Mrs. GREEN APPLE長野市出身の藤澤涼架「ミセスが大事にしていること感じて」 映画舞台あいさつ【写真複数】

 長野市出身の藤澤涼架(32)がキーボードの3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」(以下ミセス)のライブフィルムとドキュメンタリーの映画2作品が全国で同時公開されたのを記念して、メンバー3人が29日、都内で舞台あいさつをした。藤澤は「Mrs. GREEN APPLEが大事にしていることや、3人の内側にあるものを感じ取って、よりミセスの活動を楽しんでいただけたらうれしい」と映画に込めた思いを語った。

 映画は、横浜市の山下ふ頭で7月に2日間で計10万人を動員したデビュー10周年記念ライブを新たな映像と編集で再構築した「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~ ON SCREEN」(TOHO NEXT配給)と、楽曲の制作から観客に届けるまでの約300日間に密着したドキュメンタリー「MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ~THE ORIGIN~」(同配給)で、ともに28日公開。舞台あいさつは、長野県を含む全国255の映画館でライブビューイングがあり、生中継された。

 ボーカル・ギターの大森元貴(29)、ギターの若井滉斗(29)と登壇した藤澤は、映画について「ライブフィルム自体が新しい体験になっている。当日(ライブに)遊びに来た人はもちろん、ライブに行ったことない人でも楽しめる」と胸を張った。

 舞台上には、ライブフィルムとドキュメンタリーの場面写真300枚を並べたパネルが用意され、進行役に印象的な写真を聞かれる一幕も。若井から、ライブで藤澤の手元がアップになった写真を「いいよね。これ何の曲だっけ」と問われた藤澤。「あー、全然わかんない」と会場の笑いを誘い、続けて、ライブ会場では見られない手元のアップが見られるのも「ライブフィルムだからこそ」とフォローした。

 ドキュメンタリーでは、大森が「聖域」と表現する楽曲を制作する様子を初めて公開した。最初は「やめた方がいい」と話したという藤澤。今までメンバーにもゼロから曲を作る様子を見せたことがないと明かし、「僕たちは何よりも元貴が作る楽曲を大切にして活動している。その根幹を見せるというのは、どういうことなんだろうと。元貴の覚悟みたいなものは、最初は計り知れなくて分からなかった。それぐらいすごいこと」と強調した。

 楽曲制作の様子を見た感想を進行役から聞かれると、藤澤は「Mrs. GREEN APPLEとして作曲しているという思いが映像から垣間見えた。ミセスとして鳴らしている情景とか、ステージで鳴らしている景色をイメージしている瞬間がすごく伝わってくる」と説明。昨年は5ヵ月連続で楽曲をリリースし、今年も6ヵ月連続でリリースしたが、こうしたスピード感も含めて「すごいことだなと思った」とした。その上で、楽曲を演奏することは「一つ一つが当たり前じゃない。一つ一つの大きさを感じた」とかみしめた。

 さらに、自分のソロパートが生まれる様子を初めて見たことについては「グッとくるものがあったし、反省する部分もあった」と恥ずかしそうに笑う藤澤。「みなさんにとっても、今まで感じたことのない元貴に対しての思いや、ミセスに対しての思いが生まれてくるのではないか」と話した。

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