『アギト-超能力戦争-』井上敏樹、悩まず執筆した25年後の物語 氷川誠ら登場人物に強い愛着

25年ぶりの再会を果たす氷川誠&津上翔一 - (C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 今年25周年を迎えた東映特撮「仮面ライダーアギト」(2001~2002)の物語を執筆した鬼才・井上敏樹が、25年の時を経て再び“アギト”の世界に帰還。超能力が人類を分断する新たなる戦争を描く映画『アギト-超能力戦争-』で何を描き、何を伝えたかったのかーー。テレビシリーズから25年ぶりに復活した“アギト”への想い、新作映画の執筆エピソードを明かした。

氷川誠が変身!仮面ライダーG7が刀を構える『アギト-超能力戦争-』キャラクターポスター(全3種)

印象に残っている「あかつき号事件」

(C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 平成仮面ライダーシリーズにおいて、第1作「仮面ライダークウガ」を経て、本作ではメインライターを務めた井上敏樹。『アギトー超能力戦争ー』には、当時のプロデューサー陣(白倉伸一郎武部直美塚田英明)がエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねており、オファー自体は白倉から受けた。「オファーが来た以上、断る選択肢はない」と述べる井上だが、同時に深い感慨を覚えることもなかったという。「最初に『アギト』と聞いたけど、特段驚くこともなかったね。気持ちとしては淡々としたもの。まあ、『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』が当たったんだろうな。だから『次はアギトなんだ』と。そういう感じだったよね」

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 25年を経て再び「アギト」に向き合うこととなった井上だが、当時を振り返ると、「あかつき号事件」が強く印象に残っていると語る。「あかつき号事件」とは、物語が始まる半年前に起きた海難事故で、アンノウン(※ロード怪人とも)に襲われる人間が、本事件の生存者であることなど、回を進む毎に謎が謎を呼び、終盤(第42話「あかつき号」)で、ついに全ての謎が解き明かされるというストーリー展開がなされていた。およそ1年近くにわたって縦軸を盛り込み、この仕掛けが多くの視聴者を取り込むことに成功したとも言えるが、井上によれば最初の時点では、着地点は決めてなかったという。

 「漠然と“あかつき号事件”というのを出しておけば、後からどうにでもなるだろうって。実際、後からなんとかなった(笑)。奇跡的だったね」。井上の話はさらに続く。「しかも東映はそこに関しては一切何も言ってこなかった。それがすごいところだよね。それである日、俺のほうから、あかつき号事件の謎を明らかにすると言ったら、白倉たちが集まって『ほうほうそうそれで?』と。で、一体誰がこの面倒くさい話を撮るんだと(笑)。あれは撮るほうが大変だったろうね」

「仮面ライダーアギト」は全員が主役

(C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 話を『アギト-超能力戦争-』に戻すと、今回の執筆にあたっては、特に当時のテレビシリーズを観返すようなことはしなかったという。「『アギト』については、けっこう覚えていた。改めて『アギト』の世界を書く上で困ることはなかったね。特にキャラクターを覚えていれば、筆も進む」と振り返る。同時に「俺は主役よりも脇役に情がいってしまうタイプ」と前置きした上で、印象に残っているキャラクターとして挙げたのが、警視庁未確認生命体対策班のリーダー・小沢澄子(藤田瞳子)と警視庁捜査一課の北條透(山崎潤)だ。「あの2人は掛け合いの面白さだろ。口の悪い2人がののしり合う。そこは当時も書いていて面白かったし、視聴者も楽しんでくれていたんじゃないかな。今回もノッて書くことができたよね」

 本作では、小沢&北條はもちろん、津上翔一、氷川誠、尾室隆弘、風谷真魚、美杉義彦、美杉太一、木野薫と当時のキャラクターが、全てオリジナルキャストで再登場するのも話題を呼んでいる。

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 「脚本を書く上で、どういう手順を踏んだかと言えば、まずは当時の俳優たちが全員出演できる、ということだった。それでリアルに地続きで25年後の世界を描くことに決まった。それに関しては何か紆余曲折があったわけではなく、必然的にそうなったね」

 そんな中、当時と大きく異なるのが主人公である。テレビシリーズでは、仮面ライダーアギトに変身する記憶喪失の青年・津上翔一(賀集利樹)が主人公であったが、本作では仮面ライダーG3(G3-X)である氷川誠が主人公に据えられている。その氷川を演じるのは、「アギト」で注目を集め、現在では実力派俳優として広く認知されている要潤である。

 これについて井上は「氷川を主人公にするのはマストな条件だったけど、『アギト』は全員が主役だからね。俺の中では誰が主役であろうが構わない」と断言。実際、「アギト」では、3人のライダーが並列に描かれ、お互いがお互いの正体を知らずに交わっていく群像劇としての側面も持ち合わせていた。一方で、「翔一は飄々とした人物だから逆に主役として書くのは難しかった。それに比べると氷川誠は、ごく普通の人間で、あくまで一般人として設定していた。それもあって、今回の映画では、主役としてはむしろ書きやすかったよね」

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多彩なキャラクターが大勢登場

(C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 「25年後の続編」とのことで、登場人物が、それぞれどういう時間を経過してきたのかも気になるところだ。それ相応の歳月を生きた人生観を投影する必要があるのではないかと思うが、それに対しては井上らしい持論を展開する。「別にそんなことは考えないよ。25年経ってもたいした進歩なんてするものじゃない。だいたい人間なんてそんなものなんだよ(笑)。そういう意味ではほぼ昔のまま」。ただ、そんな中、例外として挙げたのが北條である。「俺の中では北條はちょっと進歩していたかな。あいつは氷川誠を信じ続けていて、ああいうタイプは一回友情が芽生えると非常に熱い奴なんだよ」と思い入れを吐露する。

 むしろ、執筆に際して苦労したのは、それぞれが置かれている25年後の立場であったという。「北條が警察を辞めて私立探偵になっているとか、氷川が刑務所にいるとか、その辺りの設定にはかなり時間をかけた」と語る。中でも井上が「やっぱりここが一番面白いじゃないか」と胸を張るのが、氷川受刑者が収監されている刑務所のシチュエーションだ。「俺が大変だったのは考えつくまで。後はいかに料理するかは監督次第だよね」

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 その監督を務めたのが、テレビシリーズのメイン監督だった田崎竜太(※崎はたつさきが正式表記)である。第1話を始め、前述した第42話「あかつき号」など、合計10本のエピソードを担当した他、テレビスペシャル「仮面ライダーアギトスペシャル 新たなる変身」及び『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』も、井上が脚本を書き、田崎が監督した。近年もスーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で名コンビぶりを発揮したが、田崎については「あいつはホンを読みながら、いいのか悪いのかジーッと考えて、結果、そのまま無言で去って行くタイプ。田崎との仕事でホン直しをした記憶はほとんどない。それは今回も変わらなかった」と信頼ぶりをうかがわせる。試写で観た本作についても「やっぱり田崎は上手いと思ったよね」と脚本家の立場から絶賛している。

自分でもいいホンだと思った

(C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 前述した通り、「アギト」は群像劇の要素が強かったため、多くのキャラクターが登場していた。さらに本作では当時の主要人物に加え、敵味方問わず多数の新キャラクターが登場する。中でも、最新の特殊強化装甲服を装着する葵るり子/仮面ライダーG6は、モデル・タレントのゆうちゃみという意外なキャスティングが話題を呼んでいるが、破天荒で正義感の強いるり子の役柄もまた、ひと際強い存在感を放っている。

 「るり子については、小沢澄子はGユニットの管理官で、直接戦うわけじゃないし、氷川は刑務所、尾室は警視正に出世して現場にいないから、誰か新しいキャラを作る必要があった。これもまた必然的にそうなったんだよ。ただ、白倉は最初、男性ゲストを想定していたけど、俺としては男で書く気はなかった。これはもう女性でなくてはらない役柄」とこだわりを見せた。続けて、「Gユニットには、(G3とG3-Xを装着する)香川と杵島の2人も作った。この2人はおバカキャラだけど、スルッと入って行く立ち位置にした。登場人物が多い分、そういうキャラも必要なんだよね」と脇を固めるキャラの重要性を説いた。

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 また『超能力戦争』のタイトルが冠されているように、本作では大勢の超能力者が登場して、彼らとの戦いが迫力の映像と共に描かれる。「超能力を発揮する設定があっただろう。白倉も超能力を描いた日本映画はあまりないと言っていたし、それを生かした話にすることにした」と語り、ルージュ、鬼頭、渋川、速見と一癖も二癖もあるキャラクターと、彼らが使う多彩な超能力が井上によって考案。ここが本作ならではの大きな見どころになっている。

 「俺はハコを丁寧に切る(※脚本執筆において、大筋をシーンごとに区切り詳細を書き加える作業)ほうだから、誰をどのシーンで出すか、どういう能力を使わせるかは、最初にきっちりと決めた上で脚本を書いた。今振り返ると、人数が少し多過ぎたかもしれないけど、ルージュ(岩永洋昭)や指から銃をバンバン撃つ黒谷(今井悠貴)なんかは面白いキャラになったよね。ただ、渋川(青島心)のピンポン球を打つのは俺のアイデアじゃない。田崎が考えたんじゃないかな。それから黒谷を味方にすることで、敵味方に分かれた超能力者の同士のバトルを成立させた」

(C) 2026「劇場版アギト」製作委員会 (C) 石森プロ・東映

 いずれもアクの強い登場人物ばかりであるが、ファンとしては、こうしたクセ強キャラを井上脚本に期待している節もある。井上自身は、これについてどのように思っているのだろうか。「自分では突飛なものを考えないようにしているんだよね。どこかにこういう人間はいるんじゃないかと思わせる人物を書いているつもり。あまり突飛すぎる人間ばかりだと、視聴者がついてくれないと思う。後は俺が書いていて楽しい人物でなきゃ。それが何より一番だよ」

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 またテレビシリーズだった「アギト」を映画にする上では「構成が違ってくる」と語る。「それは当たり前のことだし、特に苦労はなかった。1時間30分という尺が頭に入っていれば、ハコを切っている内に自然とそうなっていく。どちらかといえばテレビの尺で短く詰めるほうが大変。映画は尺が長い分、色々できるから好きだね。そういう意味でも今回は書きあがった際に手応えがあった。自分でもいいホンだと思ったよね」

 最後に井上が考える「アギトらしさ」について訊いてみた。「やっぱりキャラクターだよね。それぞれが主人公になるように設定されていて、みんなが美味しい場面を持っているし、今回も当時と変わることなく公平に描いたつもりだよ。そこがやっぱり『アギト』の魅力なんじゃないかな。後は大画面で観るキャスト。さすがにみんな年を重ねたけど、それがまた今回の『アギトー超能力戦争ー』ならではの味わいに繋がっていると思うね」(取材・文:トヨタトモヒサ)

映画『アギト-超能力戦争-』は全国公開中


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「超英雄祭 KAMEN RIDER SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2026」ビジュアル - (C)石森プロ・テレビ朝日・東映 AG・東映

 今年2月に横浜アリーナで開催された仮面ライダー×スーパー戦隊の音楽の祭典「超英雄祭 KAMEN RIDER×SUPER SENTAI LIVE&SHOW 2026」から、スーパー戦隊50周年を祝した2日目「DAY2-SUPER SENTAI 50th-」の模様が、7月10日より全国の映画館で劇場上映されることが決定した。同イベントが映画館で上映されるのは、史上初となる。

【動画】スーパー戦隊50周年を盛大に祝福!「超英雄祭」劇場公開告知映像

 1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」誕生から数えて50年目にあたるアニバーサリーイヤーを記念した今回のステージは、まさに「スーパー戦隊ソングの頂点」を体感できる内容だ。最大の見どころは、シリーズ第1作から最新作まで、歴代50戦隊のレッドがステージに勢ぞろいする圧巻のシーン。半世紀にわたる歴史が、映画館ならではの迫力の音響と大スクリーンで蘇る。

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 出演者も豪華な顔ぶれ勢揃い。シリーズ最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」からは主題歌アーティストのWienners金子みゆに加え、冬野心央(遠野吠/ゴジュウウルフ役)、鈴木秀脩(百夜陸王/ゴジュウレオン役)、神田聖司(暴神竜儀/ゴジュウティラノ役)、松本仁(猛原禽次郎/ゴジュウイーグル役)、木村魁希(熊手真白/ゴジュウポーラー役)、三本木大輔(ファイヤキャンドル役)、まるぴ(ブーケ役)ら番組キャストが参加したほか、レジェンドアーティストとして串田アキラ影山ヒロノブささきいさお堀江美都子ら総勢22名が名を連ねている。

 上映劇場は新宿バルト9、T・ジョイ梅田ほか、上映期間は7月23日までの2週間限定となっている。鑑賞料金は一般4,000円、小人(3歳以上~高校生)1,500円。なお、初日に開催された「DAY1-KAMEN RIDER-」の上映はない。

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朝ドラ「風、薫る」第24回より - (C) NHK

 見上愛上坂樹里がダブル主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は、30日に第5週「集いし者たち」第24回が放送。課題に奔走するりん(見上)たちに門限の危機が迫る、あらすじを紹介する。

【画像6枚】りん(見上愛)はシマケン(佐野晶哉)に会って…第24回

休日の翻訳相談、そして迫りくる門限…

 日曜日を迎え、思い思いの休日を過ごす生徒たち。直美(上坂)は翻訳の相談をするため、捨松(多部未華子)のいる大山家を訪れる。一方のりんも、環(英茉)と訪れた瑞穂屋で偶然シマケン(佐野晶哉)に会い、翻訳の相談をしていた。

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 そんな中、まもなく寮の門限の時間が近づいてきて……。

「風、薫る」とは

 朝ドラ第114作「風、薫る」は、激動の明治時代に看護の世界へ飛び込んだ、二人のナースの冒険物語。栃木や東京を舞台にしたオリジナル作品であり、原案は田中ひかる氏の著書「明治のナイチンゲール 大関和物語」。実在した大関和さんと鈴木雅さんをモチーフとしつつも、傷ついた人々を守るために“バディ”として奔走する二人の女性の姿をフィクションとして描く。

 脚本は、ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」や「幸運なひと」を手掛けた吉澤智子Mrs. GREEN APPLE の主題歌「風と町」が物語を彩り、語りは謎の占い師・真風役で本編にも出演する研ナオコが務める。(清水一)

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上坂樹里、地毛をバッサリ!「風、薫る」直美の断髪シーン - (C)NHK

 連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)が第5週に突入し、看護婦養成所に入所した主人公・一ノ瀬りん(見上愛)&大家直美(上坂樹里)の新たな生活が始まった。同週の冒頭では、髪を切りボブになった直美のヘアスタイルが話題を呼んだが、第23回(29日放送)では、彼女がさまざまな葛藤を胸に、自らの髪にハサミをいれる断髪シーンが描かれた。制作統括を務める松園武大チーフプロデューサー(CP)が、上坂が自身の髪を切って撮影したという同シーンの裏話、本作における女性のビジュアル、髪型のコンセプトについて語った。

【明日の「風、薫る」場面写真】りん(見上愛)がシマケン(佐野晶哉)に会う

 連続テレビ小説第114作となる「風、薫る」は、まだ女性の職業が確立されていなかった明治期に、考え方もやり方も違う二人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描いたバディドラマ。看護婦養成所を卒業したりん(見上)と直美(上坂)が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり、成長していく姿を描く。

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 第5週から開幕した看護婦養成所編について、松園は「個性の強い7人の同級生が学校に集います。まだ看護を専門的にやるのが当たり前ではなかった時代に、りんと直美が未知の世界に飛び込んで一つ一つ難しいことに取り組み、時にぶつかったり、向き合ったりしながらバディに育っていく過程を描いていきます」と見どころを紹介する。

 この時代の女性の扮装は「明治19年で大半の女性は和装。いわゆる日本髪が当たり前の時代でした」とも述べ、「『風、薫る』の女性たちは、西洋の考え方に則った時代の最先端を生きており、とても珍しい扮装をしていると思います。一般的な当時の日本髪の女性は髪を洗う機会も限られていた中、そこに清潔という概念を持ち込み、これまで見たこともない新たな装いが生まれました」とアピールした。

(C)NHK

 直美の髪型の変化については、「ある段階で断髪するというのは当初からわかっていて、上坂さんは、それを承知の上で役を引き受けてくださった」と本人とのエピソードを紹介し、上坂自身が「人生であそこまで短くなったのは初めてだった」と話していたことも回顧。その言葉を聞いた松園は、彼女の役にかける思いの強さに感銘を受けたという。

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 松園は「だからこそ、直美の髪を切るところをしっかりカメラで映し出すべきだと考えました」と断髪シーンの舞台裏を振り返り、「あのシーンは一発本番でした。あれはご本人の髪を実際に切っています」と上坂の地毛を使って撮影が行われたことを強調。撮影後の上坂の反応については「非常に似合っていて、本人的には髪がスースーすると言っていました。手入れが楽だということで、癖になるとも話していました」と笑顔で振り返った。

 松園曰く、登場人物のヘアスタイルをどのようにするかについても、こだわりがあるという。「衣装合わせのようなことをやり、スタッフ含め、これがいいねとなったものを採用します」と過程を紹介。上坂についても「断髪になることはわかっていたので、どれくらい短くするかを話したりしました」と回顧した。

 また、怒濤の展開だった第4週までとは異なり、看護婦養成所編(第5週~)は時間をかけて描いていくという。松園は「看護婦養成所に入ってから、二人が人間関係を作っていくわけですが、当時、あまり知られていない看護の道をどういうふうに切り拓いていくのか、二人がどう先に進んでいくかを描くこの第5週以後はたっぷりと時間を使って放送していきます」と述べ、当初想定した尺が、2週間分ほど長くなったことも告白。そして「脚本を作っていく中で、それくらいの時間を使わないと、対象者、患者さんだったり、家族などとの交流、心の通いみたいなものが描ききれないと思ったのです。そこを大事にしたい気持ちがありました」と第5週以降にかける思いを話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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法廷でのネイサン・チェイシング・ホース - 写真:AP/アフロ

 第63回アカデミー賞で作品賞など7部門を受賞した映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でスマイルズ・ア・ロット役を務めたネイサン・チェイシング・ホース(50)が、先住民の女性たちと少女たちに対する性的暴行13件で有罪判決を受け、終身刑を言い渡された。複数の米メディアが報じた。

ネイサン・チェイシング・ホース出演『ダンス・ウィズ・ウルブズ』フォトギャラリー

 終身刑ではあるものの、37年の服役後には仮釈放の資格が得られるという。チェイシング・ホースは一貫してすべての容疑を否認している。

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 アメリカ先住民ラコタ族のチェイシング・ホースは2023年2月、20年以上にわたって若い先住民の少女たちに性的虐待を加えた疑いで逮捕された。チェイシング・ホースは“サークル”と呼ばれるカルト集団を率い、精神的な伝統と信仰心を利用して少女たちに何度も性的暴行を加えたという。

 被害者の一人は14歳当時、ガンと診断された母を救うためには霊が彼女に処女を捨てるよう求めているとチェイシング・ホースから告げられ、性的暴行を受けた。チェイシング・ホースはこのことを誰かに話すと母親は死ぬと脅し、それから何年も性的暴行を続けたとされている。(朝倉健人)

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サム・ニール、完全復活へ!(2024年撮影) - REX/アフロ

 ステージ3の血液がんと診断された映画『ジュラシック・パーク』シリーズの俳優サム・ニール(78)が、約5年にわたる闘病の末、がんを完治したとオーストラリアのメディア「7 News」に明かした。

【画像】こんなに可愛かった…『ジュラシック・パーク』子役たち

 ニールは、映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を撮影していた2022年3月、悪性リンパ腫の一種である「血管免疫芽球性T細胞リンパ腫」と診断された。化学療法を受けていたものの、次第に効かなくなり「途方に暮れました。いよいよ、最期が近づいているようにも感じた」と死を覚悟した期間もあったという。

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 その後、自身のT細胞(Tリンパ球)を使った特殊な治療法「CAR-T細胞療法」に切り替え、2023年にはがんが寛解(症状がほぼ消えた状態)していると告白。現地時間26日に公開された最新のインタビューでは「ちょうど検査を受けたところですが、体内からがんが消えていました。驚くべきことです」とがん克服を明言している。

 現在ニールは、自身が行った「CAR-T細胞療法」が母国オーストラリアで導入されるように提言活動を行っている。もちろん、俳優業の本格復帰も視野に入れており「そろそろ次の映画を撮る時期ですね」と意気込んでいる。(藤田良太)

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主人公ナズナ(綾瀬はるか)の娘・舞(西川愛莉) - (C) 2026 映画「人はなぜラブレターを書くのか」製作委員会

 映画『人はなぜラブレターを書くのか』(公開中)で、主演の綾瀬はるかをはじめ妻夫木聡菅田将暉佐藤浩市ら実力派・名優が並ぶなか、主人公ナズナ(綾瀬)の娘を演じる16歳の新星がSNSで話題沸騰となっている。

綾瀬はるか、黒ドレスで登場!菅田将暉、妻夫木聡らと初日舞台挨拶

 本作は、2000年3月8日に発生した営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線脱線衝突事故で亡くなった富久信介さんに、20年以上の時を経て届いたラブレターを巡る実話に基づく物語。注目を浴びているのが、高校時代に信介に思いを寄せ、現在は良一(妻夫木聡)と結婚し、古民家ダイニングを切り盛りするナズナ(綾瀬)の娘・舞を演じる西川愛莉

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 舞は思いを寄せる相手に頭を悩ませつつ、母の隠し事を気にする芯の強い女の子。口癖は、「一応言っとくけど」。西山はオーディションで選出され、撮影当時14歳。14歳の中学生時代から18歳の高校生時代までを演じ、「私自身、舞とは似ている部分がたくさんあったので、決して背伸びをせず、「等身大の私」で舞と向き合っていきました」と撮影を振り返っている(劇場パンフレットより)。

“手紙”が母と娘をつなぐ重要なアイテム

 西山は、『秒速5センチメートル』で注目を浴びた白山乃愛がグランプリに輝いた第9回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞受賞。映画『君の顔では泣けない』(2025)では、芳根京子演じる坂平陸の高校生時代を演じた。

 まだ演技の経験は少ない西山だが、SNSでは「娘役の西川愛莉が印象に残った」「娘役の西川愛莉さんがよかった」「輝きがすごかった」「あっと驚く存在感を発揮」「これからの活躍が楽しみ」と鮮烈な存在感に注目する声が多く寄せられている。

ADVERTISEMENT メイキングより西山、石井裕也監督

 西山の起用の理由について、石井裕也監督は「声が最大のポイント」だったといい、「当たり前ですが、、彼女には経験もテクニックもないので、とにかく一生懸命やるしかない。その時に彼女の生命力がどう振動するか。不安定に震える声がその象徴でした。あの演技は経験を重ねた俳優さんは絶対にできないものです」と公式インタビューで語っている。

 石井監督と言えば新人の発掘眼にも定評があり、本作で信介を演じた細田佳央太は、2019年公開の映画『町田くんの世界』で1000人を超えるオーディションから抜擢。西山について「特別な演出はしていません。これまで本気を出したことがなかった若い人が初めて本気になる姿は、神々しく輝くんです。新人はしばしば、前のカットで右に振り返ったのに、次のカットで左に振り返って編集できなくなったりします。そんな状態の新人が百戦錬磨のベテランの中で懸命に踏ん張っていたら、それは輝いて見えますよ。それに加えて、彼女はすでに優れたパーソナリティーを持っていました。大物になると思います」と今後の活躍に期待を寄せている(劇場パンフレットより)。(石川友里恵)

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 アン・ハサウェイダコタ・ジョンソン共演のサイコロジカルスリラー映画『ヴェリティ(原題) / Verity』から、初となる予告編(海外版ティーザー予告編)が公開された。

【動画】怖すぎ…『ヴェリティ(原題)』海外版ティーザー予告編

 『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の原作者コリーン・フーヴァーのベストセラー小説「ヴェリティ/真実」を映画化した本作。事故でケガを負った有名作家ヴェリティ・クロフォード(アン)の人気シリーズを代わりに完結させるため、人里離れたクロフォード邸に移り住んだ売れない作家ローウェン・アシュレイ(ダコタ)の姿を描く。

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 ヴェリティが書いた不穏な自伝のメモを見つけたことで、夫ジェレミー・クロフォード(ジョシュ・ハートネット)への歪んだ告白に触れたローウェンは、現実と虚構の境界線を見失っていくことに……。アンとは『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』でも組んだマイケル・ショウォルターが監督を務め、脚本はフーヴァーとドラマ「ハンニバル」シーズン3のニック・アントスカが執筆した。

 今回公開された予告編は、ヴェリティが眠るすぐ傍でローウェンがジェレミーにまたがりキスを始めるも、気付けばその相手がジェレミーではなくヴェリティになっている……というスリリングなもの。妖しくほほ笑むヴェリティは恐怖におののくローウェンの頭をつかんでキスをし、さらには血が出るほど噛みつくという衝撃的な展開が続いている。10月2日に全米公開。(編集部・市川遥)

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カナダから一時帰国中の目黒蓮

 目黒蓮が29日、都内で行われた主演映画『SAKAMOTO DAYS』の初日舞台あいさつに登壇し、誠実さが伝わるマイルールを明かした。この日は、共演の高橋文哉上戸彩横田真悠戸塚純貴吉本実由福田雄一監督も来場した。

【画像】『SAKAMOTO DAYS』初日舞台あいさつの様子

 本作は鈴木祐斗のコミックの実写化。史上最強の殺し屋・坂本太郎(目黒)は葵(上戸)と恋に落ち、殺し屋をあっさりと引退。娘が生まれ、個人商店の店長となった坂本は、かつての面影がないほどに太ってしまう。ある日、自分の首に10億円の懸賞金が懸けられた坂本は、愛する家族との平穏な日常を守るため、相棒の朝倉シン(高橋)と共に世界中から集まった刺客に立ち向かう。

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 海外ドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2の撮影でカナダに滞在中の目黒は、本作プロモーションのために一時帰国。「今日は本当にありがとうございます。みんなで一丸となって作った『SAKAMOTO DAYS』をカナダから帰って来て、直接皆さんの前に立って届けられる時間を持てたことを本当にうれしく思います。今日は楽しんでいきましょう」とあいさつした目黒は、福田監督や共演者とともに撮影エピソードを楽しく語り合った。

 劇中の坂本家の家訓「人を殺さないこと」にちなみ、自身に課したルールを問われた目黒は「自分が本気でそれを思ったんだったら、その瞬間に絶対言葉にして伝えるようにしています。逆に、自分がそこで言わない判断をしたなら、それをネチネチ考えない。それは自分の責任。引きずらない。好きな人に『好き』って伝えるとか、ありがとうと思ったら『ありがとう』と言うとか、そういうのを大事にしています」と返答。

 すると福田監督は「カットがかかるごとに『ありがとうございます』って言うんですよ。そんな役者さんは初めて見た」と感嘆。「最高の座長ですね」とMCから振られた高橋は「そうですね。それは僕が1番感じております」と断言し、「そういうことだったんだな……って僕の中で今繋がった。『よろしくね』の一言じゃなくて、『この作品はこうしたいと思っていて、文哉くんが演じるシンはこうで、俺が坂本を演じて2人の関係性を作っていきたいと思っているから、よろしくね』ってなったんです」と撮影に入る前の目黒との会話を回顧。

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 さらに、「僕、(目黒と)手を握った瞬間、熱っ! となったから。こんな熱い方なんだ……と」と振り返る高橋に、目黒は「ヤケドしちゃった?」とにっこり。福田監督も「(特殊メイクを施した)目黒くんに『もうちょっと目と口、大きく開きますか?』って言ったら、『頑張らせていただきます!』って」と撮影中の目黒の熱血ぶりを明かした。

 鈴木が描き下ろした坂本とシンのイラストをサプライズでプレゼントされる場面もあり、目黒は「すご! ありがとうございます。めっちゃうれしい」と感激し、「どうやって綺麗にカナダに持って行けばいいんだろう……」と考えを巡らせていた。(錦怜那)

映画『SAKAMOTO DAYS』は公開中

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『SAKAMOTO DAYS』初日舞台あいさつでの上戸彩&目黒蓮

 上戸彩が29日、都内で行われた映画『SAKAMOTO DAYS』の初日舞台あいさつに目黒蓮と登壇し、目黒に対する思いを明かした。この日は、高橋文哉横田真悠戸塚純貴吉本実由福田雄一監督も来場した。

目黒蓮、高橋文哉、上戸彩ら登壇!『SAKAMOTO DAYS』初日舞台あいさつ

 本作は鈴木祐斗のコミックの実写化。史上最強の殺し屋・坂本太郎(目黒)は葵(上戸)と恋に落ち、殺し屋をあっさりと引退。娘が生まれ、個人商店の店長となった坂本は、かつての面影がないほどに太ってしまう。ある日、自分の首に10億円の懸賞金が懸けられた坂本は、愛する家族との平穏な日常を守るため、相棒の朝倉シン(高橋)と共に世界中から集まった刺客に立ち向かう。

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 特殊メイクで巨漢の坂本を演じた目黒。上戸は「いつもぽっちゃりしてたんで、今日みたいな目黒さんで来られると緊張するんです。久しぶりに会ったら、ポーッて顔が赤くなってきちゃって」と、“リアル目黒”に対する思いを打ち明ける。目黒は「今日、公開初日ですよ」とツッコみつつ、「緊張される人が多くて、ちょっとショックです」と吐露。上戸は「久しぶりに会ったら(みんなと)距離感じちゃう?」と目黒を思いやった。ちなみに、「シュッとした目黒さんを見ると緊張する」と最初に言い出したという高橋は、「もう(緊張)しないです。ここ数日で」と得意げに語った。

 また、上戸は「(本作の情報解禁前)皆さん、目黒さんが『SAKAMOTO DAYS』を演じるって知らなかったので、(撮影時)目黒さんとどこを歩いていても誰も気付かないんですよ。隣を歩いていて、心の中で『目黒蓮だぞ!』と思いながら一緒に歩いていた」と回顧。一方の目黒は「ふくよかな坂本で(ロケ地の)富士急(ハイランドの中)を歩いていたら、(園内にいるお客さんが)『坂本じゃん』みたいになるわけですよ。で、1人の方が『目黒蓮だったらいいのに』って言ってくださって、僕はふくよかな中で『よっし!』と思った。そんな嬉しいことがありました」と振り返っていた。(錦怜那)

映画『SAKAMOTO DAYS』は公開中

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斎藤工(中央)とトム・ブラウン

 俳優の斎藤工が29日、都内で行われた映画『サンキュー、チャック』公開記念先行感謝上映イベントに登壇。斎藤は本作の宣伝アンバサダーを務めるが、登壇するなり「関係ない僕が出てきて申し訳ない。洋画の宣伝アンバサダーシステムには実は疑問を持っている」と突然辛口のコメントでスピーチを初めて会場を驚かせた。

『サンキュー、チャック』新場面写真ほか

 スティーヴン・キングによる短編小説を、マイク・フラナガン監督が映画化した本作は、災害などで世界が終わりを迎えつつある中、突如奇妙な広告が街を埋め尽くし、その謎にまつわる物語が展開する。

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 壇上には本作の宣伝アンバサダーを務める斎藤のほか、オープニングアクトとして4歳半からドラムを始め、10歳で世界的なドラムコンテストに優勝したキャリアを持つ天才日本人ドラマーのCHITAA、ダンサーのSORA畠中ひかりが劇中のダンスにインスパイアされたダンスステージを披露。また、サンキューゲストとしてトム・ブラウン布川ひろきみちお)も登壇した。

 斎藤は映画のアンバサダーシステムについて、「とってつけたようなアンバサダーの数々の歴史があった」と述べ、「いろんな方がアイデアを出し合って、いろんな企画を出すんですけど、腑に落ちないものが多くあった」とアンバサダーシステムに疑問を抱いた理由を説明する。

 その上で斎藤は「でも映画業界、配信も含めて特に洋画が観られなくなってきて、映画館で洋画を観る機会が失われていることに映画ファンとして何かできることはないかと思っていた。最初はお話をもらってこれは僕じゃないと思ってお断りをさせてもらったんですけど、作品を観て『これはすごい』って逆に志願をさせてもらいました。実際、この映画を観て、確実に映画館で観てもらいたい、劇場体験のために作られたような作品だと思ったんです。絶対この映画が必要な方がいると思いました」と本作にあらためてエールを送った。

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 途中、斎藤がフラナガン監督にインタビューをする映像も上映された。帰ってくると斎藤は映像のことに触れる前にトイレに行っていたことをユーモアたっぷりにカミングアウト。「このイベント40分あるでしょ。中年で頻尿で、最後まで持たないなって」と述べ、「今ここで言わなくても、誰も気づかないと思いますよ」と司会者からのツッコミを受けていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『サンキュー、チャック』は5月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー

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目黒蓮の全開アクションを堪能 実写版『SAKAMOTO DAYS』 - (C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会

 累計発行部数1,500万部を突破する鈴木祐斗の人気漫画を、目黒蓮主演で実写化する映画『SAKAMOTO DAYS』(全国公開中)。殺し屋たちのクールでスタイリッシュなバトルを詰め込んだ本作のアクション監督を務めた田渕景也氏が、目黒以外では実現できなかったという撮影の舞台裏を語った。

【画像】ふくよか坂本も目黒蓮!実写版『SAKAMOTO DAYS』フォトギャラリー

 『SAKAMOTO DAYS』は、一目惚れした女性のために殺し屋を引退し、幸せな家庭を築いてふくよかになった「坂本商店」の店主・坂本太郎(目黒)が、突如として10億円の懸賞金をかけられ、愛する家族と平穏な日常を守るために刺客たちと激闘を繰り広げるソリッドアクションストーリー。ほのぼのとした坂本家の日常の裏で、坂本と殺し屋たちの激闘が描かれる。

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 田渕氏は目黒主演の『劇場版 トリリオンゲーム』でスタントコーディネーターを務めており、本人からアクションにかける思いを聞いていたという。「目黒くんから『本格的なアクション映画をやりたい』という思いは聞いていたんです。まさか、1年後くらいに本当にやれると思っていませんでしたね」

 「実はその時、僕は“悪い男”を演じる目黒さんのアクションを見たいと言っていたんです。彼は本当に良い人でそのイメージも強いと思いますが、良い人のアクションで観客にインパクトを与えることって難しいんです。相手を殺しまくるわけにもいかないので。それができるような役でやれたら、“絶対にかっこよくなると思うよ”と伝えました」

 しかし、殺し屋を引退した坂本にとって、家族のためにも殺しは御法度。田渕氏の思惑とは反対に“殺さない”主人公を演じることになったが、嬉しい誤算になったという。

ふくよか坂本のアクションも目黒が自ら挑戦した(C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会

 「実写で“殺さないで強く見せる”のって本当に難しいんです。でも、彼の美しいアクションと、暴力的なところが全くない人間性がうまくマッチした。目黒さんの本来の魅力がなければ成立しなかったと思います。いざやってみたら、やっぱり坂本の方が目黒さんには合ってるなと思いましたね。もちろん、殺し屋時代の坂本のアクションはすごくかっこいいし、やっていて楽しかったですけど(笑)。“悪い男”はまた、5年後くらいに挑戦させてほしいですね」

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 そんな田渕氏から見る目黒のアクションの魅力は“全力を出せる”ことだという。「目黒くんはまず、習うのがうまいんです。お芝居やダンスの練習を通じて習い慣れているというのでしょうか。あるアクションについて、なぜキャラクターがそう動くのかをしっかり説明すると、すぐに理解して一気に全力で突き進む。非常に頭がいいので、自分の中でしっかりと計算して動けるんです」

 「僕の思う良いアクションというのは、演じる人間が思いきり動けるということ。全力で動けることが一番いいんです。ただ、“全力”って言葉にするのは簡単ですが、いざ大人がやろうとすると難しい。駅に急いで走ることはできても、全速力で100メートルダッシュをするのは、練習が必要ですよね。それと同じで、パンチを打つだけならみんなできるけど、全力をのせて打つのはすごく難しいんです。しかし目黒くんは、自分のなかで理解したうえで全力が出せる。だから、あの美しいアクションが生まれている気がします」

 音楽活動と同時に話題作への出演が続き、多忙を極める目黒だが、念願かなってのアクション挑戦。ふくよかな坂本役を特殊メイクで体現するなど、ほとんどのアクションを自らこなしたという。

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 「当初は太った坂本のアクションは全て吹き替えでやると思っていたんです。でも、やはり目黒さん本人がご自身でやりたいとなって、僕らもそうだよねと。僕は全部やってもらう予定で本人もそのつもりでしたが、スケジュールの都合でワンカットだけ吹き替え(スタント)で撮らなくてはいけないシーンがありました。ただ、目黒さんは全てのアクションを練習してやれる状態になっていました。痩せている坂本のシーンは全てご本人がやっていますし、目黒さんのアクションを存分に楽しんでほしいですね」(編集部・入倉功一)

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この人物は一体何者…?(画像は「VIVANT」公式Instagramのスクリーンショット)

 堺雅人主演の日曜劇場「VIVANT」続編の公式SNSが29日に更新され、正体不明のキャラクターを捉えた新ビジュアルが公開された。

【画像】「VIVANT」続編、再登場が確定したキャラクターたち

 ビジュアルには、全身黒の衣装に身を包み、ワイングラスを片手に佇む謎のキャラクターがイラスト調で描かれている。SNSのコメント欄では、再登場が決定している医師・柚木薫(二階堂ふみ)のニュールックを期待する声や、続編から参戦する新キャラクターなのではと予想するファンも見られる。イラストに関する手がかりはなく、公式からの続報が待たれる。

 「VIVANT」は、自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員・乃木憂助(堺)の活躍を描いた完全オリジナルドラマ。前作のラストシーン直後から始まる続編は、7月から日曜劇場枠(毎週日曜夜9時~)で2クール連続で放送される。(編集部・倉本拓弥)

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仮面ライダー110周年記念での復活に意欲!- 氷川誠役の要潤

 俳優の要潤が29日、新宿バルト9で行われた映画『アギト-超能力戦争-』の初日舞台あいさつに出席し、25年ぶりとなる「仮面ライダーアギト」完全新作への熱い思いを語った。イベントには、賀集利樹ゆうちゃみ藤田瞳子山崎潤柴田明良樋口隆則田崎竜太監督(※崎はたつさきが正式表記)も来場した。

【動画】要潤&賀集利樹、初日舞台挨拶で感極まる藤田瞳子にツッコミ

 本作は、仮面ライダー生誕55周年を記念して立ち上げられたレーベル「THE KAMENRIDER CHRONICLE」の第1弾作品。人々が次々と超能力を持つようになった世界で、超能力者による不可解な犯罪が街を混乱に陥れる中、かつて仮面ライダーG3として戦った警察官・氷川誠(要)ら人間たちが立ち上がる。

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 25年前のテレビシリーズぶりに氷川として帰ってきた要が「ただいま!」と大きな声で客席に呼びかけると、「お帰り」というコールアンドレスポンスが。その後、要は「25年ぶりに氷川誠として帰ってまいりました。『アギト-超能力戦争-』皆さんいかがでしたでしょうか」と再度呼びかけると、割れんばかりの拍手が巻き起こる。

 さらに要は「先ほど豊洲でも舞台あいさつをしたのですが満席で、こちらも満席。本当に皆様に感謝しております。25年ぶりにこのオリジナルキャスト、そしてまた素敵なゲストを加えて、一生懸命映画を作りました」と胸を張った。

 とにかく「感慨ひとしおです」と語った要は「本当に『やりましょう』と今回我々の方から逆オファーだったわけですけども、まさかこんなにたくさんの方に待っていただいている作品になるとは思いませんでした」と25年経っても多くのファンが待ち望んでくれていたことに感謝。「こうして受け入れてくださる皆様がいらっしゃった。映画というのはやっぱり見に来てくださるお客さんがいないと成立しないので、やって良かったなと思います」と語っていた。

 そんな要は「前回の舞台挨拶で僕は『仮面ライダーを100歳までやる』と言いましたが、次回はぜひ仮面ライダー110周年記念で」と55周年×2でも『アギト』の復活を誓う。「25年間待っていただいてありがとうございます。これからも我々頑張りますので、ぜひ皆さんも一緒に頑張っていきましょう」とこれからも「アギト」ファンと共に歩んでいくことを誓っていた。(磯部正和)

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