トランプ氏が再びプーチン氏批判、ロシアは6月2日の和平協議提案
[ワシントン/モスクワ/キーウ 28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、激化しているウクライナ紛争を巡り、ロシアのプーチン大統領への不満を再び表明した。一方で、対ロ制裁には消極的な姿勢を示した。
ウクライナ側は今のところ、この協議提案に同意していない。ウメロフ国防相は「われわれはロシアとのさらなる協議に反対しているわけではなく、協議が中身のないものにならないよう、また、戦争終結に実際に近づくことができるよう、彼らの『覚書』を待っている」と述べた。
<ヒートアップする戦争>
ウクライナ軍は28日、夜間に大規模なドローン攻撃を行い、ロシアの複数の兵器製造施設を攻撃したと発表。ロシアは防空軍がこれを撃退したと主張している。
一方、ロシア国防省は、同国の防空部隊が一晩で13以上の地域でウクライナの無人機296機を撃墜したと主張している。
また、ドイツ国防省は、ウクライナに対し約50億ユーロ(56億5000万ドル)の追加軍事支援を行うと発表した。
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As Moscow bureau chief, Guy runs coverage of Russia and the Commonwealth of Independent States. Before Moscow, Guy ran Brexit coverage as London bureau chief (2012-2022). On the night of Brexit, his team delivered one of Reuters historic wins - reporting news of Brexit first to the world and the financial markets. Guy graduated from the London School of Economics and started his career as an intern at Bloomberg. He has spent over 14 years covering the former Soviet Union. He speaks fluent Russian.