約79万円の「RTX 5090」即完売の裏で精密工具の意外な需要も アキバで進む二極化の最新事情:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
先週(6月28日週)、グラフィックスカードの新製品で目立っていたのは、ASUS JAPANのGeForce RTX 5090搭載モデル「ProArt GeForce RTX 5090 32GB GDDR7 OC Edition」だ。価格は79万円前後となる。
発熱量の大きいRTX 5090モデルながら、独自のデュアルファンクーラーにより、2.5スロット厚でカード長も約304mmに抑えているのが特徴だ。注目度の高い製品で、当日夕方には売り場から姿を消していたショップが複数あった。
販売開始直後に売り切れたというTSUKUMO eX.は「これだけコンパクトなRTX 5090カードは空冷だとちょっと見当たりませんからね。何かしらの事情で組み込むスペースに条件がある人に刺さっているのかなと思います」と話していた。
RTX 5090カードの売れ行き自体は、街全体で落ち着いている。じわじわと値上がりが続き、7月初旬の価格は「70万円台が普通で、安くて68万円くらい、特別モデルなら90万円近くいきます」(某ショップ)といった状況だ。
それゆえ型番指定でなければ、どのショップでも入手すること自体は難しくない。別のショップは「RTX 5080なら50万円以上安くなりますからね。もともと特別な動機がないと選ばれにくいGPUですが、普通にポーンと買っていく人もいます。世の中広いですよね」と笑っていた。
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汎用(はんよう)ファンでは、ARCTICから120mmモデル「P12 Pro PST LN」と、そのARGB LEDモデル「P12 Pro A-RGB LN」が登場している。価格は1400円前後と2000円前後だ。
2025年8月末に登場した「P12 Pro」シリーズの低回転版という位置付けになる。P12 Proは600~3000rpmだが、末尾“LN”の当モデルは450~2000rpmに抑えているのが特徴だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「UEFI(BIOS)で回転数の上限を調整することなく、普通に取り付ければそこそこの静音で回ります。そこに需要があるんですよね」と新たなラインアップを歓迎していた。
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