空気注入で自立するスノーピークの車上テント。39万6000円で10月発売
スノーピークは、クルマの屋根を野遊びの基地に変えるルーフトップテント「フィールドライズ」を2026年10月10日に発売する。最大の特徴は、空気を注入することで自立するエアフレーム構造だ。フレームを組み立てる手間を省き、スピーディな設営と撤収を実現した画期的なアイテムとなっている。
エアフレームで設営・撤収をスピーディに
キャンプだけでなく、マウンテンバイクやSUPなど、さまざまなアウトドアアクティビティを楽しむために開発された「フィールドライズ」。 車両のルーフに設置して使用するルーフトップテントで、テント本体には空気を注入することで自立するエアフレーム構造を採用している。 一般的なテントのようにフレームを組み立てたり、撤収時に取り外したりする必要がないのがポイントだ。収納状態からハシゴを引き出して展開し、付属の手動ポンプでエアーを注入すれば、テント本体を立ち上げることができる。 設営にかかる手間を減らすことで、浮いた時間をアクティビティや自然の中で過ごす時間に充てることが可能だ。
日本の四季を考えたダブルウォール構造
車上で快適に過ごすための工夫も盛り込まれている。 日本は夏と冬で気温差が大きく、季節によってテント内の環境も大きく変化する。そこでフィールドライズではダブルウォール構造を採用。気温差によって発生する結露を軽減し、快適な居住空間を確保している。 さらにフライシートには遮光ピグメントPUコーティングを施し、耐水圧1800mmミニマム、撥水加工、UVカット加工も採用。風や雨にも配慮した設計だ。 前面の入口は大きく開放でき、左右と後面にはメッシュ窓を配置。ほどよく外の空気や自然を感じながら、車上ならではのプライベート空間で過ごせる。
ルーフトップテントならではの使い勝手にも注目したい。 出入り口部分には土間スペースを設けており、靴を脱いだり履いたりする動作をスムーズにしている。室内に土や泥を持ち込みにくくすることで、限られたテント内を清潔に保ちやすいのもメリットだ。 室内は1〜2名で横になるのに適したサイズ。マットもセットに含まれているため、車上でそのまま就寝スペースを作ることができる。
車載状態で51kg。幅広い車種への対応を想定
フィールドライズには専用タープと長さ210cmのタープポールも付属する。 テント入口上部のリングにフックで接続するだけでタープを展開でき、テントとつながったリビングスペースを作ることが可能。雨天時には濡れずにテントへ出入りできるほか、日差しを避けながら食事や休憩を楽しむスペースとしても活用できる。 就寝スペースだけでなく、その下に過ごす場所まで作れることで、車上泊の快適性を一段高めている。
収納時のテントサイズは210×76×35cm。車載状態の重量はマット3kgを含めて51kgで、専用タープは約4kgとなる。 小スペース設計とすることで総重量を抑え、幅広い車種への取り付けを想定している。適合車種や具体的な取り付け条件については、発売日が近づいた段階でスノーピークから案内される予定だ。 収納カバーには600DポリエステルPVC加工を施したソフトシェルタイプを採用。着脱しやすく、締結金具が車体に干渉しにくいよう配慮されている。
ジープ「コマンダー」の特別限定車も登場
フィールドライズの発売に先駆け、これを装着した特別限定車、ジープ「コマンダー Overland “Field Style Edition”」も2026年9月12日から全国のジープ正規ディーラーで発売される。 自然をイメージした特別デカールとフィールドライズを組み合わせ、アウトドアをより身近に楽しめる仕様としたモデルだ。 なお、特別限定車自体は9月12日から発売されるものの、フィールドライズ本体の到着および車両への取り付けは、製品発売日の10月10日以降となる。ジープ純正アクセサリーのタープを装着した仕様も用意される。
スノーピークのフィールドライズは、エアフレームによる手軽な設営、ダブルウォール構造による快適性、土間スペースや専用タープといった実用性を備えている。キャンプ場に縛られず、クルマを走らせた先でそのまま自然の中で過ごす、新しいスタイルのアウトドアをサポートするアイテムだ。
■ スノーピーク「フィールドライズ」スペック一覧 ・製品名:フィールドライズ(Field Rise/SDC-001) ・対応人数:1〜2名(車種や使用条件によって異なる) ・発売日:2026年10月10日 ・テントサイズ:210×76×35(h)cm ・タープサイズ:80×20×25(h)cm ・マットサイズ:100×60×18(h)cm ・重量:51kg(マット3kgを含めた車載状態) ・タープ重量:約4kg ・構造:エアフレーム構造、ダブルウォール構造 ・主な付属品:専用タープ、タープポール、マット、収納カバー、ハシゴ、手動ポンプなど
・価格(税込):39万6000円
スノーピーク https://www.snowpeak.co.jp/