《元センターも“意味深投稿”》 AKB48 “セレブママタレ”OGとのコラボ演出に「屈辱的」とファン怒り
AKB48公式Xより
7月9日、『テレ東音楽祭2025~夏~』(テレビ東京系)にアイドルグループ・AKB48が出演。そこで見せたパフォーマンスが波紋を呼んでいる。
この日、AKB48はグループの結成20周年にちなんで、2011年の大ヒット曲『フライングゲット』を披露。特別コラボとして、現役メンバーに混ざって元SKE48の石田安奈(29)がセンターで登場した。
石田といえば、2009年にSKE48のメンバーとしてデビュー。2012年からは約1年、AKB48チームBとの兼任メンバーになっていた。2017年にグループを卒業すると、2021年に22歳年上の実業家と結婚。2人の子どもにも恵まれ、現在はセレブキャラとして、華麗なる私生活がたびたびメディアで紹介されている。
歌唱前、進行を務める田中瞳アナウンサー(28)が石田の衣装を「なんと5000万円ということです」と紹介。スタジオが驚きに包まれる中、石田が着用している高級腕時計のズームに映像が切り替わり、楽曲がスタート。続いて、石田が手に持った白いケリーのバッグが映し出された。
カメラが引くと、石田は黒いドレスにヒールという他のメンバーとは違う衣装で玉座に座っており、後方にはSPらしき2人の男性が。前方には現役メンバー2人がひざまずくような形で脇を固め、ジュリアナを彷彿とさせるバブリーな羽扇子で石田のことを仰いでいた。さらに、間奏中には毛皮のついたジレをドレスの上から着るなど、全体的にセレブ感満載な演出となっていた。
この普段とは違う演出に、Xではファンから怒りの声があがっている。
《なんでよ?呆れを通り越して渇いた笑いしか起きない》 《AKB48のコラボ相手が石田安奈は理解不能》
《これは屈辱的だろうなぁ 直系の先輩で売れっ子ならしょうがないだろうけど》
「石田さんはここ最近セレブぶりで話題になっているとはいえ、グループ在籍時はそこまで目立った存在ではありませんでした。人気のバロメーターとなる選抜総選挙でも2015年の77位が最高順位で、その一度以外は圏外です。
また、確かにAKB48と兼任はしていましたが、その時期は短く、あくまでSKE48での活動が主体でした。そのため、結成20周年という節目の年のAKB48の重要なパフォーマンスで、石田さんを“主役”とした演出に違和感を覚えたファンが多かったのでしょう」(芸能ライター)
違和感を覚えたのはファンだけではなかったようだ。石田と同じく、SKE48とAKB48の元メンバーで、『大声ダイヤモンド』、『センチメンタルトレイン』など数々のシングルでセンターを務めた松井珠理奈(28)が、番組放送中にXで“意味深”な投稿をしたのだ。
《え!?え!?え!?ちょっとびっくりしすぎてる!言葉にできない というか、しまっておけない大声ダイヤモンドだわ 大事な歴史と今を大切に なんかびっくりしすぎて意味わからんこと言ってごめんなさい ごめんなさい》
「松井さんは11歳でSKE48の1期生としてデビューし、13年間グループに在籍。最年少でAKB48のシングル選抜メンバーに選ばれ、選抜総選挙で1位になったこともあるレジェンド的存在です。元メンバーの中でもとりわけグループへの思い入れと責任感が強いため、現役メンバーをOGである石田さんの“引き立て役”のようにした演出を見て、黙っていられなかったのでしょう。この投稿に対しファンからは《みんな同じ気持ち》《わかる》など共感の声が多数寄せられていました」(前出・芸能ライター)
話題性を狙った特別コラボだったが、ファンとレジェンドの心は掴めなかったようだ。