大迷惑な"不正改造バイク"を「徹底排除」へ! 「暴走族」「旧車會」の"危険集団"を完全追放! 「暴走族は神奈川には要りません!」 検問で即「直しなさい」命令も!? 取締り強化へ
神奈川県警は公式SNSで、旧車會や暴走族の取り締まりを強化していくと発表しました。
「暴走族に告ぐ!」強い口調で牽制
神奈川県警は2025年6月1日、公式SNSを更新。「暴走族」や「旧車會」の取り締まりを強化していくと発表しました。
SNS投稿では暴走族に対し、異例の強い口調で警告しています。
暴走族は、信号無視や蛇行運転などの危険走行をしたり、騒音を撒き散らして周囲に迷惑をかける集団です。近年では「珍走団」という名称も定着しています。
また旧車會とは、1980年代に暴走族として活動していた連中が当時を忘れられず近年新たに作ったグループで、メンバーは中年層がメインです。当時乗っていた古いバイク(旧車)を使用して、暴走族と同じような行為を行う集団です。
いずれも、不正改造バイクを使用して危険走行に及んでいます。公道を走行する際に定められている保安基準に適合しないような改造を施し、非常に危険な状態で他の交通に迷惑をかけています。
たとえば、ヘッドライトやテールライトの色を違法なものに変えたり、ナンバーを跳ね上げ、うしろから見えないようにして通報や追跡を逃れたり、爆音を撒き散らすマフラーやホーンを取り付けて、わざと大きな音を立てる行為をするなどです。
検問などで不正改造が認められると、「15日以内に、保安基準に適合するように直して見せに来なさい」という内容の「整備命令書」が交付されます。
不正改造車の所有者は、保安基準に適合するように整備したあと、最寄りの陸運局などにクルマなどを持っていって、保安基準に適合しているか確認を受ける必要があります。
また、暴走族や旧車會は迷惑走行だけでなく、高速道路のパーキングエリアやサービスエリア、道の駅を占領し、空ぶかしなどの暴走行為を行うことも多く、付近住民や一般ドライバーにも多大な迷惑を及ぼしています。
神奈川県内では、首都高速の大黒PAや第三京浜の都筑PAなどでしばしば改造車両集結のため閉鎖が行われているほか、国道134号や129号、246号などで夜間に爆音走行している連中もいます。
今回神奈川県警では、6月を「暴走族追放強化期間」と定め、県内全域で取り締まりを強化すると宣言。交通検問などを実施し、徹底的に取り締まっていくようです。
県警公式SNSでは、「暴走族に告ぐ!暴走族は神奈川にはいらない!」と、異例ともいえる強い口調で警告を実施しています。
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なお神奈川県警の暴走族対策室では、公式サイト上の「暴走族相談受付」から情報提供を求めています。
暴走族や旧車會に関する集まりやグループの詳細などを知っている場合、受付フォームなどでの情報提供を呼びかけています。
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