伝説のスマートウォッチ「Pebble」復活計画
待望の復活劇なるか?
スマートウォッチとはApple Watchのこと。そういわれるほどに市場シェアは偏っています。ほかにもGoogle(グーグル)やSamsung(サムスン)が出すモデルもありますけど、だれとも異なるオリジナリティあふれるスマートウォッチを使いたい人に朗報があります。
世界初とも言われるスマートウォッチ「Pebble(ペブル)」が復活するやもしれません。
スマートウォッチの真祖・Pebbleがオープンソースに
このほどThe Vergeは、Pebbleを生み出したEric Migicovsky氏とのインタビュー記事を掲載しました。いまもファンが多いPebbleのブランドは、Fitbitに買収されてしまいました。ところがそのFitbitも、Googleへ買収されて終えんを迎えています。では、Pebbleは、どこへ?
Migicovsky氏によれば、Googleは、Pebbleに関連した技術資産のオープンソース化へ合意。ソフトウェアがオープンソースに提供されることで、だれでも活用してPebbleスマートウォッチを製作可能になるほか、Migicovsky氏も自ら新製品を送り出す計画が進んでいるんだとか。
すでにPebble復活に向けたプロジェクトのrePebble.comが始動し、新会社の立ち上げも視野に入れられているそうです!
実はいまこそ求められているコンセプト?
PebbleがKickstarterのクラウドファンディングで注目を集めたのは2012年。E Inkの電子ペーパーディスプレイが採用されているため、とにかくバッテリもちがよく、いわゆる本物の腕時計に近いスマートウォッチのデザインが多くの人に支持されました。iPhoneでもAndroidスマートフォンでも使えることや、それほど高くない本体価格も魅力だったといわれています。
そんな少なからぬファンユーザーを集めたPebbleが、最後は身売りせざるを得なかった理由は諸説ありますけど、身の丈に合わない経営がつまづきの原因ともなった模様。次々と新モデルを出そうと無理をしたり、高級路線に舵を切ろうとして失敗したり。
ですが、その経験から学んだMigicovsky氏が、Pebbleのスピリットを継承しつつ再び世に送り出す新モデルは、意外とApple WatchにもGalaxy WatchにもPixel Watchにもない強みで、今度こそ大成功して返り咲くことになるやも…?
Source: rePebble.com via The Verge