あえてドラム式から縦型洗濯機への乗り換えが大成功【私の2025】【年末特別企画】
つい先日、12月の頭に洗濯機を買いました。今まで使っていたドラム式の乾燥機能がダメになってしまい、洗濯機能のみで4カ月ほど粘っていたのですが、ついに買い替えを決意。新たに購入したのは、東芝の全自動洗濯機ZABOONシリーズ「AW-10DHB5」で、ドラム式から縦型洗濯機に乗り換えたことが大きな決断でした。
縦型洗濯機を選んだ主な理由は3つあります。まず1つ目が「洗浄力」。かねてから妻は「私(筆者)の服がくさい」「洗濯してもニオイがとれない」と嘆いていました(ブチギレていました)。温水洗浄もロングコースも効果なし。とにかくニオイがとれる洗濯機をご所望でした。
ドラム式は少量の水でたたき洗い、縦型洗濯機はたっぷりの水でもみ洗い&こすり洗い。洗濯中のドラム式の内部を見ると、水が少なく節水性の高さがわかります。しかし「こんな水量でニオイがとれるわけがない!」と妻は憤怒。大量の水で洗剤を泡立てて、衣類同士をこすり合わせて洗う縦型洗濯機に希望を見出したわけです。
購入したAW-10DHB5は、繊維の奥の皮脂汚れにもアプローチする「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載。さらに従来比約1.4倍のシャワー流量「ざぶざぶザブーン水流+」で、衣類を立体的に動かしながら洗います。これを聞いただけで、ニオイも汚れも落ちそうです。
AW-10DHB5での洗濯後は、ちゃんと柔軟剤の香りがしました。これまで私の服は、洗っても洗濯した香りが一切しなかったそう……。汚れの落ち具合や衣類へのダメージなどはわかりませんが、ニオイが軽減されているのは確かです。
そして、縦型洗濯機を選んだ2つ目の理由は「洗濯後の仕上がり」。これまでドラム式で洗った洗濯物を干して乾かすと、タオルなどはゴワつきを感じていました。妻は実家の縦型洗濯機で洗った服がやわらかいことから、縦型に目を付けていたそうです。
この仕上がり問題も無事解決。乾燥機のようにふわふわになるわけではありませんが、外干しでも十分やわらかさを感じます。
一方で、AW-10DHB5には乾燥機能がありません。我が家では外出着以外は乾燥にかけていたので、購入前に「乾燥機能なしで大丈夫?」と妻に何度も確認しましたが、この4カ月で洗濯物を干すことが当たり前になっていたため問題なし。仕上がりのよさを優先して縦型を希望したとのこと。
3つ目の理由は「手入れのしやすさ」。乾燥機能がない縦型洗濯機はメンテナンスが簡単です。
AW-10DHB5は洗濯槽に「糸くずフィルター」が付いていて、洗濯中に出た繊維くずはその中に溜まります。取り外しも容易で、フィルターのトレーを引き出すだけでゴミが落ちる仕組みのため、ゴミを直接触ることなくポイッと捨てられます。
また、同シリーズには洗剤自動投入付きの機種もありますが、あえて付いていないAW-10DHB5を選んだのもポイントです。「洗剤を入れるのなんて苦にならないし、余計なパーツが増えて掃除が大変になるほうがイヤ」とは妻の談。毎日使うものだからこそ、手入れは簡単なほうがいいですよね。
縦型洗濯機を選んだ主な理由は以上ですが、実際に使ってみて、洗濯ドアの位置も大事なんだなぁと思いました。
洗濯ドアが上部にあるため脱いだ服をポイッと投げ入れることができ、出し入れの際もしゃがむ必要がなくスムーズに作業できます。洗濯後、取り出しにくい/手が届かないなんてこともありません。
特にAW-10DHB5は投入口が広く、さらに操作パネルが本体の奥に付いているため手前のフチがすっきり。洗濯物を取り出しやすいだけでなく、フチに服やタオルをかけやすく、洗濯物を仕分けする時などにこれが地味に便利なんです。
また、洗濯機の前面スペースが狭くても設置OK。我が家の脱衣所は手狭なのでとても助かっています。
そんなこんなで、ドラム式から縦型洗濯機への乗り換えは今のところ大成功。洗濯物のやわらかな仕上がりと、私の服がにおわなくなったことに妻もご満悦。私としても、洗剤自動投入やIoT機能などを搭載していないモデルを選んだこともあり、出費をかなり抑えられたのもよかったです。