台風4号が発生、気象庁の予想進路や米軍・ヨーロッパの見方 13日にも非常に強い台風に発達へ

 気象庁によると4月10日午前、カロリン諸島で台風4号(シンラコウ)が発生した。今後の予想進路について気象庁や米軍合同台風警報センター(JTWC)、ヨーロッパ中期予報センターの見方をまとめた。

【最終更新】2026年4月10日 19:19

台風4号:気象庁の進路予想

写真を拡大 台風4号の予想経路図=2026年4月10日午後6時の実況(気象庁HP引用)

 台風4号は4月10日午後6時現在、トラック諸島近海を北西にゆっくり進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速25メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心の北東側500キロと南西側390キロは風速15メートル以上の強風域になっている。

 気象庁の予想進路を見ると、台風4号は勢力を強めながら北西寄りに進み、13日午後3時には非常に強い台風に発達してマリアナ諸島まで進む。13日午後3時時点の中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速は70メートルの予報。中心から440キロ全域が風速25メートル以上の暴風警戒域になっている。

 その後も予測が出ている15日まではマリアナ諸島を北西に進むとみられる。

 気象庁の10日午後6時の予報では、日本で5日先まで風速25メートル以上の暴風域に巻き込まれる可能性があるエリアはないが、15日以降の動きに注意が必要だ。

米軍(JTWC)の予想

写真を拡大 JTWCによる台風4号の予想進路図(JTWCより引用)。通過時間は、Zを単位とする数字。日本時間は9を足した時間。KTSは中心付近の最大風速を表す。単位はノット(約 0.514m/s)

 米軍合同台風警報センター(JTWC)の進路予想によると、台風4号はカロリン諸島を北西に進むとみており、気象庁と同様の見方を示している。15日にはグアムの北西に到達するとの見方で、15日午後3時時点では中心付近の最大風速が57メートルに達するとみている。

中心付近の最大風速 4月10日午後3時:23メートル 4月11日午前3時:28メートル 4月11日午後3時:33メートル 4月12日午前3時:41メートル 4月12日午後3時:49メートル 4月13日午後3時:57メートル 4月14日午後3時:57メートル

4月15日午後3時:57メートル

ヨーロッパ中期予報センターの予想

 リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の5日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。

日本への影響は?

気象庁やJTWCは5日先までの予報しか出していないため、15日以降の進路については最新情報を待つ必要がある。4月中に日本に接近する可能性は低いとみられるが、15日以降の進路次第では影響が出る可能性もある。

「シンラコウ」名前の由来

 台風の名前は、「台風委員会」で各加盟国などが提案した名前が140個用意されており、発生した順につけられる。「シンラコウ」はミクロネシアが用意した名前で、「伝説上の女神」に由来する。


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