中田璃士世界ジュニアSP実況訳「全てにおいて最高レベル。突出した演技」

四大陸の選手の実況を意訳している途中ですが、

世界ジュニアが始まったので男子SP3人を意訳します。

男子のSPは本当にすごい試合になりました。

ノーミス、PB、 SBの嵐で、特に最終グループは、

ジュニアなのにみんな知名度のある選手ばかりで、

しかもどの選手も金メダル級の演技で、恐れ入りました。

視聴者も四大陸より多い気がしたけど…気のせいかな。

さて、中田選手、中村選手、高橋選手のISU実況を一気に上げていきますが、

ざっくり訳を見直そうと思ったら、動画が消えていたので中途半端な仕上がりの部分もありますがご容赦ください。

■中田 璃士『Aroul』by タールビ・ブラザーズ

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次は日本代表、最後のスケーターです。日本の中田 璃士。

才能あふれ、自信に満ち、並々ならぬ情熱を持っています。

彼の父親はコーチであり、彼のヒーローでもあります。

父親は元チャンピオンです。

シーズンベストは81.55点。今、さらに上を目指します。

(演技終了。ガッツポーズを見て)

ああ、リオ・ナカタのリアクションを見てください。

まったくもって絶賛に値する演技でした。

公式練習でもこの輝きを見せていました。

グランプリ大会ではバンコクで2位、中国の無錫大会で1位になりましたが、

ショートプログラムは完璧とは言えませんでした。

しかし今夜ここで、全てにおいて最高レベルを披露し、まさに突出した演技でした。

彼の自己最高記録は81.55点ですが、

このプログラムでそれを上回るでしょう。

わぁお!(口あんぐり)

全てのディテールが絶妙なタイミングで実施され、

音楽に合わせた動きも見事でした。

スケートが素晴らしく表現され、シーズン最高のパフォーマンスを見せました。

さぁリプレイを見てみましょう。

演技の始めはトリプルアクセル。

躊躇することなく、エッジから全力で宙に飛び上がり

美しく浮遊感のある着氷です。

昨年はこの要素一つで10.63点を獲得しています。

ここでトリプルフリップ。

離氷と共にただちに回転に入り、スピードをキープしつつ素晴らしい着氷。

その勢いを保ったままコリオを続けます。

父親も彼を見守っています。うなずいていますね。

彼の目を見ると純粋に集中し、一切の迷いがありません。

プログラムの最後はトリプルトゥ+トリプルトゥ。

傾いた体勢から跳び上がり、空中での飛距離も素晴らしかった。

着氷前に拳を突き上げたのは自信の表れでしょう。

もう一度ご覧ください。最初のトリプルトゥのあと傾きましたが、右手の動きを見てください。

よし、決まった!

このスケーターは、エネルギーが溢れ非常にエキサイティングですが、

これまでエネルギーのコントロールに課題がありました。

しかし今夜は、全てを完全にコントロールしていました。

素晴らしい男子のショートでした。

これからフリープログラムが行われ、タイトルとメダルを狙うプレッシャーがさらに高まります。トップに食い込むために、競争は熾烈です。

結果はどうなるでしょうか。(わくわくしますね)

リオ・ナカタの点数です。86点のシーズンベストを獲得し、2位につけました。

最終グループのスケーターが次々にシーズン最高の演技を見せる中、

最終滑走で堂々と迷いのない演技をした璃士くんは、本当にすごかった!

フラメンココリオもキレキレだったし、

「俺はとんでもない量の練習をしてきたんだー」というのが全身から感じられました。

この演技なのに首位でなかっことにびっくりですが、

それだけレベルの高い試合ということですよね。

本人もフリーで逆転する心意気のようなので、応援あるのみ!

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