Steamサマーセールで遊びたい音ゲー10選!定番からクセ強インディーまでまとめてチェック
Steamサマーセールの一覧を開くと、まず大型タイトルや話題作に目が行きそうなところですが、もしセールで何本か買い足すなら、ゲームのジャンルとしては既に定番と化した「音ゲー」は思った以上に手が伸びやすいジャンルです。
多くの人々は音ゲーと聞いて思い浮かぶのは、画面上から降ってくるノーツを叩くタイプかもしれませんが、実際のところSteamには、アーケードの熱気をPCに持ち込んだ作品、ランアクション、弾幕、医療ドラマ、さらにはファイルのエラーを斬る謎のリズムゲームまで並んでいます。
そこで今回は、Steamで遊べる音ゲー系タイトルから10本をピックアップ。まず押さえたい定番、少し毛色の違う一本、セールの勢いで触ってみたくなる掘り出し物までをごちゃっと集めてみました。
まずは定番!Steamで押さえておきたい音ゲー
アイドルマスター スターリットシーズン
『アイドルマスター スターリットシーズン』は音ゲーのド定番といえば本作品。Steamでシリーズに触れられる、という意味でも入口になりやすい一本です。
ライブ本番で曲に合わせて操作するだけでなく、そこへ至るまでのプロデュースや育成が結果に響いてくるのがアイマスらしいところ。ステージだけを切り出すのではなく、プロデュースするまでが楽しい作りになっています。
譜面を叩いてスコアを出すだけでは少し物足りない、という人には相性がいいはず。曲の裏側にあるキャラクターやユニットの文脈まで含めて、音楽で遊びたい人向けの作品です。
PUMP IT UP RISE
足で踏むアーケード音ゲーとして長く続いてきた『PUMP IT UP』シリーズ。そのPC向けタイトルとして気になるのが『PUMP IT UP RISE』です。
アーケード筐体のパネルを前提にしたゲームを、PCではどう気持ちよく遊ばせるのか。シリーズ経験者なら「家でPIUを遊ぶ」感覚がまず気になりますし、初めて触る人には独特なステップ譜面のリズム感が新鮮に映るはずです。
他にも「世界で初となる笑いしか出てこないギミック」が満載の、文字通りエクストリームな解禁コンテンツである「Worldtour」など、音ゲー史でも欠かせない本作品。Steamの音ゲー特集で韓国系タイトルを並べるなら、『DJMAX』や『EZ2ON』だけで終わらせるのは少し惜しいところ。
本誌でも過去にコントローラーを作成する夏休み記事があるので読者の方々も是非作成して運動不足を解消しましょう。
DJMAX RESPECT V
Steamで本格的な音ゲーを探すなら、『DJMAX RESPECT V』がまず候補に入るでしょう。20年近く続くシリーズタイトルを知らなくても、とっつきやすさが段違いです。筆者のように本国版の『DJMAX Online』のベータからプレイしているユーザーはもう少ないかと思いますが、取っつきやすいスタンダードな鍵盤型音楽ゲームなら本作は欠かせません。
DLCの量を見て一瞬ひるむかもしれませんが、セール時期なら本編から試して、気に入ったパックを少しずつ足していく遊び方もしやすいはず。「Steamで音ゲーを1本選ぶなら?」という時の代表枠に置きやすいタイトルです。
EZ2ON REBOOT : R
『DJMAX』と並べて、鍵盤系をもう少し掘りたい人に出したいのが『EZ2ON REBOOT : R』です。
こちらも20年近く歴史のあるアーケードでの音ゲー。既存の家庭用の音ゲーの中ではリアルタイムで遅延調整できる機能が一番充実しており、難易度の刻み方やモード、判定・オプション周りにこだわれる部分が多く、触るほどにプレイヤー側の好みが出てきます。『DJMAX』の元になったゲームでもあり、本作品の初期スタッフが独立して作ったのが『DJMAX Online』です。
アーケードでは名称が違い『EZ2AC』となっていますが、今では韓国現地でもアーケード筐体は珍しくなってしまったほど。日本国内でもプレイできるロケーションも存在していますが、アーケードではパネルの文字通り全てのボタンを使うモードもあるなど、14KEYのSPACEMIXの難易度は存在する全音ゲーと比べても『PUMP IT UP』の世界大会レベルで難しいのではないでしょうか。
本格的な鍵盤音ゲーをPCで遊びたいなら、『DJMAX RESPECT V』とセットで名前を挙げておきたい作品です。
太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル
『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』は、Steamで遊べる音ゲーなら外せない王道枠。
赤い「ドン」と青い「カッ」を曲に合わせて叩く演奏スタイルは説明不要で、ゲームセンターなどで一度は見たことがある人も多いはず。
本作では、基本の演奏ゲームに加えて、オンライン対戦やパーティー向けのモードも収録。アニメ、ボーカロイド、ゲームミュージック、ポップスなど幅広い楽曲が入り、有料の「太鼓ミュージックパス」でさらに曲を広げられるのも今どきの家庭用音ゲーらしいところでしょうか。『DJMAX』や『EZ2ON』のような鍵盤系とは違い、こちらは「叩く」ことを何十年と続けてきたタイトルです。音ゲー初心者にも伝わりやすく、定番シリーズをSteamで押さえておきたい人向けのタイトルとしてもオススメです。
Muse Dash
『Muse Dash』は、昨今の難易度の高くなりすぎた音ゲーが苦手な人にも薦めやすいランアクション型のリズムゲームです。Steam音ゲーの中でも知名度が高く、入口としても頼れる一本でしょう。
操作はシンプルで、画面もポップ。敵や障害物をリズムに合わせてさばいていくため、譜面を読むというよりアクションゲームの延長で入っていけます。
一方で、楽曲や予想もできない斜め上のコラボ展開など、音ゲー入門にも、メインの音ゲーの合間に遊ぶサブ枠にもオススメのタイトルです。ポテトをベースにしたシンプルなコントローラーでも遊べるほど単純な本タイトル。あなたも是非ポテコンを作って遊んでみませんか?
A Dance of Fire and Ice
『A Dance of Fire and Ice』は、2つの惑星を軌道に沿って進めていく1ボタンのリズムゲームです。見た目はシンプルですが、油断すると即ミスですぐ演奏が停止します。
大量のノーツが降ってくるわけではありません。だからこそ、目で追うより先にリズム感覚が大事になります。シンプルなルールなのに、集中力は思った以上に必要。音ゲーの要素を削ぎ落とした結果、リズムそのものだけが目の前に残るような作品。ストイックにシンプルだけど難しい音ゲーを探しているあなたにオススメです。
Rhythm Doctor
『Rhythm Doctor』は、患者の心拍に合わせてスペースキーを押すことで治療していくシンプルなリズムゲームで、題材だけ見ると変化球です。
基本操作はシンプルでも、曲ごとに画面や演出の仕掛けが大きく変わるのが楽しく、気づけば「今、何をさせられているんだ」と笑いながら、しっかりタイミングを合わせる羽目になります。
『A Dance of Fire and Ice』と並べると、同じシンプル操作でも方向性の違いは大きく。あちらが拍の正確さを突き詰めるゲームなら、こちらは演出や物語ごとリズムに巻き込んでくるゲームです。
NOISZ
『NOISZ』は、リズムゲームに弾幕シューティングとビジュアルノベルを混ぜた異色作。音楽に合わせてタイミングも合わせつつ攻撃し、弾を避け、シールドを張る。やることは多いですが純粋な音ゲーともシューティングとも違う異色の一本。
本作品は実はex-Arcadiaタイトルとしてアーケードにも移植されており、全国のゲームセンターでもプレイ可能。シューティングをプレイしながら数学の勉強もしたい方に最適なタイトルです。
MASH VP! Re:VISION
『MASH VP! Re:VISION』は、音ゲーをよく追っている人ほど気になりそうな新規タイトル。昔から音ゲーをやっている人ほど触っておきたい、あのNAOKI MAEDAがプロデュースする『DJ HERO』ともまた違うマッシュアップをテーマにした作品です。
軸にあるのは、楽曲をただ選んで叩くのではなく「混ざる」ことそのものを遊びにする感覚。マッシュアップ、2レーン、複数のプレイモードといった要素が重なり、既存の音ゲーに慣れた人ほど新鮮に映ると思います。
Parse-O-Rhythm
今作ではプレイヤーはAIとなり、ファイル内のエラーを音楽に合わせて斬っていきます。流れてくるのは矢印でもノーツでもなく、エラー表示。マウスと2ボタンでそれを斬る、という見た目からして変わったタイトルとなっています。有名シリーズの看板や派手な版権曲で押すタイプではありません。むしろ「なんだこれ?」と思って触ってみたら、意外としっかり音ゲーだった、という驚きがあります。
定番を一通り押さえた読者ほど、真にマニアックなタイトルに行きつくように「俺はメジャーには興味がないぜ」というスレたあなたにも刺さるタイトルかもしれません。
最後に
今回紹介した10本は、いわゆる縦落ちノーツ型だけではない、良い意味で散らかったラインナップになりました。
音ゲーというと、高難度譜面を黙々と叩き続けるジャンルという印象もあります。もちろんそれも魅力ですが、Steamにはもう少し違う角度から音楽とゲームを結びつけた作品も多くあります。
普段から音ゲーを遊んでいる人は、まだ触れていない変化球を。あまり馴染みがない人は、ランアクションやストーリー寄りの作品から。サマーセールの一覧を眺めながら、自分に合う音ゲーの入口を探してみてください。