GACKTしか言えない金言 江頭2:50→永野芽郁「感謝祭騒動」の総括に感服
相変わらず舌鋒鮮やかだ。お笑いタレント、エガちゃんこと江頭2:50(59)が、3月29日の「オールスター感謝祭2025春」(TBS系)で女優、永野芽郁(25)を標的にして〝突撃〟したシーンが物議を醸した件をミュージシャンのGACKT(51)が2日までに自身のX(旧ツイッター)で総括。「真っ当な正論」に共感が広がっている。
GACKTは、「うーん、よくわからんが。江頭さんは、昔からあの芸風でやってきた。共演者もその芸風を分かった上で一緒に出演してる。テレビ局も当然同じ」と切り出した。
「その中で、共演者のリアクションが『今回はこうだった』というだけの話。バラエティなんだから、出演者ごとにリアクションが違うのも当然。それに対して『どっちが悪い』『誰が間違ってる』だの、騒ぐのは変だろ?」と首をかしげる。
「なぜ、テレビを見ている側がそんなに過敏に反応するんだろう。むしろ、本当に、心の底から『どちらかが悪い』と本気で思ってるのか?『どちらかを悪者にしたい』のではなく?」
この視点は鋭い。
「コロナ禍の頃も意味もなく叩かれる芸能人が多かった。世間のストレスが叩きやすい対象に向かっているんだろうと思ってもいた。だが、あれから何年も経った今でもストレスや憤りを引きずってる人がいるように見える」
いまも日本を漂うもやもやとした空気にも言及。
「そしてその憤りの吐口として悪者を作り上げているようにも見える。極論、バラエティを見て間違ってるだの、誰が悪いだのと言うなら、見なきゃ良いんじゃ無いのか?そんな人はニュースやドラマだけ見てればどうだろう?」
まさにド正論だ。
「過去にバラエティで笑って救われた人や、疲れた心が軽くなった人はきっとたくさんいるはずだ。バラエティは大事な日本の“娯楽”なんだよ。あれもダメ、これもダメって。ただ批判に乗っかって、言いたいことだけ言って、書きたいことだけ書いて。そういう人多くなってないか?」との指摘は、当zakⅡ編集部も含めてメディアも耳が痛い。
「そんなことを言ってたらしまいにはテレビではつまらないニュースしか流れないようになるぞ。どこを見ても、重たいニュースだけが流れるような時代になる」
そうであってはならない、とだれもが思う言説だ。
「良い時代をつくるエネルギーは人と人との間にしか生まれない、寛容さもユーモアも人間関係には必要不可欠。そうだろ?」
厳しい言い回しながら、優しさあふれる言葉が長文に散りばめられている。
ネットの論客でもあるGACKTの1日深夜の投稿に、14万件以上の「いいね!」が寄せられ、コメント欄には賛同する声があふれている。