中国の年次安保フォーラム、「日本再軍備」批判繰り返す可能性も(ロイター)
Greg Torode Mei Mei Chu [香港 14日 ロイター] - 中国は15─17日に北京で年次安全保障会議「香山フォーラム」を開催する。 外交官やアナリストによると、董軍国防相は開会式で、多極化が進む世界における国際協力の強化を改めて訴える見通しだが、その一方で、米国やその同盟国を批判する発言も盛り込む可能性が高い。 より自由闊達な場として広く認識されているシンガポールのアジア安全保障会議(シャングリラ対話) に対抗する中国主催のこのイベントには数十カ国から数百人の軍将校、外交官、学者が参加する見込み。内容は綿密にシナリオが練られている。 一部のアジア諸国の外交官やアナリストは、米中首脳会談を控える中、中国による米国やその同盟国への露骨な批判は控えめになる可能性があると指摘。ただ、日中間の現在の緊張関係を考慮すると、日本はより攻撃されやすい標的となる可能性がある。 シンガポールを拠点とする中国の安全保障専門家ジェームズ・チャー氏は「中国の主催者はまた、このフォーラムを利用して日本の戦時中の過去を繰り返し取り上げ、日本のいわゆる『再軍備』を批判するだろう」と語った。 また、米ブルッキングス研究所の東アジア政治・安全保障専門家パトリシア・キム氏は、アジアにおける米国の安全保障上のコミットメントに対する疑念が、地域防衛はアジア諸国によって管理されるべきだと主張する中国にとって好機となるだろうと指摘した。 米当局者によると、米代表団は国防総省の中国・台湾・モンゴル担当主任ディレクター、シンシア・カラス氏が率いる見通しだ。
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