トランプ氏、ロシアによるキーウ攻撃に不満表明 和平実現に「双方に圧力」

トランプ米大統領は24日、ロシアがウクライナの首都キーウ(写真)に対する大規模攻撃を行ったことを快く思っていないとし、米国は「ディール(取引)」を成立させるためにロシアに大きな圧力をかけていると述べた。(2025年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

[ワシントン 24日 ロイター] - - トランプ米大統領は24日、ロシアがウクライナの首都キーウに対する大規模攻撃を行ったことを快く思っていないとし、米国は「ディール(取引)」を成立させるためにロシアに大きな圧力をかけていると述べた。ただ、詳細は明らかにしなかった。

トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し「私がどれほどの圧力をかけているか、想像もつかないだろう。ロシアに極めて大きな圧力をかけており、ロシアもそれを承知している」と述べた。

また、ウクライナに対しても和平合意に向け圧力をかけているとし、「双方に多大な圧力をかけている」と言及。「われわれは戦争を迅速に終結させたいと考えており、すでに大きな進展を遂げている」とし、停戦実現に向けた取り組みで向こう数日間が極めて重要になるとの見方を示した。ただ、詳細は明らかにしなかった。

ロシアが2014年に一方的に併合したクリミアについては、奪還は極めて困難になるとの見方を示した。

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