ChatGPTの画像生成AIが「Nano Banana」超え? 漫画や動画風カットが実用レベルに
新清士の「メタバース・プレゼンス」 第153回
GPT-Image-2(仮称)を使って作成した本連載のモデル「明日来子(あすきこ)」さん主演映画のフェイクポスター(筆者作成)
OpenAIの画像生成モデル「GPT-Image-2(仮称)」がChatGPT一部ユーザーに対して開放され始めています。4月19日時点で、公式アナウンスはされていないものの、PlusやProといった月額課金ユーザーから、動いているという報告がSNS上で続いています。OpenAIは新型モデルを調整目的で先行してリリースすることがありますが、その扱いと考えられます。その性能は、グーグル「Nano Banana」に匹敵する、部分的には超えている部分もあると高い評価を集めつつあり、様々な可能性が探られています。
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ChatGPT画像生成機能の性能が劇的に向上
GPT-Image-2は、まだ正式に発表された名称ではなく、SNS上での推測の名称です。ただ、2025年12月にリリースされたGPT-Image-1.5に比べて、その性能は劇的に上がっており、大きなアップデートであることは間違いありません。
その性能をわかりやすく物語るのが、Nano Bananaの独壇場でもあったストーリーボード機能です。(参考:「画像生成AI「Nano Banana Pro」で判明した“ストーリーボード革命”」 )
まず、この連載モデルの明日来子さんの三面図を過去作成した画像をもとに作成してみます。1分ほど待って生成された画像は、三面図以外に、補足的に適当な設定や日本語での説明が追加されています。もちろん、設定は、プロンプトに指示して入れ込むこともできます。
春の装いの明日来子さんの三面図と表情差分
次に、この三面図を使って、ストーリーボードを作成するように指示します。プロンプトは以下を与えました。
ChatGPTのウェブチャットでの与えた指示とリファレンス画像。過去に作成した画像を使用
「この人物を使って、16:9 3x3のグリッドで、小さな商店街が立ち並ぶエリアを、そぞろ歩きしているストーリーボードを作成して。なにか物語が進展したり、各グリッドで表情や、画角を変えて。映画のような雰囲気のカメラ撮影で。光の美しさを上手く表現して。テキストは表示しないで。春だけど、初夏に向かいはじめるタイミング。 」
そうすると、明日来子さんが、そぞろ歩きをする物語として成立したストーリーボードが出てきます。これまで、Nano Bananaでしか作ることができなかった、ストーリーボードの作成に成功しています。
明日来子さんのそぞろ歩きのストーリーボード
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