『ウィキッド』アリアナ・グランデ、映画のクレジットで本名を使用した理由|シネマトゥデイ
映画『ウィキッド ふたりの魔女』(全国公開中)で南の善い魔女・グリンダを演じたアリアナ・グランデ。映画のエンドクレジットでは、彼女の名前が本名「アリアナ・グランデ=ブテラ(Ariana Grande-Butera)」で表記されている。本作であえて本名を使用した理由について、本人がポッドキャスト番組「The Streaming Service With Justin Hill」で語っている。
アリアナ・グランデ=ブテラとして『ウィキッド』に出演したのは、彼女の個人的な背景が深く関係している。 “ブテラ”は、アリアナの父エドワード・ブテラの姓だ。ブテラと母ジョアン・グランデは、アリアナが8歳の頃に離婚。以降、アリアナは父と疎遠になっていた。その後、アリアナは父との関係を修復し、第62回グラミー賞授賞式では両親と3人そろった姿を披露した。
ADVERTISEMENT「10歳の私が『ウィキッド』を観に行ったときの名前が“アリアナ・グランデ=ブテラ”だったんです。その名を使うことが、当時の自分を称える素敵な方法だと感じました。全てがひとつに繋がる感覚で、私もぜひやりたいと思いました」とアリアナは説明。「この経験は、私にとって懐かしい場所に帰ってきた感覚でした。グリンダやエルファバから学んだことを通して、自分のルーツに立ち返った気がします」と続けている。
名作「オズの魔法使い」に登場する西の悪い魔女・エルファバ(シンシア・エリヴォ)と南の善い魔女・グリンダの知られざる友情を描く本作。映画は2部作となっており、後編にあたる『ウィキッド:フォー・グッド(原題) / Wicked: For Good』は11月21日全米公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)
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