【更新中】共通テストに「タイムマシン」登場 2日目の全問題を公表

植松佳香

 大学入学共通テストは18日、2日目の試験があった。教科は理科、数学、情報。18日夜に、問題と解答が公表された。

 テストを実施している大学入試センターは、受験者数と受験率も順次発表している。理科は33万3347人(67.2%)、数学①は34万6325人(69.8%)、数学②は31万7696人(64.0%)、情報は30万5104人(61.5%)だった。

 「もし、タイムマシンで過去や未来に行くことができたなら」。地学の第1問では、こんな前提での出題があり、SNSなどで話題になった。平安時代中期の地球のほか、未来を観察した様子を会話する形の問題文だった。

交通機関の乱れ、和歌山や仙台などで繰り下げて試験

 試験会場によっては、交通状況の乱れなどから、繰り下げ実施が行われた。

 和歌山大学によると、同大と向陽高校(和歌山市)の会場では、南海本線の運休によって理科の開始時刻を20分繰り下げた。大学入試センターによると、他に羽衣国際大(大阪府)でも、同じ運休の影響で遅れた1人が、開始を120分繰り下げて別室で受験した。

 また、東北工業大八木山キャンパス(仙台市)では、強風でJR東北本線が遅延し、到着が遅れた受験生1人が25分繰り下げて受験した。

 ほかに、試験会場の誘導員らの対応の誤りにより、3試験会場の3人が15~170分の繰り下げ実施となった。

 数学①についても、JR琵琶湖線の遅延の影響で、滋賀大彦根キャンパスと滋賀県立大で計7人が40分繰り下げての実施になった。

1日目、各地でトラブルも

 初日の17日は、地理歴史・公民、国語、外国語のテストがあった。例年、最も受験者数が多い外国語は45万6386人が受けた。

 大学入試センターによると、英語(リスニング)で開始時刻を70分繰り下げて受けた受験者が1人いた。会場の試験本部の対応の誤りによるものだったという。

 東京科学大大岡山キャンパスの受験生のうち、英語(リスニング)の再試験対象は、当初は49人と発表されていたが、18日に48人に変更された。再試験の理由となったアラームの鳴動とは関係なかった。

 新潟医療福祉大では、英語リスニングを受けた1人が再試験の対象になった。試験時間を1.3倍にする配慮を受けることになっていて、通常より問題と問題の間が長い音声メモリーを使うはずだったが、それが使われていなかったという。一方、東京学芸大で受けた受験生1人が、地理歴史・公民の再試験の対象となった。誘導員の誘導に誤りがあったという。

813大学が共通テスト利用

 大学入学共通テストは、基礎的な学力の判定が目的。国公立大の一般選抜の出願条件となっていたり、私大も含めて総合型選抜に活用されたりする。今年は、短大なども含めて813大学が入試に用いる(前年度より25校減)。このうち私立は621大学。

 前身の大学入試センター試験から移行して6回目。昨年より1千人ほど多い約49万6千人が出願した。今年は原則、インターネットによる出願だった。

 昨年から教科「情報」が新たに加わった。地理歴史・公民も昨年から科目が再編されている。

     ◇

 共通テストに関する情報は、朝日新聞のデジタル版「2026年度 大学入学共通テストページ」(https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/)でご覧ください。夕方から夜にかけて、問題や解答も掲載する予定です。1日目の地歴・公民、国語、英語の問題と解答も掲載されています。

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この記事を書いた人

植松佳香
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
子ども、教育、労働、国際関係

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