中国が「長征7号改」の打ち上げに失敗 通信衛星「中星4B」を喪失

・ロケット:長征7号改(Long March 7A)遥十六 ・打ち上げ日時:日本時間 2026年8月10日 21時02分 ・発射場:文昌宇宙発射場 201号発射台(中国) ・ペイロード:中星4B(ChinaSat 4B) 中国国営通信社の新華社は同日、ロケットの飛行中に異常が発生し、打ち上げ任務が失敗したと報じています。2026年8月11日時点で、中国の宇宙開発機関や関連企業から正式な発表は確認されておらず、異常の原因や飛行状況の詳細も明らかになっていません。 現地で撮影された映像には、打ち上げから約85秒後に火球が生じ、機体が分解する様子が捉えられています。中国の宇宙開発を追う専門メディア「China in Space」は、映像などをもとに、打ち上げから約83秒後、第1段と4基のブースターが同時に燃焼している段階で異常が発生したと分析しています。なお、機体と中星4Bは失われ、南シナ海上空で飛行を終えたとみられています。

長征7号改の打ち上げ失敗は、2020年3月の初飛行以来、約6年5か月ぶりです。初飛行の失敗後は16回連続で打ち上げに成功しており、今回は同ロケットにとって18回目の飛行、2回目の失敗となりました。 China in Spaceは、原因究明が完了するまで長征7号改の打ち上げが停止される可能性を指摘していますが、2026年8月11日時点でCASCやCALT(中国運載火箭技術研究院)から飛行停止に関する公式発表は確認されていません。 原因究明の結果によっては、ほかの長征ロケットの打ち上げ日程に影響が及ぶ可能性もあります。 文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部 参考文献・出典 新華社 - 中星4B卫星发射失利 中国航天科技集団有限公司(CASC) - 长征七号A 中国国家航天局(CNSA) - 我国新一代中型高轨液体运载火箭长七A成功发射试验九号卫星 China in Space - ChinaSat Spacecraft Lost in Failed Wenchang Launch 財新 - 中星4B卫星发射失利 长征七号改火箭升空后爆炸解体 Go4Liftoff - Long March 7A | ChinaSat-4B

sorae編集部

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