【●虎将トーク】阪神・藤川監督、ホームのファンに1勝を…に「当然ですね」村上の魔の二回「本人は分かっていると思います」
四回終了後に選手交代を告げる阪神・藤川球児監督=甲子園球場(撮影・根本成)
(セ・リーグ、阪神2ー5広島、4回戦、2勝2敗、18日、甲子園)0・5差で首位広島を迎えた阪神が逆転負けで奪首に失敗。2点の援護を受けた二回、村上頌樹投手(26)が打者10人に5安打2四球で5点を奪われ、この回だけで54球を投じた。4回102球5失点で降板し、今季初黒星を喫した。「2番・遊撃」に小幡竜平内野手(24)、「8番・二塁」に中野拓夢内野手(28)を入れた打線は一回2死満塁からの前川右京外野手(21)の左前適時打による2点のみ。岩崎優投手(33)がベンチ入りメンバーから外れた。二回に自打球を受けた中野に代わって、五回の守備から高寺望夢内野手(22)が二塁に就いた。今季最多の観衆を集めた甲子園で1勝4敗となった藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=8勝7敗1分、観衆=4万2618人)。
ーー村上は粘られて決めきれない中で苦しくなった
「そうですね。本人は分かっていると思いますので。まあまあ、あのイニングは相手にうまくやられたというか、自分でも考えるところはあると思いますけど、糧にしてまた次のゲームに行くしかないですね」
ーー今後も対戦があるだけに
「対策はできると思います」
ーー二回は広島ベンチの意図を感じたか
「その辺りはどうでしょうかね」
ーー救援陣はゲームを作っていた
「そうですね、相手も右のエース(森下)ですからね。チャンスを待つというところでは、ゲームをしっかりと、そのあと、生きた状態で持ってきていたので、打線はハマれば得点になるし、というところですね」
ーーリードされると余裕を与えて難しくなるか
「そうですね」
ーー中野が途中交代
「自打球ですね。まあ、上(クラブハウス)に上がってからですね」
ーーホームのファンに次の1勝を届けたい
「当然ですね」