Mrs. GREEN APPLEが日本アカデミー賞の新賞「主題歌賞」受賞、「ディア・ファミリー」主題歌で

日本アカデミー賞が新たに特別賞「主題歌賞」を設立することを発表。初の受賞作がMrs. GREEN APPLEの「Dear」に決定した。

発足当初から劇伴作曲者を対象に顕彰する「音楽部門」を設立していた日本アカデミー賞は、このたび映画と観客の架け橋になっている主題歌も作品の世界観を表現する重要な存在であるとし、主題歌担当アーティストに「主題歌賞」を贈呈することに。記念すべき初回受賞作は、授賞式の副賞に協力しているジュエリーブランド・TASAKIの推薦、日本アカデミー賞協会会長ならびに役員の選考により決定した。

受賞作品「Dear」は、2024年6月に公開された大泉洋主演映画「ディア・ファミリー」の主題歌。作詞作曲を手がける大森元貴(Vo, G)がこの映画のために資料や映像を観て得た生きる活力を込めて書き下ろした、壮大でエモーショナルな楽曲となっている。このほかミセスは2024年公開映画「サイレントラブ」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」でも主題歌を担当しており、「主題歌賞」の受賞について大森は「映画と音楽は非常に密接な関係にあり、日々音楽を創作する者として『作品の邪魔だけはしたくない。その映画に関わったすべての方々へ感謝の気持ちを込め、最大のラブレターであるべきだ』と思いながら主題歌を担当させていただいております」とコメントしている。

なお3月14日には東京・グランドプリンスホテル新高輪で「第48回 日本アカデミー賞授賞式」が行われ、この模様が日本テレビ系で放送される。

大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)コメント

この度、新たに設立された特別賞「主題歌賞」を受賞いたしました。映画と音楽は非常に密接な関係にあり、日々音楽を創作する者として「作品の邪魔だけはしたくない。その映画に関わったすべての方々へ感謝の気持ちを込め、最大のラブレターであるべきだ」と思いながら主題歌を担当させていただいております。名誉ある祭典で初の受賞者となり、その大きさに背筋が伸びます。

今後とも胸を張って、より良い音楽を創るべく邁進してまいります。


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