今度は「映画」に関税をかけようとしています。
■海外製映画に100%の関税を課す方針
トランプ大統領(4日)
「他国はアメリカから映画製作力を奪ってきました。ハリウッドは破壊されようとしています」
トランプ大統領が突然、SNSで表明した海外製の映画に100%の関税を課すという方針。5日のアメリカの株式市場では、世界の娯楽業界に混乱をもたらす可能性があるという懸念からネットフリックスなどメディア関連株が下落しました。
しかし、トランプ大統領は5月4日の「スター・ウォーズの日」に合わせ、作品に登場する剣「ライトセーバー」を携えた自身の画像を投稿しました。
ホワイトハウスのXから(4日投稿)
「フォースと共にあらんことを」
トランプ大統領の仮装といえば、ローマ教皇にふんしたような画像をSNSに投稿していました。
トランプ大統領(先月29日)
「教皇になりたい。私が第1候補です」
これにカトリック司教らは猛反発しました。
カトリック司教
「教皇を冒涜(ぼうとく)しています」
イタリア レンツィ元首相
「信者を怒らせ組織を侮辱する画像です」
トランプ大統領の思いもよらぬ政策は他にもあります。
トランプ大統領(4日SNSから)
「アルカトラズの再開は法と秩序、正義の象徴となります」
脱獄不可能な監獄として恐れられたカリフォルニア州のアルカトラズ島。およそ60年前に閉鎖されたこの施設を拡張して、再び利用するよう指示したことを明らかにしました。
不法移民の強制送還を巡り、差し止め命令を出す裁判官へのいら立ちからトランプ大統領が思いついたということです。
(「グッド!モーニング」2025年5月6日放送分より)
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