【○虎将トーク】阪神・藤川監督「ウチの坊っちゃんたちが頑張ってくれました」初代監督出身地に「新しく勉強させてもらいました」

今季初勝利の阪神・才木浩人を称える藤川球児監督=坊っちゃんスタジアム(撮影・中井誠)

(セ・リーグ、ヤクルト1ー5阪神、3回戦、ヤクルト2勝1敗、15日、松山)阪神が快勝。一回1死三塁で「3番」森下翔太外野手(24)の中前打で先制。六回には右前打の森下を一塁に置いて、2024年8月27日DeNA戦(横浜)以来の4番を務めた佐藤輝明内野手(26)の右中間を破る三塁打、大山悠輔内野手(30)の中前打で2点を加えた。さらに梅野隆太郎捕手(33)の2点二塁打で突き放した。森下ー佐藤輝ー大山の打点揃い踏みは今季3度目。また佐藤輝は七回、ゴロを弾き、今季初失策を記録した。六回2死まで無安打投球だった開幕2戦2敗の才木浩人投手(26)は7回無失点で初白星を挙げた。藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=7勝6敗1分、観衆=2万6943人)。

ーー打線が一回からつながった

「そうですね、はい」

ーー常々言っている線の長さでは、いいつながりだった

「まあ、そうですね。またこれからも続けていかないといけないところでは、すごくいいつながりだったと思います」

ーー森下や佐藤輝は、いいきっかけになる

「まあまあ、いいリズムで打席に入りながら、いい攻撃ができたと思います」

ーー才木は先発の役割を果たした

「そうですね。前回も8回1失点で、彼には自分らしいピッチングを常に続けていく、それだけで十分だと伝えていたので、今日も変わらず、自分のペースでゲームを進められていたと思うので、2回負けたことよりも自分のピッチングを続けてる力強さを感じましたね」

ーー初勝利が付いたのは安心

「本人に聞いてあげてください。そのレベルではないと思うし、自分のピッチングをきれいに力強く作ってた、2試合とも。3試合かな。攻撃と噛み合って良かったですね」

ーー岩崎が締めた

「ブルペンはチームなので、みんなで支え合ってくれるんじゃないですかね」

ーー打線の並びは継続

「どうですかね」

ーー6年ぶりの松山で半分くらいは阪神ファンだった

「それはありがたいですし。当時よりはやっぱり、ホテル近隣も周りも、ファンの方は減ってる気がしますけど、それでも続けて地方開催はやっていきたい。前はもっともっと多かったので、何とか頑張らないといけないですね」

ーー四国IL・高知時代に、この球場で投げたが指揮官として戻ってきた気持ちは

「自分の中では、ゆかりのある球場ですから、非常にいいリズムで野球ができたし、坊っちゃんスタジアムでね、ウチの坊っちゃんたちが頑張ってくれました」

ーー阪神初代監督・森茂雄さんが松山出身

「ああそうですね、また新しく勉強させてもらいましたし、先人たちの思いをつなぐのをしっかり分かってやらしていただいてますから、今後もその思いを一つずつ背中に背負った状態で頑張っていきたいと思います」

関連記事: