「永久シードの30勝を目指して」鈴木愛が3打差逆転で今季初V 31歳の元女王がツアー21勝目
◇国内女子◇ニトリレディス ゴルフトーナメント 最終日(31日)◇北海道CC大沼C(北海道)◇6955yd(パー73)◇曇り(観衆1700人)
3打差13位から出た鈴木愛が5バーディ「68」でプレーした。通算12アンダーで逆転して今季初優勝。元賞金女王(2017、19年)の31歳が2024年「Vポイント×ENEOS」以来となるツアー21勝目をあげた。2019年以来となる大会2勝目。
優勝インタビューでは「ここ最近はいいゴルフをしていたが、最終日にいいゴルフができず。優勝を意識してやっていたが、なかなかうまくいかなかった。今日は気持ちを変えて、優勝を意識せずに目標のスコアで回ることだけを意識していたらいいゴルフができた。ようやく21勝目があげられてすごくうれしい。20勝目から時間はかかったけど。永久シードの30勝を目指して、あと9勝、これからも突っ走っていきたい」と話した。
1打差の通算11アンダー2位に「71」で回ったツアー未勝利の金澤志奈と大出瑞月が並んだ。
通算10アンダー4位に前年覇者の桑木志帆、今季1勝の神谷そら、阿部未悠、永井花奈、上野菜々子。
通算9アンダー9位に今季1勝の河本結、鶴岡果恋、天本ハルカ、小滝水音、ウー・チャイェン(台湾)。
単独首位からツアー初勝利を狙った後藤未有は「76」とスコアを落とし、メルセデスランク1位の佐久間朱莉らと並ぶ通算7アンダー17位だった。
<上位成績> 優勝/―12/鈴木愛 2T/―11/金澤志奈、大出瑞月 4T/―10/桑木志帆、神谷そら、阿部未悠、永井花奈、上野菜々子 9T/―9/河本結、鶴岡果恋、天本ハルカ、ウー・チャイェン