【日本ハム】今季最多13得点大勝で首位堅守!5連勝&貯金最多16 レイエス17号先制満塁弾 清宮幸適時打×2 山﨑福也9回1失点完投で4勝目
■プロ野球 ロッテ 1-13 日本ハム (9日 ZOZOマリン) 日本ハムはロッテに快勝。47勝31敗2分で最多貯金「16」に伸ばし、首位の座を守った。試合は初回にレイエスが17号満塁弾を放つと、2回には1死三塁から五十幡が三塁線へセーフティースクイズを決め序盤から5点を先行。4回には田宮の4号2ラン、5回には無死満塁から清宮幸の適時打が飛び出し、ロッテ先発・石川柊から大量8得点。その後も攻撃の手を緩めず、延べ17安打で今季最多13得点を奪った。先発・山﨑福也は9回1失点完投で4勝目。 スタメンは前日から2番レフト・水谷、3番ライト・万波、7番サード・清宮幸、9番キャッチャー・田宮に変更。 初回の攻撃は先頭の五十幡が右翼線へ二塁打を放つと、水谷はストレートの四球で出塁。石川柊の暴投間にそれぞれ進塁すると、万波も四球を選び無死満塁に。ここで4番・レイエスが1ストライクからロッテ先発・石川柊のストレートを右翼ラッキーゾーンへ突き刺し4-0と先制。レイエスの本塁打(グランドスラム)は2試合ぶり、2位・万波と3本差のリーグトップ17号を放った。 さらに2回には先頭の石井が右翼線へ二塁打、田宮が初球できっちり送り1死三塁。ここで五十幡が2ボールから三塁線へセーフティースクイズを決め5-0に突き放す。 先発・山﨑福也(32)は3勝2敗、防御率1.61で今季12先発目。ロッテ戦は2試合に登板し、1勝0敗、防御率0.60。前回登板の6月28日・西武戦(ベルーナドーム)は6回3安打無失点も勝ち負けつかず。 山﨑福也の立ち上がりは、初回、2回と三者凡退。3回は2死から友杉、藤原の連打で一、二塁も寺地を一ゴロに抑える。 すると4回表、先頭の石井が中前安打を放つと田宮がカウント1-1から高めストレートを振り抜き、右翼スタンドへ4号2ランで7-0。5回にも先頭のレイエスがストレートの四球で出塁。郡司、水野の連打で再び無死満塁の絶好機を作ると、清宮幸の右前適時打で加点し8-0とした。 そして6回、先頭の五十幡がロッテ2番手・東妻から左中間へ三塁打を放つと、水谷の左犠飛で9-0。なお万波が左翼線へ二塁打を放つとレイエスの代打・マルティネスが三塁線へ痛烈な適時打を放ち、10-0。なお郡司の代打・野村が遊内安打でつなぐと、2死一、三塁から清宮幸が初球で中前適時打を放ち、11-0。 大量援護を受けた山﨑福也は4回、5回と2死から連打を浴びるも無失点で切り抜ける。しかし6回、2死から岡に左中間へ2号ソロを許し11-1。 それでも8回表、先頭の万波が右中間へ三塁打を放つと、マルティネスの遊ゴロ間で再び12-1の11点差に戻す。さらに9回には先頭の清宮幸がレフトオーバーの二塁打を放つと、山縣の遊ゴロ進塁打で1死三塁とし、途中出場・伏見の中前適時打で13-1。 山﨑福也は7回、先頭の宮崎にプロ初安打も後続を退けると、8回は三者凡退に抑え9回のマウンドへ。山﨑福也は6番からの下位打線を無失点で締めた。山﨑福也は9回1失点で5月16日・ロッテ戦(ZOZOマリン)以来今季2度目の完投勝利で4勝目(2敗)。