ベラルーシ大統領、トランプ氏を称賛 ウクライナ対応巡り恩恵と

[５日 ロイター] - ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領に対する米国の対応や、米国と欧州連合（ＥＵ）の亀裂により、ロシアとベラルーシが恩恵を受けていると述べた。

５日に公開されたＸ上でのインタビューで、トランプ米大統領とウクライナ戦争に対する同氏の姿勢を強く支持。「戦争終結の課題がこれほど緊急になったのはこの政権あってこそ。（トランプ氏が）ゼレンスキー氏に自身の立場を知らしめたことはわれわれにとって有益だ」と述べた。

ウクライナ戦争を受けて、ルカシェンコ氏はロシアのプーチン大統領との関係をさらに緊密化。プーチン氏は一部の侵攻をベラルーシ領土から行い、同国にロシアの戦術核兵器を配備した。

ルカシェンコ氏は、トランプ氏の目標は戦争終結以外になく、それは「素晴らしい」外交政策と称賛。「私は彼の隣に立ち、戦争を終わらせ、人々の生活の改善に必要なことを全て行う用意がある」と述べた。

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