「卒業式は出席したい」いじめ不登校の中学生が市に直談判…訴え続けた“加害生徒の出席停止”は認められず「最後の1日は心配なく過ごしたい」(MBSニュース)
中学時代にいじめを受け不登校となった、大阪・高槻市のレイさん(仮名)。 小学5年の時、いじめられている友達をかばううちに自分が標的になり、学校に行けなくなりました。 【写真を見る】「学校自体に拒否感を覚えるし、先生も嫌やし全部嫌みたいな」思いを語る中学3年生当時のレイさん 医師からは「適応障害」と診断。その後、国が定める「出席停止制度」を適用して“加害生徒の出席停止”を学校側に訴え続けましたが、認められませんでした。 そして迎えた卒業式の前日。レイさんは教育委員会に「せめて卒業式だけは出席したい」と直談判することにしたのです。 中学最後の日を安心して迎えることはできたのか?いじめと闘うレイさんの思いとは?
大阪府高槻市に住む高校3年のレイさん(仮名・18)。充実した高校生活を送っていますが、中学まではいじめに悩んでいました。 3年前、当時中学3年だったレイさんは15歳の誕生日を迎えていました。家族の前では笑顔を見せますが、このとき学校に通うことはできていませんでした。 (中学3年(当時)・レイさん)「学校の土地に入ることが嫌やった感じですね。学校自体に拒否感を覚えるし、先生も嫌やし全部嫌みたいな」 始まりは小学5年のとき。いじめられている友達をかばううちに、自分が標的に。集団で悪口を浴びせられ続け、学校に行けなくなったのです。 (母・麻衣子さん)「嗚咽。過呼吸のような感じで、ランドセルに準備をしながら泣き崩れていて、(学校に)行った方がいいと私も思っていましたが、その姿を見て『行かなくていい』って」 学校が仲介に入り、レイさんといじめた男子児童の間に「できる限り接触しない」という約束が交わされました。 中学には最初は普通に通っていましたが、半年ほどすると、小学校の時と同じ男子生徒からまたからかわれ始めました。 そして中学3年の10月に、教員の目の前で「殴りたい」「殺したい」といわれたことが決め手となり、再び不登校に。医師からは、いじめによる「適応障害」と診断されました。 (中学3年(当時)・レイさん)「吐きそうになるし、嫌悪感とかいろんなマイナスな気持ちが出てくる感じ」