【ライブ速報】マイク・タイソンvsジェイク・ポール|試合経過・結果・ハイライト|11.16 AT&Tスタジアム

日本時間11月16日(土)、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで、マイク・タイソン(アメリカ)が2005年6月以来、約19年ぶりの公式戦(8回戦)を行い、ジェイク・ポール(アメリカ)に0-3の判定負けを喫した。スポーティングニュースではリアルタイムライブ速報で伝えた。

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当初7月20日に予定されていた同カードだが、タイソンの持病(潰瘍)の再発により延期されていたが、『地上最凶の男』(The Baddest Man on the Planet)と恐れられたタイソンといえど、齢58歳、過去には坐骨神経痛も抱えており、27歳の若者との「31歳差の公式戦」には賛否両論が巻き起こった。

世界で最も影響力のあるインフルエンサーのひとりでもあるジェイク・ポールは、恵まれたフィジカルもあって、2020年のプロ転向以来、これまでベン・アスクレン、タイロン・ウッドリー、アンデウソン・シウバ、ネイト・ディアスなど、MMAの元チャンピオンら相手に10勝1敗の戦績を築いてきた。

インフルエンサーとしてZ世代からの人気は絶大で、試合の度にビッグマネーを生み出したが、その対戦相手の質の低さから、ボクシングファンの評価は『素人ファイター』『偽物ファイター』という散々なものだった。

タイソン戦はそうした評価を変える絶好の舞台だったが、通常より短い2分8ラウンド制、14オンスグローブの特別ルールは、試合前から『台本』の存在を疑われるエキシビション的な性質が見えていた。

もし台本があったとして、タイソンのイメージからすれば『台本破り』を期待する声もあったが、実際の試合は、58歳のタイソンの現実を知らしめる内容になった。

第1Rこそ全盛期のような俊敏な動きでジェイクの懐に入り込んで猛然とパンチを浴びせたタイソンだが、それ以降はジェイクのアウトボクシングに動きを封じられた。タイソンは間合いの外からジェイクを誘うように遠くで上半身を振るが、肝心のジェイクが反応しない。パンチを避ける身体さばきと目の良さは健在だったが、それだけだった。

そして、その上半身のクイックさに反して、過去の故障や年齢的な面もあってか、足元はどこかおぼつかず、踏み込んでいけない。ラウンド終了時にコーナーに戻る度にヨタヨタと歩く様は、かつての『アイアン・マイク』ではなく、58歳のマイケル・ジェラルド・タイソンの姿だった。

もし3分8ラウンドだったとして、果たしてタイソンに勝ち目があったのか。3-0(80-72, 79-73, 79-73)の判定結果に解説者やパネリストたちは「ノーサプライズ」と口を揃えたが、噂された『台本』通りというよりは、31歳差対決のシビアな現実を受け止めたものに伺えた。

Jake Paul praises Mike Tyson: "He's the GOAT" #PaulTyson pic.twitter.com/AhEBA5Ojoj

— Netflix (@netflix) November 16, 2024

試合直後のインタビューで、ジェイクから「彼はGOATだ」と敬意の言葉を贈られたタイソンだが、これが最後かと問われると「わからない」と答えを濁し、ジェイクの兄で、現在はインフルエンサー兼WWEスーパースターとして活躍するローガン・ポールとの対戦プランを披露する一幕もあった。

ボクシング関係者やファンの心配をよそに、タイソン自身はまだファイターであることを辞めるつもりはないようだ。

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🥊リアルタイム速報・試合経過(要手動更新)

14:38 ジェイクは試合後インタビューで「ベストを尽くした」と話し、「彼(タイソン)はGOAT(Greatest of All Times)だ」とタイソンに敬意を表した。対するタイソンはこれが最後の試合か聞かれると「それはわかんねぇな」と返し、ジェイクの兄ローガンとの対戦案をその場で提案。ローガン自身は「タイソンをやっちまうけどいいの?」と冗談ぽく返すやりとりがあった。

14:33 【判定】3-0でジェイク・ポールが判定勝ち! CompuBoxのスタッツによるとパンチ数はジェイク278、タイソン97、ヒット数はジェイク78、タイソン18、ヒット率はジェイク28%、タイソン18%だった。

14:30 【最終8R】やはりジェイクの間合いに入れないタイソン。58歳のタイソンの体力的な限界をジェイクが察したのか、試合が終わる直前、手を合わせてリスペクトを示すシーンが。そのままタイムアウトで試合終了。判定へ。

Jake Paul bows to Mike Tyson at the end of the match. #PaulTyson pic.twitter.com/FUQGZVyADQ

— Netflix (@netflix) November 16, 2024

14:27 【7R】ここにきて軽やかなステップを見せるタイソンだが、相手の間合いに入れず、ジェイクが振り回した左右のフックをかするように浴びる場面も。最終ラウンドへ。

14:23 【6R】お互いにこれといったパンチもなく終了。

14:21 【5R】引き続き外から確実に刻んでくるジェイクに、タイソンは得意の左を放つも致命傷にはならず。手数ではジェイクの状況が続く。

14:17 【4R】タイソンはジェイクのパンチがしっかり見えてはいるが、運動量があるせいか距離を詰められない。ダメージはほとんどないものの、ラウンド終わりのタイソンの歩き方に疲れが見える。

14:14 【3R】自分の距離を把握したジェイクはジャブと右ボディストレートでじっくり攻める。タイソンはジェイクのパンチをかわしたあとも上半身をクイックに振るが、『待ち』のジェイクは当然ながら反応しない。

14:12 【2R】腰、膝の悪いタイソンの脚運びがややおぼつかない中、ジェイクはアウトボクシングに徹し、タイソンのパワーブローをかわす。2分は短い。

Jake Paul bows to Mike Tyson at the end of the match. #PaulTyson pic.twitter.com/FUQGZVyADQ

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14:08 【1R】ゴングと同時に距離を詰めて打ち込んでいくタイソン。ジェイクはサークリングしながらジャブを散らす。

14:06 2分8ラウンド、タイソンvsジェイク・ポール、開始ゴング!

Jake Paul is READY 🥊#PaulTyson LIVE ON NETFLIX NOW 🚨 pic.twitter.com/JouGVjDUbN

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14:05 両者のコールを終え、リング上はレフェリーとタイソンとジェイクのみに。

13:59 マイク・タイソンの入場。ジェイクと打って代わり、殺気立った表情で歩いてリングへ。

13:54 にやけたジェイク・ポールが兄ローガンを横に、オープンカー仕様のリムジンで花道を進みリングへ。

13:48 タイトルマッチではないが、米国国歌斉唱。

13:42 ジェイクの控室に兄ローガン・ポールの姿。アップ中のジェイクに何か語りかけている。

13:32 元NBAスターでWWEなどに出演経験もあるシャキール・オニール、NFLスターのロブ・グロンコウスキーがタイソンvsジェイク・ポールに向けてコメント。

▲【メインイベント】ヘビー級8回戦:ジェイク・ポール(アメリカ)vs マイク・タイソン(アメリカ)

バリオスvsラモス戦の最中にジェイク・ポール、マイク・タイソンが会場控室入りした。

Iron Mike has ARRIVED ‼️

MAIN CARD LIVE NOW ON @netflix#PaulTyson

Friday, November 15thAT&T Stadium - Arlington, TX

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