【巨人】阿部監督、6勝目の山崎伊織に「球数増えたけど、粘って粘っていいピッチングしてくれた。素晴らしい」

◆JERA セ・リーグ 巨人4―1広島(28日・金沢)

 巨人が広島を逆転で破った。先発の山崎伊織投手は7回途中まで投げ6安打1失点でセ・リーグのトップに並ぶ6勝目を挙げた。増田陸内野手が本塁打を含む2打点、初めて3番に起用された泉口友汰内野手が7回に4点目をたたき出す適時打など3安打猛打賞と若手が躍動。キャベッジ外野手にはNPB通算11万号のメモリアル弾となる7号ソロも飛び出した。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―広島に逆転勝利

「いやもう伊織が、球数ちょっと増えてしまったんですけど、なんとか粘って粘っていいピッチングしてくれたので。素晴らしいです」

―初回に増田陸、キャベッジの本塁打で逆転

「そうですね。あの2本ですぐ逆転できたんでね。チームが行けるぞっていう雰囲気を作ってくれたので、素晴らしいと思います」

ー増田陸は7回の適時二塁打も大きかった

「そうですね。最後あのファウルフライとってたらもっとかっこよかったですけどね。まあナイスバッティングでしたね」

ー泉口がプロ初3番で3安打1打点

「やっぱり勝負強さを兼ね備えているので、そういう意味も込めて。尚輝を5番に回したんですけど、色々試行錯誤してやっているので。良かったと思います」

―大勢が8回無死満塁をしのいだ

「本当に粘ってホームゲッツーも取れたし、結果的に0で抑えたので良かったと思います」

―これで北陸シリーズは1勝1敗。北陸のファンの声援は

「すごくありがたかったですし。災害とかあってね、少しでもこの僕らのプロ野球を見てね、多少なりとも勇気づけられたりとか、元気づけられたらいいなと思っていますので。勝ち越しはできなかったですけど、1つ勝てたってことで、これからもね、まだたぶん復旧してないとことかもあるかもしれませんし、活力にしていただけたらなと思います」

―2位浮上、30日から名古屋で中日と3連戦

「1日空きますけど、しっかりね、週末しっかり勝ち越せるように頑張りたいなと思います」

―山崎は両翼91・5メートルの狭い球場で丁寧に

「そうだね。結果的に序盤3回でもう60球ぐらいいってたから。どこまで行けるかなと思って見てたんで。しっかり自分の中で微調整したのか分からないけどね。しっかり立て直してあそこまでいってくれたんで。それをつないだ(中川)皓太も素晴らしいピッチングだったし」

―7回は無死一塁から代打増田大が送りバントを決めて追加点につなげた

「そうですね、最近ちゃんと形作ったりして、ああいう効果的にタイムリーが出たりしてるんで、そういうのでしかなかなか点は取れませんしね。連打連打っていうのはあんまりないので、コツコツとやっていこうかなと思っています」

―キャベッジがプロ野球11万号の場外ホームラン

「まあまあまあ。まあそういうメモリアルになってね。すごくいいホームランだったし、そのね、捕った方も素晴らしい記念になるんじゃないですか」

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